ホーム > 市政情報 > ともに、前へ 仙台 ―東日本大震災に関する情報― > 東日本大震災仙台市追悼式 > 東日本大震災仙台市追悼式(令和3年度)を開催しました
更新日:2022年3月11日
ここから本文です。
令和4年3月11日、若林区文化センターにおいて東日本大震災仙台市追悼式を開催いたしました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、追悼式の内容を見直し、自由献花方式で開催いたしましたが、180名の方々にご参列いただきました。心から感謝申し上げます。
追悼の言葉
震災から11年が過ぎました。10年を一つの節目とするお声もありますが、自然の猛威により愛する方を失われた方々の心の傷は、たやすく癒えるものではありません。ここに改めて、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、哀悼の意を捧げます。
今も尚、大切な人を失われた方、住み慣れた街を離れお暮しの方など、様々な思いをお持ちの方々がおられることと存じます。私としましては、誰一人取り残されることなく、復興への歩みを進められるよう、引き続き、被災者やご遺族の皆様の心に寄り添ってまいる所存です。
来る次の津波から未来の市民の命を守ることを最優先に災害危険区域とした東部沿岸エリアでは、かつてお住まいだった皆様のお気持ちに応えるためにも、震災の記憶を語り継ぎ、豊かな自然を回復させることと併せ、皆様に誇りに思っていただけるような賑わいづくりに取り組んでおります。
こうした中、これまで観光果樹園などがオープンし、来月には温泉やレストランを備えた複合施設が開業を控える等、仙台の海辺に新しい魅力や賑わいが広がってきています。
また、沿岸部のせんだい3.11メモリアル交流館や震災遺構仙台市立荒浜小学校には、内外から多くの方々が訪れ、かつてこの地で営まれていた地域の記憶に触れています。これらの施設に加え、記憶の継承と災害文化の創造を通じ、災害を乗り越える力を未来につなげていくため、中心部震災メモリアル拠点についても、具体的な整備に取り組んでまいります。
近年、自然災害の発生や感染症の蔓延等、多くの脅威にさらされる世の中ではございますが、東日本大震災という苦難を、手を携えて乗り越えてきた109万市民の皆様とともに、本市を新たなステージへと引き上げる挑戦を続けていくことをお誓いし、追悼の言葉といたします。
令和4年3月11日 仙台市長 郡 和子
3月11日(金曜) 13時から16時
若林区文化センター(仙台市若林区南小泉1丁目1-1)
ホール内に設置した祭壇への自由献花
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.