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| ■彫刻のあるまちづくり事業(第2期) | |
| 【杜の都の彫刻】作品一覧 | |
| Sculptures in the city of trees | 事業期間:平成元年度〜12年度 |
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1「Waving Figure(波貌)」 建畠 覚造 ステンレス700x140x140cm
作品のコンセプト発展と融和 私の現在の作品の傾向として波状形態をもとに考えた。 無限の上昇する形は発展を意味する。作品の鏡面は周囲の環境を映し融和する。たとえば、空は緑や地表や建物や人々の動き等を刻々に映し取る、季節や時間を微妙に反映し変化する、つまり、新しい彫刻としての環境性は野外モニュメントとして欠かすことのできない要素であると思われる。 建畠 覚造 |
| 2「晴朗な日」 Uncloudy Day 黒川 晃彦 ブロンズ3点 130x600x250cm
「晴朗な日」について アメリカの黒人音楽ゴスペル「UNCLOUDY DAY」より採りました。 これは私がいつか使いたいと考えていた題名で、今回設置場所に最適と考えます。 本来、天国について歌ったものですが、その一節に「晴朗な日の黄金の地」という歌詞があり、宮城の豊かな土地とイメージが同じものと感じました。 黒川 晃彦 |
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3「道香」 Michika(Scent of Paths) 掛井 五郎 ブロンズ123x270x142cm
仙台の街を南にしばらく行くと、昔の細い町並みにぶつかり、曲がったところの道端の隅にススキの穂が銀色に光り、風に揺らいでいた。田園の真中に、仙台農業園芸センターがあった。芝生広場に座って、沼を目の前にして、遠く広がる海岸の松林をぼんやり眺めていると、現代人の日毎の生活は、「何だろう」と考えさせられる。今こそ、激動する世界にあって、安心して、休んで、そして考える人間にこそ大切である。それを彫刻に表現したい。 掛井 五郎 |
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4「平和とやすらぎの広場」(道標・鳩) Plaza with Peace and Comfort 柳原 義達 ブロンズ15点、台座石伊達冠 25点、3,950m2
平和の鳩と言われる孔雀鳩一その孔雀鳩が文化都市仙台の台原森林公園芝生広場に、空から降りてきた。 今、この芝生の上にある美しい石の数々に、長く棲みつくことになった。 そして、人々がこの平和の鳩に触れることによって、平和を求めるみちしるべとなるだろう。 平和を求めるみちしるべは、人々のこころをやすらかにし、美しい心と静かな心がとけあうのである。 −この芝生広場は、そのような道標となりたい。 柳原 義達 |
| 5「梟の森 <月に吠える>」 Forest of owls 手塚 登久夫 花崗岩3点 332x156x121cm、243.5x130.5x78cm、176x118x88cm
ずいぶんと長い間、石に梟を彫り続けています。 少年の日々野鳥たちは、ぼくの友達だった。満開の桜並木の中を枝から枝へと花をついばんでいたヒヨドリやハナメジロたち。青白い月に照らされた柏の大木の枝に止まって、月に吠えていた梟たち。銀色に輝くすすきの海原を風を切って飛んでいたホオジロやカワラヒワたちよ。僕の愛すべき友達は何処にいってしまったのであろうか.そして、今、杜の都の古い石組の疎水と柳の大木のたたずまいの中でぼくの梟たちは月に吠えていた。まるで故郷の森に帰った様に。 手塚 登久夫 |
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6「逓−昨日・今日・明日−」 Delivery-Yesterday・today・tomorrow- 藤原 吉志子 ブロンズ750x360x350cm
一昨日から昨日へ、昨日から今日へ、今日から明日へと5千年分の昨日から、はるか向こうの明日に向かって人類の記録、地球の記録が配達されています。大切なことは、今日は昨日を丸ごとしっかり受け止める事、そして明日へ宛てて便りする事。 こうして21世紀へ、もっと未来へと「遺言」の配達は続いて行くのです。 「こんにちは郵便ですよ 今日もまた」 藤原 吉志子 |
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7「時の広場−Piazza del Tempo−」 Square of Time 吾妻 兼治郎 ブロンズ360x695x259cm
勾当台公園の円形花壇の空間を活発にするため、時計の指針の動きから発想して針のような先端鋭角の三角形態とし、先端を接地させた。作品の方角は制作地のイタリアのミラノを向くようにした。くり抜かれた三角形態の下面部を誰もがくぐり抜けてみたいと思うだろう。市民が彫刻の中に溶け込み、空間が生きてきて、円形花壇に回転運動が生ずる。時間が加わり、生きることにつながってくる。 針が動きだす夢のある広場、憩いの場となってほしい。時とは生きることだ。 吾妻 兼治郎 |
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8「旅人(羊飼い)」 A Traveler (A Shepherd) 池田 宗弘 真鍮400x270x210cm
我々が生きて行くことは、遠い道を行く旅人と同じである。 生まれた時から死ぬ時までの道がどのような道で、そこをいかに進んで行くのかを決定するのは、自分自身だ。様々な場にあたり、明日に希望を持ちつつ歩を進める。何が起こるか分からないこの道を皆が歩いている。 羊飼いは、荒野で生まれたばかりの小羊を背中の袋に入れて保護しつつ、相棒の犬と共に木陰で休む。小羊は次の世代を、犬は友情を、樹木は全ての生物にとって大切な自然とその恵みの象徴として構成した。 池田 宗弘 |
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9「子供の領分:夢見る時代」 Sphere of Children : Dreaming Time 小林 照尚 万成石・ブロンズ175x430x330cm
泉区役所前は、多くの市民が通るところです。そこの広場には樹木や花がいつもいっぱいで、緑の多い、広がりのある場所です。ついついのんびりと通りたくなる小径もあります。 そのような一角に設置するこの作品は、多くの子供たちやお母さん、その他たくさんの人々に見て、さわって、ごろごろと一緒に遊んでいただきたいと思います。 新しい世界を常に見つけ出してくる子供たちが創り出す夢見る時代(とき)を期待します。 小林 照尚 |
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10「天」 The clear blue sky 速水 史朗 アフリカ産黒花崗岩+どろかぶり石、香川県産花崗岩 400x380x40cm
広大な葛岡墓園に設置される彫刻「天」は、ここを訪れる多くの人々の心を悠久の世界へいざなうという構想で造られた。 4m×3.8mという彫刻本体の大きさは、この雄大な空間の中を引きしめ、丸くやさしい形体は、人々の心をなごませる。また、天空に向かって伸びた彫刻の中にある空間は、仙台市や市民の発展を象徴している。 そして、仙台の山々、特に太白山を彫刻空間に取り込むことが出来た。基台の部分は、香川県産の花崗岩を使い、大地から生まれた彫刻のように本体をひきたてていて、人々が彫刻に親しくふれられるように考えた。 また、彫刻本体の一部には、<どろかぶり石>を使用して讃岐と仙台を結ぶかけはしともなっている。 速水 史朗 |
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11「風景の記憶」 Memories of Landscape 新宮 晋 ステンレス 7.26m
初めて現場を訪ねる時、出来るだけ既成概念にとらわれることなく、真っ白なキャンバスに向かう画家のような、わくわくした気持ちで私は出かける。そこにしかない、私の創造力を刺激する何かを、発見出来るかもしれない。私は、そんな思いで七北田公園に出かけた。公園では、年配の男たちが、まるで少年のように夢中になって、紙飛行機を飛ばしていた。私は、ここにふさわしいイメージを求めて徘徊した。目に見えるものだけでなく、立ち止まり、目を閉じて、音や空気、匂いなどにも神経を集中しながら、想像してみた。すると、私が本当は知らない、ここの季節や、天候や、時間を捕え続ける装置のような作品のアイデアが、自然と浮かび上がってきた。 新宮 晋 |
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12「飛翔する鳥と少年」 Boy and Birds Flying 淀井 敏夫 ブロンズ 260.0×113.5×82.5cm
翼を大きく広げ、空を自由に飛び交う鳥の美しさと、鳥たちがもつ生命の不思議さにひかれ、私はこれまで丹頂鶴や鴎など、鳥をテーマにいくつかの作品をつくってきました。 緑豊かな美しい自然に囲まれた杜の都仙台の地にふさわしい作品をと考えた時、すぐに思いうかんだのは、飛翔する鳥たちの姿でした。 縄文土器をかかげる少年と、そのはるか上空を飛ぶ鳥たちに託して、悠久の時の流れの中での、昔も今も変わらない自由への憧れと未来への飛翔を刻みたいと思いました。 淀井 敏夫 |
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