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更新日:2022年1月20日
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新型コロナウイルス感染症の市内での感染状況などに関する定例報告会を開催いたします。
昨年11月に国が示した「新たなレベル分類の考え方」により、それまでの4段階のステージ指標が「レベル0」から「レベル4」までの5段階となりました。
それぞれのレベルごとの状況等は表のとおりですが、警戒を強化すべき段階であるレベル2については、その移行の指標および目安は都道府県ごとに地域の実状を踏まえて設定することとされていたところです。
県では、医療提供体制の負荷を測る指標として全県と仙台医療圏の病床使用率、感染状況を表す指標として直近1週間の新規感染者数を設定しました。その上で、県では早め早めに対策に着手するためレベル2を2段階に分けまして、「県民に対しリスク行動回避を呼び掛けるレベル」として目安を、使用病床率10%、直近1週間の新規感染者数を1日平均20人以上、「強い措置を検討するレベル」をレベル2+(プラス)としていますが、使用病床率20%、直近1週間の新規感染者数を1日平均50人以上と設定しております。会議において県内の状況は「レベル2」であると判断されております。
感染者数が増加していること、「レベル2」と判断されたことなどを受けまして、県民、事業者の皆さまへの要望内容が追加されております。
昨年11月から基本的な感染防止対策の徹底などの要請は継続しているところですが、飲食について「飲食店等を利用する際には,同一グループの同一テーブルでの5人以上の会食を避けること」、移動について「混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出を自粛すること。特に、緊急事態措置区域・まん延防止等重点措置地域など、感染が拡大している地域への不要不急の移動を自粛すること」、これらが追加されております。
その他の施設、事業者、大学等への要請内容ですが、業種別ガイドラインの遵守など感染防止対策の徹底について、こちらもこれまでの要請が継続されております。
新型コロナウイルス感染症は、全国的にも感染者が急増し、本市においても感染が拡大しています。感染拡大を防ぐため、本市も各般の取り組みを進めておりますが、市民の皆さまお一人お一人の意識と行動が何より重要でございますので、追加された要請内容も含めまして、引き続き、基本的な感染防止対策を徹底していただきますようよろしくお願い申し上げます。
今回は、いわゆるデルタ株の第5波の立ち上がり時点の1週間と、第6波の立ち上がり時点の1週間をちょうど月曜日から日曜日で区切って比較をしております。
第5波と立ち上がり時点と比べると、20代以下の若者の割合が当時は53%でありましたが、第6波の立ち上がり時点では72%と、若者の割合が2割近く増えています。
本市で公表しております感染者数を過去1カ月間の前週同曜日で比較しカレンダーにまとめたものです。年末年始を挟みまして、今年に入ってから前の週の同じ曜日を上回る状況が続いており、特に1月8日に2桁、それ以降ここ最近増え始めているということが分かります。
ただ、本市における現時点での感染状況としては、オミクロン株の流行で、他の都市ではかなりの伸びを示している状況が報告されているわけですが、今の時点ではまだそこまでいっていない。ですが3桁には到達しています。増え方がそこまで勢いがついていないという状況です。
第5波全体と1月18日までの第6波を比べております。陽性が判明して療養方針が決まった段階で患者の症状がどう違っているのかに着目したものです。
1月に入ってから確認された患者の状況を見ると、第5波と比べ軽症の方の割合が多くなっており、中等症以上を含め医師の判断で入院となった患者の割合はかなり少ないことが分かります。実際に入院になった患者の状況がどうなのかということなのですが、実数としては1月1日から18日までに実際に入院になった方は42名いらっしゃいます。そのうち肺炎像が見られた方は2人のみで、入院した方の中で重症化リスクを持っている方が18名ですが、第5波の状況との詳細な比較まではまだデータ数が少ないのでできていないのですが、入院調整に当たっている現場の感触といたしましては、やはりデルタ株の流行局面と比べますと症状が軽い方が今のところは比較的多い印象を受けています。ただ、一人一人見ると高熱が続いてなかなか治らないとか、ひどい咳がおさまらないとか、肺炎ではないのですがかなり症状がきつい方もいらっしゃるので個人差がだいぶ出ている状況です。
1月に入ってから1月18日公表時点で確認された陽性者407名のうち、ワクチンを2回接種し2週間以上経過した方は280名であり、陽性者全体に占める割合としては7割となっております。オミクロン株の流行が始まってから全国的に2回目接種後の感染例が相次いで報告されておりますが、本市でも同様の状況が確認されております。
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