現在位置ホーム > くらしの情報 > 自然・動物・農業 > 中央卸売市場 > これまでの旬の話題を紹介します > もりすた!キッチン-「香りを楽しむ!旬のふき」

更新日:2018年5月12日

ここから本文です。

もりすた!キッチン-「香りを楽しむ!旬のふき」

平成30年5月7日月曜日放送分

旬のふき

今回おすすめする旬の食材は、ふきです。

東北でも広い範囲でとれるふき、今の時期旬を迎えて出荷が盛んなのは、宮城県南三陸町です。

 

山菜の宝庫・南三陸

南三陸というと海産物のイメージが強いかもしれません。

たしかに海に面していますが、実は南三陸町は三方を山に囲まれて町の7割が森林という土地柄です。そのため山菜の宝庫でもあるんです。

特に南三陸の気候は、ふき栽培に適していて、昔から栽培が行われてきました。日中は気温があがり、朝晩は冷え込むという気候のおかげで、ふきはみずみずしく柔らかくなります。

そして、ふきを収穫する人の中には、実は漁業者もいます。春先から始まるわかめの収穫が終わるころに、ちょうどふきの収穫が始まるんです。南三陸の人にとって、欠かせない産業でもあります。

今年は天候に恵まれ、例年より10日ほど早く出荷が始まりました。香りのよさが一番の特徴で、その香りを損なわないようになるべく農薬を使わない有機栽培で作っているそうです。

 

ふきの成長

そもそもふきはどのように成長するのでしょうか?

ふきは地下にある茎からのびてきます。

春先になると、まず、ふきのとうが生えてきます。実はふきのとうは、ふきの「花の芽」なんです。

そのあとで、別のところから、葉っぱが生えてきて、収穫できるくらいになるのが5月ごろです。

我々が「ふき」と呼んで食べている部分も、茎だと思いがちですが、実は違うんです。

茎は地下に生えている部分で、地上に見えているのは茎と葉をつなぐ葉柄(ようへい)という部分。ここをふき、と呼んで食べています。

 

選ぶときのポイント

鮮度

ふきは、たけのこと同じように鮮度が命で、時間がたつと香りも食感も悪くなってしまいます。

持ってみたときにこのようにピンとしているものが新鮮です。

持ったときピンとしているふき

時間がたつとしなっとしてしまいます。

さらに切り口が茶色くなっていないものを選んでください。

 

太さ

ふきは太すぎても細すぎても筋っぽくなってしまいます。

ちょうどいい見極め方は、親指です。

親指と同じくらいの太さのふき

親指と同じくらいの太さ、直径2cmくらいが一番食感が柔らかくおいしいふきと言われています。

 

体への効果

このふきの香りには、体にも嬉しい効果があるんです。

ふきの香りや苦みの成分はどれもポリフェノールの一種なんです。

このポリフェノールには抗酸化作用があるので、動脈硬化やがんの予防、アレルギー症状の緩和に効果があると言われています。

ふきの香りや苦みは、味わいのよさだけでなく体に良い効果ももたらします。

このふきならではの香りを存分に生かして、色々な料理に試してみてください!

お問い合わせ

経済局中央卸売市場

仙台市若林区卸町4-3-1

電話番号:022-232-8121

ファクス:022-232-8144