We Know SENDAI

ライフラインを中心に、多分野にわたるソリューションサービスを提供

自治体、ライフライン、自動運転など様々な分野でソリューションを展開

当社は、自治体や民間企業向けにソフトウェア開発、運用、保守を通じて、ITに係わる様々なソリューションサービスを提供しています。主に、自治体向けには住基・税・福祉等の基幹業務、戸籍、財務会計に関するソリューションサービスの提供や、民間企業向けには、エネルギー、製造、医療、流通等の様々な分野でソリューションサービスを提供しています。なかでもエネルギー分野では、全国の都市ガス事業者の約50％にご利用いただいています。また、製造分野では車載系組込ソフトウェアの開発を主力とし、EV（電気自動車）、FCV（燃料電池車）、その先に位置する自動運転の開発などを自動車メーカーや部品メーカーと共に推進しています。
当社の強みは、創業以来、様々な分野で培ったノウハウを活かし、お客様にワンストップソリューションを提供できることです。2017年には49期目を迎えることができました。

ミスが許されない業務を遂行する仙台開発センター

私が当初から企画、立ち上げに関わり、初代センター長を務めた仙台開発センターでは、車載電子制御系の組込開発を行っています。車のロボット化、電子化などの進化に伴い、ソフトウェアの量も増加を続けており、高級車では約100個のコンピューターが搭載され、自動運転となれば現行の2から3倍のプログラム量に膨れ上がります。人の生死に関りますので運転中に「アップデートをしてください」、「再起動してください」というわけにはいきません。当然のごとく厳しいテストが繰り返され、高いレベルにおいてミスが許されないわけです。そのような業務内容を円滑に進め、増加する仕事量に対応するため仙台へ進出しました。　
仙台に決めた一番の理由は、優秀な人材が多いことです。また、仙台市はソフトウェア、情報系に着目し、熱心な企業誘致を行っていますが、とりわけ、組込系に注力していることに惹かれました。キッカケは、10年ほど前に当社のシミュレーションを使ったモデルベース開発に興味を持っていただき、将来へ向けた人材育成の協力を要請されたことにはじまります。今回の進出は、育成した人材が仙台にとどまれるよう、企業誘致を進めたい仙台市と当社の方針がマッチングしました。東日本大震災などの諸事情もあり、進出できたのは2016年です。仙台開発センターでは、優秀な人材を集めるだけでなく、育成も行っていくという長期的なスタンスに立ち、採用を行っております。初年度は10月開設ということもあり、採用面で若干の苦労もしましたが、仙台市に企業プレゼンをする場の設定や大学とのパイプも取り持っていただき、次年度の採用は順調に進んでいます。地元採用はもちろん、仙台に戻りたいというUターン組も多いです。

様々な生活タイプにマッチするのも仙台の魅力

最先端の仕組みを取り入れた業務が当社の特徴で、「新しいものを創りたい」「楽しいものを創りたい」と思っているエンジニアの方々にメッセージを届け、「ずっと当社で働きたい」と思える取組みを積極的に推進しております。企業理念が「わくわく感を大切にする」ですので、常にわくわくした気持ちで仕事ができ、働きながら人間性も育てられる会社でありたいです。　
仙台は非常に住みやすい街です。地下鉄東西線もできてアクセスの良さも高まりました。家族と来ても安心ですし、子育てにもいい環境です。様々なタイプの人を受け入れる下地も備わっています。世界中がネットでつながっている現在、当社も群馬、栃木、ホーチミン、仙台で同時にウェブ会議を行い、海外を含めた多拠点で同時に情報共有を行っています。地代などのコストが首都圏などより低いのも魅力です。
（2017年8月取材）

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