更新日:2016年9月20日

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平成27年度のエコモデルタウン事業実績評価を実施しました

学識有識者からの意見聴取
平成26年の事業継続報告書が提出されたことから、平成27年度3月25日に平成27年度エコモデルタウン事業の事業実績評価を行いました。
今後のエコモデルタウン事業の事業性を向上させるため、学識経験者等からも意見聴収をした上で、事業者への提言を実施しました。

事業継続報告書と事業者への提言の概要は下記の通りです。
平成26年度は、4月~6月にかけて入居者が漸増しており、地域のエネルギー需要が安定していないことから、太陽光発電やガスコージェネレーション(都市ガスから電気とお湯を同時につくるシステム)などの稼働調整を行っています。

田子西地区

平成26年度の運用事業の概要(事業継続報告書の抜粋)

各エリアの電気使用量と発電状況

※下記のグラフは戸建て住宅の世帯、復興公営住宅の世帯の合計値です。
※戸建住宅エリアの世帯数は、4月は13世帯、5~8月は14世帯、9~3月は15世帯となっています。
※復興公営住宅は4月~6月にかけて168世帯が入居をしています。

戸建住宅エリア

復興公営住宅エリア

田子西戸建住宅エリア実績

田子西戸建住宅エリア実績

  • 電気使用状況は、戸建住宅と復興公営住宅ともに、東北電力管内の特徴である冬季の電力使用量が増加するという傾向がみられます。
  • 発電状況については、青線が太陽光発電、赤線がエネファームまたはガスコージェネレーションでの発電の推移を示しています。
    なお、総務省のスマートグリッド通信インターフェース事業による間接補助で施設整備を行っているため、発電した電気を売電することができない(田子西地区で発電した電気を地区以外の人に利用してもらうことができない。)ことから、発電した電気は、田子西の復興公営住宅エリア内で有効に活用をする必要があります。
    このことから、田子西の復興公営住宅エリアの電気需要に合わせて、計画的に太陽光発電を開始し、またガスコージェネレーションの稼働時間等を調整(※)しています。

※「調整」の内容
復興公営住宅エリアの需要電力が安定した7月からガスコージェネレーションによる発電を開始しています。地域のエネルギー需要と発電量を比較し、復興公営住宅エリアの需要電力が少ない9月~10月にはガスコージェネレーションの稼働時間を減らし、地域のエネルギー需要が増大し、太陽光パネルによる発電量が低下する11月~1月にかけては、ガスコージェネレーションの稼働時間を増やして発電量を増加させる調整をしています。

事業者への提言の概要

  • エネルギーマネジメントシステムを活用した新たなビジネスモデルや、地区全体のコミュニティマネジメントによる新規事業の企画など、エコモデルタウン事業のノウハウを生かした新たな事業や研究・開発等を検討すること。
  • 復興公営住宅エリアおよび戸建住宅エリアで導入した設備について、それぞれの特性を活用したエネルギーマネジメントを行い、エネルギーマネジメントの標準化に向けた取り組みを検討すること。

荒井東地区

平成26年度 運用事業の概要(事業継続報告書の抜粋)

荒井東復興公営住宅全体の電気使用量と発電状況

※荒井東地区は、平成26年度には南棟198世帯、平成27年度には新たに北棟101世帯、合計2棟299世帯の世帯に「電力見える化システム(HEMS)」を2年にわたって導入していくことから、今回は南棟約198世帯の電力使用状況等のみのご報告となります。
※4月~6月にかけて復興公営住宅へ入居を開始していることから、年度当初の電気使用量及び太陽光発電量は、参考値としてご覧ください。

復興公営住宅

荒井東運用事業実績

太陽光発電量は、6月以降、ほぼ日射量と同様の推移を見せていることがわかります。

〔参考〕時間ごとの使用電力量

2015年8月の30分ごとの南棟全体の電力使用量です。朝の6時~9時頃、夕方6時以降~夜9時頃が電力使用量のピークとなっています。

荒井東実績・時間ごとの電気使用量

事業者への提言の概要

  • これまでとは異なったビジネススキームの検討も行い、エネルギーマネジメント事業と合わせて、地域コミュニティ事業の拡張を検討すること。
  • 住民の行動に変化が生じると考えられる休日や地域コミュニティのイベント実施日など、エネルギー需要動向が変わるような特異日等を分析し、より効率的なエネルギーマネジメントが実施できないか検討をすること。

お問い合わせ

まちづくり政策局防災環境都市・震災復興室

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎2階

電話番号:022-214-8098

ファクス:022-214-8497