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更新日:2017年4月17日

次世代のICT、IoTを活用した新たな技術を提供

マシンインテリジェンスロゴ

マシンインテリジェンス研究会

運営副理事長
岩本正美氏

9月に第一弾の成果を発表。全国から注目を集める

運営副理事長岩本正美氏

当研究会は2015年7月に設立されました。主な研究テーマはマシンビジョンの技術を用いたものづくりです。仙台を中心に画像技術の向上を目標として培ってきた技術を用い、ものづくりの現場で役立つ研究を進めています。ICT(情報通信技術)やIoT(全ての物がインターネットにつながることで構築されるサービス)の技術を活用し、工場等の導入はもちろん、ニーズ・シーズ調査を通じた企業のマッチングも実施。現在は39団体・企業が会員となっています。

2016年9月21日には、ダイカスト(金型鋳造法)分野で第1弾となる成果を発表しました。従来は職人さんの経験や勘などで温度や湿度を感じ取っていたため、製品にバラつきが出たほか、次世代の技術者への継承が難しいという問題もありました。当研究会ではIoTの技術を用い、ダイカストにセンサーを取りつけ、正確にデータを収集・解析できるシステムを開発。それらの情報を基に歩留まりの向上対策を解析できるため、全国のダイカストを扱うメーカーから注目を集めています。

他地域には見られない理想的な産学官連携を実践

マシンインテリジェンス研究会写真

仙台の魅力は、企業同士の連携が密接なことです。もともと、仙台の中小企業は1社ずつが素晴らしい技術を持っています。ただ、新たなものづくりとなると、複数企業の連携が必要不可欠といえます。その点、仙台の企業は絆意識が強く、ハードウェア、ソフトウェアを問わず、技術をシェアすることもあります。また、「うちではこの仕事を受けられませんが、○○さんならできます」「△△さんの技術はすごいですよ」など、営業面でもお互いを助け合っているのが特徴です。震災を経て他地域にはない絆の強さがより強固になったと感じています。

また、東北大学による支援も欠かせません。当研究会の会長を務める東北大学大学院情報科学研究科、青木孝文教授は困ったことがあれば本気で対応してくれますし、青木教授の持っている技術であれば、快く提供していただいています。そして、東北大学IIS研究センターには、大学と企業を結び、製品化に至るまでの協力をいただいています。その他の研究に必要な先生も紹介してくださいますし、企業の成長に本当に役立っています。

さらに仙台市の支援も力強く感じています。仙台市は東北大学IIS研究センターとともに、当研究会を設立する際のまとめ役はもとより、講演会に企業を招く際には橋渡し的な役割も担っています。現在、当研究会全体の集まりは年3~4回、ニーズ・シーズのマッチングは月1回程度行っていますが、東北大学と仙台市のバックアップでいずれもスムーズに進んでいます。

他地域には見られない理想的な産学官連携を実践しているのが仙台特有の強さではないでしょうか。

仙台進出を図る企業や工場などを全力サポート

製造している中で「歩留まりが悪い」と感じていたり、人件費などのコストの問題から中国を始めとするアジア圏に工場を進出し、生産拠点にされている企業も多いと思います。そのような企業の製造工程の改善、工場の国内回帰などのお手伝いをしたいと考えています。当研究会で手掛けているICTやIoTなどの技術を用い、自動化を推進、高い技術力で効率を上げていけば、トータル的にコストを下げることも可能です。

我々が目指しているのはものづくりです。研究を続けていく中で、技術力を磨いていかなければならない分野も見えています。研究分野は様々に枝分かれしていきますが、幹となる「ものづくりをしたい」という思いは常に1つです。

業種を問わず、仙台、東北に工場建設の予定がある企業などを全力でサポートしていきたいと考えています。
(2016年9月取材)

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