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更新日:2019年12月6日
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令和元年11月28日木曜日放送分
寒さが増してくるこの時期に、旬のお魚を紹介します。
東北の三陸沿岸、とくに仙台地方では、年越しに欠かせない、昔からご馳走として食べられていた魚です。
水揚げが安定し、11月中旬から入荷が増えてきました。
ぬめりの多い魚と書いて滑多かれいですが、このぬるぬるは、海の中を泳いでいるときはまだありません。
水揚げされたとたんに、ぬめり始めます。
ぬめりが多い方が、鮮度が高いといえるのです。
年末のなめたかれいは、価格が高騰します。
価格が安い12月初旬に購入し、煮付けにして冷凍保存しておくのもよいでしょう。
魚へんに春と書いて鰆(さわら)、春を思わせる魚ですね。
関東以北で水揚げが盛んで、12月から2月に旬を迎え、脂のりがよくなります。
春のさわらは、さっぱりとした味わいで、塩焼きや西京焼きにして食べるのが一般的です。
しかし、冬の東北のさわらは、東京の市場で人気が高く、脂がよくのっていて、まぐろの中トロのような食感が味わえます。
年末のまぐろといえば、青森の大間のまぐろを思い浮かべる方が多いと思いますが、同じ津軽海峡で水揚げされるまぐろを海峡まぐろと言い、非常においしいまぐろです。
青森の三厩や竜飛、北海道の戸井の漁港が有名です
夏はさっぱりとした味わいのまぐろも、冬は脂のりが良く濃厚な味わいが楽しめます。
寒さが増して旬の迎えた魚たちを、ぜひ食べてみてください。
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