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更新日:2017年11月13日

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新鮮!金曜日-市場中継-「宮城の伝統野菜 曲がりねぎ」

平成29年11月10日金曜日放送分

手に持った曲がりねぎ

今日は寒くなったら食べたくなる冬の野菜、ねぎです。特にこちらの大きく曲がった形が特徴の曲がりネギについてご紹介します。

 

曲がりネギの特徴

<形や味>

おおきく曲がった形が特徴で、宮城の伝統野菜です。

普通の長ネギに比べて香りが強く、加熱すると甘みと柔らかさが増します。

 

<産地や時期>

曲がりネギは主に宮城県で生産されています。また、福島県や岩手県の一部でも生産されています。

一般的な長ネギと同様に、日に日に寒さが厳しくなってくるこの時期、10月~2月にかけて、1年の中で一番多く出回ります。

 

<曲がっている理由>

ネギ農家の方の畑にお邪魔して見てみると、はえている時はまっすぐに見えます。

実は曲がりネギは普通の長ネギと品種は一緒で、違うのは栽培方法なのです。

そもそもねぎは乾燥した砂地でよく育ちますが、そうではない土壌でも育つように開発された、特別な栽培方法が大正時代に確立しました。

その栽培方法によって、おおきく曲がったねぎになるんです。

曲がりネギ

 

栽培方法

まず最初は普通のネギと同じようにまっすぐ育てます。

そのあと一度掘り起こして、今度は斜めに傾斜を付けた畝(うね)に、寝かせるように植えて、その上に土を被せていきます。

そうすると、ネギはまっすぐ伸びようとして大きく曲がるんです。

このときネギに大きなストレスがかかります。そのストレスによって香りや甘みが普通よりも強いネギになるんです。

収穫も、普通であれば機械を使いますが、曲がっているネギが折れたり傷ついたりしないように、すべて手作業で掘り起こします。

 

収穫後の作業

外側の土が付いた皮をエアーで飛ばして一本一本きれいにします。

そのあとこちらも手作業で数本ずつ束ねていき、やっと出荷します。曲がりネギの生産者は家族だけでやっている農家がほとんどなんです。

一日に出荷できるのは、お邪魔したネギ農家では1200本ほどしかないそうです。

手間暇かけて大切に作られているんですね。

 

ネギの見分け方

曲がりネギも普通の長ネギも見分け方は一緒です。

  • 巻きがしっかりとしていて、葉先までハリのあるものを選びましょう。
  • 根に近い軟白部にツヤがあり、切り口や根がみずみずしいものを選びましょう。
  • 緑と白の境目がくっきりしているものほど、より丁寧に栽培されたとものとも言えます。

 

おいしい食べ方

農家の方においしい食べ方を聞いたところ、焼いて食べるのが一番ということでした。

加熱することで甘みが増し、鍋などで煮てしまうよりも食感を楽しめるそうです。

ということで、農家の方のお話を元に、料理を考えました。

「曲がりネギの味噌マヨチーズ焼き」

 

曲がりネギの味噌マヨチーズ焼き

香りと甘みの強い曲がりネギならではの風味を楽しめます。

<作り方>

  • ねぎは5cm長さで切り目を入れる。味噌とマヨネーズをまぜ、半分をラップに塗る
  • ラップの上にねぎをならべ、残りの味噌マヨを上にぬり、ラップをして10分なじませる
  • 耐熱容器にオリーブ油をぬりねぎを並べ上にチーズをかけてオーブントースターで焼き色が付くまで焼く

 

<材料>

  • 曲がりねぎ 2本
  • みそ 大さじ1
  • マヨネーズ 大さじ2
  • オリーブ油 大さじ2分の1
  • ピザ用チーズ 適量
  • 青じそ 適宜

 

農家の方々が、まっすぐな気持ちで作った曲がりネギを、みなさんぜひ沢山食べてください!

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