パブリック・フォーラムは、政府機関、地方自治体、NPO、NGO、大学、地域団体など、国内外の多様な主体による防災や減災、復興に関する取り組みを一般公開により広く発信するものです。会議期間中、さまざまなシンポジウムやセミナー、展示等が行われ、のべ15万人以上が参加しました。
より良い復興、新たな防災のあり方を展望することを目的に、国内外から著名なスピーカーを招き、「東日本大震災の経験と教訓を世界へ」をテーマとして5日間にわたってセッションを開催しました。
防災に関する知見を集約し、広く関心を高めるとともに、東日本大震災から得られた教訓や復旧・復興に向けた取組を共有することを目的に、多様な主体がシンポジウム等を行い、防災や復興の取組を発信しました。
震災で顕在化した課題へ多様な市民が取り組んだ活動の報告や、国際的に活動する団体と被災地との連携の事例に関するシンポジウムやワークショップ、展示などを行うとともに国内外の団体間の情報交換、交流を行いました。
男女共同参画の視点での支援活動や防災・減災に取り組んでいる様々な団体との協働により、連続シンポジウムを実施するほか、参加者が自由に訪れることのできる交流・情報スペースを開設し、ミニイベントや展示等を実施しました。
東北の被災県及び宮城県内市町村と連携し、東北の防災・復旧・復興に関する取り組みを展示し、震災の経験や教訓を世界へ発信するとともに、仙台・東北の未来を広くアピールするする「東北防災・復興パビリオン」や国内外の諸団体による防災・復興に関するブース展示を行いました。
「防災のひろば」では、消防車両の展示、音楽ステージ、多彩な展示ブースがあり、家族で楽しみながら、防災・減災について体験することができました。「国際交流のひろば」では、世界各国の料理を気軽に楽しみながら交流しました。
※防災のひろばのみ2015年3月14日(土)~15日(日)
災害時に役立つだけでなく,平時の快適性・経済性・環境性等の向上に貢献可能な防災関連技術・製品を展示。優れた防災技術の発信を通じて,世界の防災力向上と防災産業市場の拡大を図りました。