現在位置 ホーム > 泉区トップページ > 泉区の紹介 > お知らせなど > 「動く区長室」を開催しました

泉区

更新日:2016年9月20日

ここから本文です。

「動く区長室」を開催しました

区長が地域に出向き、さまざまな活動をしている区民の皆さんと交流し、懇談する「動く区長室」。
今回は、大沢・泉ケ丘地区で田植踊を伝承している「大沢田植踊保存会」の皆さんと懇談しました。

  • 開催日時:平成27年11月12日(木曜)午後2時~
  • 開催会場:泉ケ丘コミュニティ・センター

大沢の田植踊について

  • 発祥は不詳ですが、江戸時代初期に仙台藩主(伊達忠宗公)から賞賛を受け、その褒美として着物の背中に「三枡(みます)に上」の紋、裾に伊達家の家紋にちなんだ「竹に雀」の模様の使用が許されたと言い伝えられています。
  • 男性が女性役の早乙女(さおとめ)を踊ることや、黒を基調とした衣装など、古い形態を残しているのが特徴です。
  • 昭和30年頃に中断しましたが、昭和56年に大沢青年会により復活。昭和58年に大沢田植踊保存会を結成し、現在まで継承されています。
  • 大沢の田植踊は、平成27年2月24日に宮城県の無形民俗文化財に指定されました。

八坂神社のお祭りでの奉納の様子

例年、七北田字大沢丸山にある八坂神社のお祭りで田植踊を奉納しています。
今年は10月18日(日曜)にお祭りが開催され、小学生の会員も一緒に参加して、日頃の練習の成果を披露しました。
右側の写真で、着物の背中にあしらわれている、三重の枡とその中の上の字が、「三枡に上」の紋です。

写真/扇子振り

大沢の田植踊 (扇子振り)

写真/太鼓打ち

大沢の田植踊 (太鼓打ち)

写真/早乙女の後ろ姿

早乙女役の女の子たち

懇談

大沢田植踊保存会から5人の皆さんにご出席いただき、復活の経緯や伝承への取り組み、課題などを伺いました。

復活の経緯

  • 復活のきっかけは、泉市から伝統文化復活の呼び掛けと助成があったこと。青年会で一念発起し、記憶をたどりながらよみがえらせました。
  • まずは実績をつくろうと、八坂神社のお祭りでの奉納やイベントでの演舞等を重ね、昭和62年8月に泉市の無形民俗文化財に指定されました(仙台市との合併に伴い、昭和63年3月に仙台市の無形民俗文化財に指定)。

伝承への取り組み

  • 平成10年頃に泉ケ丘小学校からお声掛けがあり、年に数回、授業を通して指導を始めました。以来毎年行っており、対象は概ね4~6年生です。
  • 月2回、伝統文化親子教室を開催し、希望する子どもや保護者に教えています。

課題

  • 後継者の育成が課題。核家族化等に伴って担い手が減少しています。
  • 米作りの環境が変化し、田植踊の所作の伝承も難しくなっています。
    昔は自分で田んぼに種をまき、そこから米作りがスタートしました。今は、ビニールハウスで栽培された苗を機械で田植えします。
    大沢には「種っこまき」という田植踊がありますが、保存会会員でも実体験がないために表現し難く、現在は踊り手がいません。

最後に

「同じように伝統文化の継承に取り組んでいる団体とネットワークをつくり、継承のコツなどを一緒に考えてみたい」と会長の髙橋さんは、今後への展望を話されました。
守区長は「保存会の皆さんが熱心に取り組まれているからこそ、受け継がれていることを実感しました」と話し、地域の宝が末永く継承されるようエールを送りました。

写真/懇談に参加された皆さん
懇談に参加された皆さん。
前列左が髙橋会長、中央が守区長です。

関連リンク

大沢の田植踊について詳しくは、「仙台市の指定・登録文化財」のページでご紹介しています。また、「泉なつかし写真館」や「いずみ史跡今昔物語」のページでも、田植踊や大沢地区のことなどをご紹介しています。

お問い合わせ

泉区役所区民生活課

仙台市泉区泉中央2-1-1 泉区役所本庁舎3階

電話番号:022-372-3111

ファクス:022-773-8823