ホーム > くらしの情報 > 自然・動物・農業 > 中央卸売市場 > これまでの旬の話題を紹介します > もりすた!キッチン-「旬の食材 まだい、にしん」
更新日:2020年3月21日
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令和2年3月5日木曜日放送分
3月に入り、春を感じさせる魚が入荷されています。
春のまだいは、桜鯛、花見鯛と呼ばれています。
3月は産卵を控えていて、脂が乗っている時期です。
鮮度がいいものは、鮮やかな赤い色をしています。
時間がたってくると、赤身が薄くなってきます。
全体的に白っぽくなっているのは、鮮度が落ちている証拠です。
にしんは、春告げ魚とも呼ばれています。
乱獲で漁獲量が減り、これまでカナダやロシアから輸入される冷凍ものが多かったのですが、稚魚の放流などで資源が回復し、3,4年前から国産が増え始めました。
にしんをおいしく食べるには、やはり塩焼きが一番です。
にしんは、水分が多く身がゆるいため、朝焼いて食べる場合は、前の晩に塩をふってキッチンペーパーで包み、冷蔵庫へ入れておきます。
塩分がじっくりと浸透して、雑味を取って身をしめて、うまみだけ残ります。
焼く前に酒をかけると、照りが出てふっくらと焼きあがります。
生にしんの塩焼きは、冷凍に比べて骨の身離れがよく、骨が多くて食べづらいという人にもおすすめです。
にしんは身がふっくらしているので、昆布だしでさっと煮るのもおすすめです。
冷ましながら味を含ませるのがコツです。
火を入れすぎるとパサパサになってしまうので気を付けましょう。
春を代表する魚のまだいとにしん、ぜひ食べてみてください。
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