更新日:2017年7月26日

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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

 多くの場合、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染する病気で、平成25年1月国内において初めての症例が確認されています。
これまで西日本を中心に患者が確認されていますが、平成26年2月25日に国立感染症研究所から発表されたSFTSウイルスの国内分布状況調査結果において、宮城県内に生息するマダニからSFTSウイルスが検出され、またSFTSウイルス抗体陽性のシカが確認されたことが判明しました。マダニは全国的に分布していることから、山菜採りやレジャーなど野外で活動する場合は、マダニに咬まれないよう注意してください。

感染経路

 SFTSウイルスを保有するマダニにより感染します。多くの場合、マダニにかまれてウイルスに感染すると考えられますが、マダニに咬まれた痕が見当たらない場合もあります。
最近の研究では、SFTSウイルスに感染し、発症している野生動物やネコ・イヌなどの動物からSFTSウイルスが検出されています。そのため、SFTSウイルスに感染している動物の血液などの体液に直接触れた場合、SFTSウイルスに感染することも否定できません。

マダニ

 マダニ類は、固い外皮に覆われた比較的大型(吸血前で3~4mm)のダニで、主に森林や草地等の屋外に生息しており、市街地周辺でも見られ、全国的に分布しています。なお、食品等に発生するコナダニや衣類や寝具に発生するヒョウダニなど、家庭内に生息するダニとでは種類が異なります。

症状

 ウイルスを保有しているマダニに咬まれると、6日~2週間後に発症します。主に原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が中心で、時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こします。重症化した場合には死に至る場合があります。特に高齢者で重症化しやすいと考えられています。
現在、有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はありません。対処療法が中心となります。また、ワクチン等もありません。

予防、注意事項

マダニに咬まれないようにすることが重要です。特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。野外で活動する場合は次のことに注意してください。

  • 草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくする。
  • 直接草むら等に座ったり、衣服を置いたりしないようにする。
  • 帰宅後は入浴し体についたダニを洗い流し、衣服を着替える。
  • 皮膚にダニの刺し口らしきものを見つけた場合は、医師の診察を受ける。
  • 感染者の血液、体液、排泄物との直接接触を避ける。
  • 詳しいダニ対策については、
    ダニ媒介感染症(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)」をご覧ください。

SFTS以外の動物由来感染症を予防する観点からも、

  • 動物を飼育している場合、過剰なふれあい(口移しでエサを与えたり、動物を布団に入れて寝ることなど)は控える。また、動物のマダニは適切に駆除する。
  • 動物に触ったら必ず手洗いをする。
  • 野生動物は、どのような病原体を保有しているかわかないため、野生動物との接触は避ける。

その他詳しくは下記のリンクをご参照ください。

病気や予防方法は、主治医または最寄りの保健福祉センターにお問い合わせください。

青葉区保健福祉センター管理課 電話:022-225-7211
宮城野区保健福祉センター管理課 電話:022-291-2111
若林区保健福祉センター管理課 電話:022-282-1111
太白区保健福祉センター管理課 電話:022-247-1111
泉区保健福祉センター管理課 電話:022-372-3111

犬猫などの適切な飼い方等については、下記の動物管理センター(アニパル仙台)にお問い合わせください。

仙台市動物管理センター(アニパル仙台)へのリンク

お問い合わせ

健康福祉局健康安全課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎8階

電話番号:022-214-8029

ファクス:022-211-1915