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更新日:2018年10月30日
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平成30年10月22日月曜日放送分
トマトといえば夏の印象が強いかもしれませんが、この時期もおすすめです。
今の時期は、10月頃にスタートするハウス栽培のトマトが出始めます。
栄養をたくさん吸収して玉が大きく甘いのが特徴です。
トマトは、ストレスを受けると糖度が高くなり、甘みが増します。
秋は天気が変わりやすかったり、寒暖の差が大きいなど、トマトがストレスを受けやすい季節なのです。
これから寒くなる季節、トマト鍋やトマトスープなどの煮物がおすすめです。
皮が厚めで玉が大きいため、煮崩れしにくいのが特徴です。
ミニトマトも、赤、オレンジ、黄など、食卓に彩りを添えるにはとても役立ちます。
甘くて栄養をたくさん含んだ秋のトマト、ぜひ食べてみてください!
この時期おすすめの野菜、果物をいくつかご紹介します。
今の時期の代表的な品種は早生ふじです。
外見、食味ともに、ふじに似ていますが、普通のふじよりも1か月早く収穫できる品種です。
しゃきしゃきの食感が特徴で、甘み、酸味のバランスがいいりんごです。
トキは王林とふじを掛け合わせたりんごです。
酸味は弱く、王林のようなコクのある甘みと、ふじのようなしゃくしゃくとした食感があり、2つのいいところが合わさった品種です。
九州産のみかんが市場に入荷されています。
仙台の市場に入るみかんは熊本、長崎の2つの産地が主流です。
7月中旬以降の干ばつ、高温、乾燥によりやや中玉傾向にありますが、昨年より糖度が高くなっているため、みなさんに美味しく召し上がっていただけると思います。
10月と言えばかかせない野菜のかぼちゃも入ってきています。
特濃こふきかぼちゃは、昨年から本格的に出回っている新しい品種です。
高級感、重量感があり、果肉の色も濃く、食感はほくほくとしっとりが共存しているなめらかな感じで、煮物に最適です。
これまでの品種よりも貯蔵性が高いので、貯蔵している間にデンプンが糖に変わってさらに甘みやほくほく感が増します。
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