ホーム > くらしの情報 > 自然・動物・農業 > 中央卸売市場 > これまでの旬の話題を紹介します > もりすた!キッチン-「旬の食材 戻りかつお」
更新日:2019年10月10日
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令和元年9月5日木曜日放送分
9月に入り、秋を感じる魚が増えてきました。
身の色が赤く、甘みが強くておいしいのが特徴です。
三陸のルビーといわれる閖上(宮城県名取市)の赤貝は、全国的にも有名なブランドです。
9月から入荷が始まり、冬にかけて増えていきます。
食感はプリプリとしていて、かめばかむほど甘みが出ます。
9月から11月が産卵の時期ですが、さけの栄養が卵にいってしまうため、脂がのった身を食べるなら9月が一番適しています。
さけに含まれているアスタキサンチンは、体内の活性酸素を除去するはたらきがあり、老化防止やがん予防に効果があるといわれています。
さけの卵ははらこ(いくら)と呼ばれ、カロリーが高いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、100グラムあたり272キロカロリーと、同量の豚ロース肉や牛バラ肉よりも低カロリーです。
気仙沼港の戻りかつお水揚げ量は、去年まで22年連続で全国1位を記録しています。
この時期は、漁場の水温も下がり、脂ののりもよくなっています。
戻りかつおは、初夏の初かつおに比べて脂質や脂肪酸が多く、脂がのっていて栄養価が高いのが特徴です。
おすすめの食べ方は、「かつおのたたき」です。
薬味を添えて食べるのが一般的だと思いますが、今回はそれ以外の食べ方を2つ紹介します。
かつおのたたきに塩をふりかけるだけですが、かつお本来の味を楽しめる漁師の定番の食べ方です。
鮮度のいいかつおを入手できたときは、ぜひ塩をふって食べてみてください。
マヨネーズに含まれるレシチンが、かつおに含まれるDHAの吸収を高めてくれます。
さっぱりとしたかつおを、とろっと楽しむことができる食べ方です。
今が旬の戻りかつお、色々な味つけで食べてみてください!
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