No.214 2001年9月号
8 住宅
住宅に住む一般世帯412,488世帯を住宅の所有関係別にみると、「持ち家」は188,476世帯と最も多く、住宅に住む一般世帯の45.7%を占めており、次いで「民営の借家」が177,565世帯(同43.0%)で、この2つで住宅に住む一般世帯の88.7%を占めています。「持ち家」は、前回に比べ22,452世帯(13.5%)の増加となり、総数に占める割合も1.5ポイント増加しました。
図9 住宅に住む一般世帯数の割合(平成12年)
表12 住宅に住む一般世帯の所有関係別状況の推移
1世帯当たりの延べ面積を住宅の所有関係別にみると、主世帯のうち最も広いのは「持ち家」で117.5u、次いで「給与住宅」が57.5u、「公営の借家」が50.4u、「公社・公団の借家」が42.9u、「民営の借家」が38.6uと続いています。「持ち家」は前回に比べ3.6u(3.2%)の増加となりました。また、1人当たり延べ面積はいずれの場合も前回より増加しており、「持ち家」では前回より3.6u(10.3%)増加して38.5uとなっています。
表13 住宅に住む一般世帯の所有関係別状況
住宅の建て方別住宅に住む一般世帯数をみると、「一戸建て」は前回に比べ5,264世帯(3.1%)の増加となったものの、総数に占める割合は低下し43.0%となっています。一方、「共同住宅」は32,044世帯(16.3%)増加し、総数に占める割合も55.4%と増加しました。「共同住宅」の中では「6階建以上」が前回に比べ20,571世帯(50.0%)と大きく増加しました。
表14 住宅の建て方別住宅に住む一般世帯数の推移