更新日:2016年9月20日

ここから本文です。

第1章 計画策定にあたって

1.計画策定の背景

仙台市では,100万市民の健康づくりの基本計画である「いきいき市民健康プラン(平成14年3月策定)」において,「健康的な食生活と歯と口の健康づくり」を重点戦略の一つとして位置づけました。歯と口の健康は,食物の咀嚼のほか,食事や会話を楽しむ等による,生活の質(QOL)の確保の基礎となるものです。また,近年,歯周病と糖尿病などの全身の疾患との関係が明らかになるなど,歯と口の健康は全身の健康に大きく関与していることが分かってきています。生涯を通じて歯と口の健康を維持するためには,市民自らが歯と口の健康づくりに努めることが重要です。また,その取り組みを支援する関係団体,機関等が連携し,役割を果たしていくことで大きな効果が期待されます。
そこで,本市では,乳幼児期から高齢期に至る市民の生涯を通じた体系的・総合的な歯と口の健康づくりを推進するため,歯と口の健康づくりに関わる関係団体,機関の参加を得て,「歯と口の健康づくりネットワーク会議」を設置(平成15年11月)し,子どものむし歯予防や壮年期の歯周疾患予防,更には高齢者の口腔機能の維持向上に向けた具体策を検討するとともに,各関係機関,団体との連携を深めながら,実践的な取り組みを進めてまいりました。
平成22年度に,「いきいき市民健康プラン」が取り組みの最終年度を迎えるにあたり,各分野の達成状況について検討したところ,歯と口の健康づくり分野に関しては,改善を示す指標が多く,着実な成果が得られていることが明らかとなりました。特に「歯と口の健康づくり」分野の大目標である「80歳で20本以上、60歳で24本以上の自分の歯を有する人の割合」は,中間評価で,当初目標を達成したため、新たな目標値を設定しました。一方で40歳,50歳の進行した歯肉炎を持つ人の割合は横ばいに止まり、3歳児や12歳児のむし歯の有病状況は,減少傾向にあるものの,他の政令指定都市や全国平均に比べ良好とはいえない状況にあります。
これらの現状を踏まえ,平成23年度から開始となる「第2期いきいき市民健康プラン」においても「歯と口の健康づくり」を優先的に取り組んでいく重点分野の一つと位置づけ,特に,重点的に取り組む世代を「児童・思春期世代」としています。計画の着実な推進に向けて「歯と口の健康づくりネットワーク会議」の連携機能の更なる充実・強化を図ることとしています。
そこで,今後の取り組みをわかりやすく整理するかたちで,「仙台市・歯と口の健康づくり計画」を作成しました。

2.計画の位置づけと基本的な考え方

この計画は,乳幼児から高齢者まで,すべての市民が,自分の歯で美味しく食事をし,会話を楽しむための基盤となる「8020(80歳で20本以上の歯を保つ)」,「6024(60歳で24本以上の歯を保つ)」を達成することにより,豊かな生活を享受し生活の質(QOL)の向上を図ることを目標とします。
また,本計画は,本市が市民および関係団体,機関等と連携して進める「第2期いきいき市民健康プラン」の重点分野である「歯と口の健康づくり」を推進するための指針として策定するもので、以下の考え方に基づいています。

  1. 市民一人ひとりが自覚と意欲をもって,歯や口の健康づくりを実践するために取り組んでいく方向を示す行動指針とします。
  2. 市,関係機関・団体が歯科保健を推進するうえでの方向を示す活動指針とします。
  3. すべての市民に生涯を通して,必要な歯科保健サービスを提供できる体制の整備を考慮した計画とします。

3.計画期間

「第2期いきいき市民健康プラン」との整合性を図る意味から,初年度を平成23年度,計画期間を12年間とします。また、中間年(平成29年度)に計画の進捗状況を評価し,取り組みの体系や数値目標の見直しを行い,目標達成に向けた効果的な施策展開を図っていきます。

図:計画期間
〔第2期いきいき市民健康プラン 計画期間〕

第2章 取り組みの方向性とすすめ方

目次へ戻る

お問い合わせ

健康福祉局健康政策課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎8階

電話番号:022-214-8198

ファクス:022-214-4446