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防災・減災をめぐる国際的な動向-INTERNATIONAL

1990 国際防災の10年(IDNDR)スタート

目的:自然災害による人的損失、物的損害、社会的・経済的混乱について、
国際協調行動を通じて軽減すること

1994 国連防災世界会議(横浜)

「10年」の中間年にその達成状況を確認
「より安全な世界に向けての横浜戦略」を採択

横浜戦略の行動計画
  1. 防災の取組の重要性を政治レベルから一般市民レベルまで普及
  2. リスクアセスメント手法の開発
  3. 防災に関するメディア、科学技術、企業、NGOなど他分野の協力を推進
  4. 地域レベルでの防災協力の推進
  5. 後開発途上国における重点的な防災の推進

2000 国連国際防災戦略(ISDR)スタート

現代社会における災害対応力の強いコミュニティの形成と災害後の対応中心から
災害の予防・管理への進化

2002 持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグサミット)

持続可能な開発のための地球規模の課題を整理し、防災についても多数言及された、「ヨハネスブルグ実施計画」の採択

2005 第2回国連防災世界会議(神戸)

今後10年の国際社会における防災活動の指針となる「兵庫行動枠組2005-2015(HFA)」及び「兵庫宣言」の採択

兵庫行動枠組(HFA)
3つの
戦略目標
  1. 持続可能な開発の取組みに減災の観点をより効果的に取り入れる
  2. 全てのレベル、特にコミュニティレベルでの防災体制を整備し能力を向上する
  3. 緊急対応や復旧・復興段階においてリスク軽減の手法を体系的に取り入れる
5つの
行動計画
  1. 防災を優先課題に位置付け法制度・枠組みを確立する
  2. 災害リスクを特定・評価・監視し早期警報を強化する
  3. 知識・技術を活かし、教育を行い人々の防災文化を構築する
  4. 潜在的なリスク要因を軽減する
  5. 効果的な応急対応が取れるよう事前準備を強化する

2015 第3回国連防災世界会議(仙台)

HFAの後継となる新しい国際的防災指針である「仙台防災枠組2015-2030」と、防災に対する各国の政治的コミットメントを示した「仙台宣言」の採択

  • 中心テーマ:防災の理念-横浜戦略
  • 中心テーマ:防災の行動-兵庫行動枠組(HFA)

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