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更新日:2017年12月19日

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「平成29年度仙台市危険物・高圧ガス事故防止連絡会」を開催しました!

目的

 危険物や高圧ガスを取扱う事業所における事故防止に向けた取組みの発表、有識者による講演、加えて行政機関からの情報提供を通じて、事業者、関係団体及び行政機関が情報を共有し、危険物・高圧ガス施設からの事故の発生防止や被害の低減を目的としています。

 

日時

ANAビジネスソリューション株式会社 中村氏 講演の様子

ANAビジネスソリューション株式会社  中村氏

平成29年11月17日(金曜日)

午後1時から午後4時30分

場所

仙台市宮城野区文化センター

参加者

関係団体7団体

危険物・高圧ガス事業者等 約300名

 

内容

事故防止連絡会は第1部「高圧ガスの部」、第2部「特別講演の部」、第3部「危険物の部」

構成として、他業種の事故防止に関する取り組み等を参考にしていただくため、各部の参加は自由としております。

今回の事故防止連絡会では、「ヒューマンエラーの低減」をテーマに、事業者からは日頃の取組みや活動等についてご紹介いただき、消防局からは事故発生状況及び事故事例について情報提供を行いました。

また、特別講演では異業種業態である航空機整備部門で長年にわたり取組み、培ってこられた「ヒューマンエラー対策」について、ANAビジネスソリューション株式会社参与中村氏から個々人の安全意識向上と人材育成、組織で取り組むべき対策等についてご講演いただきました。

 

事業所発表・特別講演

第1部 高圧ガスの部

「ヒューマンエラー低減について」  キリンビール株式会社仙台工場様
1.事業所・高圧ガス施設の概要
2.ヒューマンエラー低減
キリンビール株式会社仙台工場様 発表の様子

キリンビール株式会社仙台工場様

    • ヒューマンエラー概論

ヒューマンエラーとは

 意図しない結果を生じる人間の行為

ヒューマンエラーの種類 

 注意の不足、スキルの不足、ルール意識の不足

ヒューマンエラーの特性 

 どこでも起こりえる、被害が大きい、防ぎにくい・減らない、組織運営・経営の課題が、エラーとなって表に出る 

  • 取り組み事例

注意力向上

非定常作業前後にチェックリストを活用

非定常作業時の“戻し忘れ”防止

スキル向上

炭酸ガス噴出訓練

過去トラブル事例を用いたオペレータ訓練

意識の向上

職場行動基準の読み合わせ

ヒューマンエラー防止プロジェクト

その他の取組み

注意喚起のため指差呼称の徹底

ボタンカバー(押し間違い防止)

3.まとめ
  • ヒューマンエラー防止の考え方

“人間は不注意な動物であることいることを前提に考える。”

注意力を向上させるためのポイント

注意力は持続しにくい。

身体が不調なとき、ストレス・イライラがあるとき、注意力は低下する。

一点に注意を集中するほど、周りが見えなくなる。

  • ヒューマンエラーの低減に向けて

共通に万能な対策はない。ケースバイケースで対応するしかない。

作業者が一番分かっている。作業者が対策を考えることが効果的である。

間違えたことは、結果である。なぜ間違えたかを考えることが重要である。

徹底すべき内容を具体的に考えると、対策として効果的か判断できる。

本当に必要な対策は、時間をかけても提案を継続する。

現場の問題点はすぐに分かるかも知れないが、問題の捉え方はひとによって違う。

従って、解決策も当然違ってくる。

⇒ 解決策は、現場を知っている作業者・関係者が知っている。

したがって、お互いの思いを共有することが必要である。

情報共有が事故防止の鍵である。

⇒ 数人で考える(多面的に考える)ことが重要である。

 

第2部 特別講演

『ヒューマンエラー対策~「誰の責任か」ではなく「誰が防止できたか」~ 』

ANAビジネスソリューション株式会社 参与 中村恒徳様

 講演では、ヒューマンエラー対策について貴重なご講話をいただきました。

1.ヒューマンエラー対策についての基本的考え方

ヒューマンエラーをゼロにすることは出来ないが、その影響をコントロールすることは可能である。

2.ヒューマンエラー防止法
  • エラートレランス

事故や不具合を早期に発見して修正する方法

  • エラーレジスタンス

事故や不具合を起きにくくする方法

  • チームマネジメント

チームの一体感を醸成し、メンバー一人ひとりが活き活きと働く事でエラーを防止する。

 

第3部 危険物の部

「事業所における事故防止対策の取り組みについて」  株式会社金沢村田製作所仙台工場様
1.事業所・危険物施設の概要
2.ヒューマンエラー事故防止対策の取組み
  • 危険物管理活動(安衛、環境、防災活動)
株式会社金沢村田製作所仙台工場様 発表の様子

株式会社金沢村田製作所仙台工場 様

安全衛生環境防災委員会(毎月)

OHSAS、ISO14001 のマネジメントシステム

安全衛生・環境・防災教育訓練

ヒヤリハット/安全面談/ABS(安全防災5S)巡視

改善報告

  • ヒューマンエラー低減対策

指差呼称の徹底

復唱の徹底

作業標準に基づく作業の徹底

表示の徹底(バルブやスイッチへ表示、整備時は盤へ表示札)

撤去や計画停止機へ表示札

立会点検表による抜け防止の徹底

KYT実施による危険予知の徹底 月に一回KYTを実施(12回/年)(施設監視員全員)

教育 環境教育の中で危険物に関する教育実施(1回/年) 予防規程を利用した保安教育の実施(1回/年)

  • 防災活動について

日常点検、定期点検、総合防災訓練

震災発生時の被害状況の掲示および啓発朝礼の実施

防災教育の実施

消防用施設(設備)の規定化

災害事例・対策の水平展開

データベースによる化学物質の管理

  • ヒヤリハットの具体例と改善策
  • 安全衛生活動について

「安全の日」活動と内容の共有(毎月第3木曜日に職場毎の自主活動)

安全朝礼の実施(毎週木曜日)

安全面談の実施

安全巡視(ABS巡視)の実施(毎月1回の巡視)

安全体感訓練の実施

お問い合わせ

消防局危険物保安課

仙台市青葉区堤通雨宮町2-15

電話番号:022-234-1111

ファクス:022-234-1411