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最先端のインターネットサービスに関わる事業を展開

インターネットの広告オペレーション事業を展開

2008年6月に設立された当社は「メディア事業」、「インターネット広告事業」、「ゲーム事業」及び「投資育成事業」の4つの事業を展開しているインターネット総合サービス企業「サイバーエージェントグループ」に属しています。当社は沖縄県に本社を置き、「沖縄のインターネット産業の未来を創る」ことをビジョンに、コミュニティーサービスやゲーム、スマートフォン向けサービス、インターネット広告など、最先端のインターネットサービスに関する事業を展開しています。とりわけ、インターネットの広告オペレーションに注力しており、沖縄に在籍する約600人のスタッフのうち、約200人が同業務に就いています。残りの400人はインターネットテレビ局「AbemaTV」など、BtoC向けのサービスを提供しています。沖縄発のベンチャー企業として、お客さまへの高度で高品質なサービス提供に努めることはもちろん、次世代のインターネットサービス業界を担うリーダーの育成にも注力しています。

インフィード広告などのコンサルティングを担う高付加価値拠点として

仙台支社ではFacebookやLINE、Twitterなどのインフィード広告のオペレーションを手掛けています。2015年の開設当初は初歩的なオペレーションが中心でしたが、仙台支社開設とほぼ同時期の2014年11月に立ち上げたベトナムのホーチミン事業所へ、初歩的なオペレーションを移行し、仙台支社で働くスタッフのキャリアアップを後押しする狙いもあり、現在では「どうしたら広告効果があがるか」といったコンサルティングなどの高度な業務を担っています。

仙台へ進出を図る際には、首都圏近郊や北海道、九州などの都市についても検討を重ねました。最終的に仙台に決まった理由は人材面でした。他のエリアは既に人材獲得が激戦状態にありますが、教育水準の高い大学などがあり、優秀な人材が多い仙台には人材を確保する余裕があると考えました。また、仙台にはベンチャー思考を持っている若い人たちの受け皿が少ないというイメージもありましたので、ブルーオーシャン戦略的に進出を決めました。ただ、進出後には、起業などに関し、大学や学生、自治体、企業などが様々なイベントを開催していることを知り、地域としてベンチャー志向の若者が活躍できる土壌を形成しつつあると感じていますので、今後は地域とも連携し、仙台・東北のベンチャービジネスをさらに盛り上げていきたいと考えています。採用は仙台で行い、現在9割が中途採用です。一般的な業務ではないので、ほとんどの方が未経験でしたが、1～2週間の研修で全員業務に就いています。仙台の人材の優秀さを再認識させられました。仙台は、助成金などの支援も充実していますし、交通アクセスの良さも魅力です。私自身、1週間おきに仙台、沖縄、東京を行き来していますが、沖縄・仙台間の直行便があるのでとても助かっています。

新卒者を採用し、次代を担うリーダーの育成に努める

今後はコンサルティング業務など知的労働を増やし、当社在籍スタッフのキャリアアップにつなげていきたいと考えています。サイバーエージェントグループという看板はありますが、仙台に関してはまだ知名度が低いので、業務内容とスタッフの拡充を図り、地域貢献を果たしていきたいと考えています。

東北には、黙々と仕事をこなしていく職人気質の人材が多い半面、リーダーシップをとるようなベンチャー志向を持つ人材はまだまだ少ないように感じています。スタッフの拡充を推進するためにはマネジメントリーダーが必要となりますので、段階的に新卒者を採用し、次代を担うリーダーを育成していきたいです。

仙台は企業が進出するうえでのバックアップ体制も充実していますし、優秀な人材も豊富です。様々なポテンシャルを秘めた魅力的な街だととらえています。
（2017年3月取材）

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