報告会
新型コロナウイルス感染症の市内での感染状況などに関する定例報告会を開催いたします。
報告内容
1.保健所からの報告
資料1「【図1】仙台市新規陽性者数(陽性判明日別)」
(新規陽性者数について)2月18日のピークから下がってきてまた上昇に転じている状況ではあるのですが、直近の4月12日時点における新規陽性者数7日間移動平均は328.6人であり、前回報告時点(4月5日時点301.1人)より、27.5人(9.1%)の増加となりました。少しずつですが感染は拡大傾向にあるということでございます。
資料2「【図2】仙台市新規陽性者割合(年代別)」
前後1週間(の新規陽性者の年代別割合)を比較すると、あまり大きな傾向の変化はないのですが10代の割合が少し下がり30代の割合が少し増えている状況です。3月下旬から20代が全体の2割程度と全世代の中では最大の割合を占め、その次が10歳未満となっています。
資料3「【表1】前週同曜日比較(公表日ベース)」
今日は前週の同じ曜日よりも(新規陽性者数が)少し減っておりますが、トレンドとしては上回る状況がなお続いております。感染拡大が始まったのはちょうど1月下旬からと記憶しておりますが、すでに3カ月過ぎている状況です。なかなか収束が見通せない状況が続いております。
資料4「【図3】患者の療養状況(第5波との比較)」
1週間ごとに、新たに陽性が確認された患者の療養状況を比較しています。自宅療養者の割合が少しずつ減り、宿泊療養(の割合)がちょっとずつ上がっているというのが見て取れます。とはいうものの直近の自宅療養者数は1,848人で先週の状況から100人ちょっと増えているのですけれども、だいたい1,700から1,900人くらいで推移しているということで、なかなか下がっていかないような状況になっております。
資料5「【図4】年代別陽性者数と入院患者数」
年代別陽性者数と入院患者数について、1月1日から4月12日までの年代別割合です。60代以上の割合は全陽性者数の9%と変化はございません。年代別の入院患者数の割合については、61%が60代以上となっており、前回報告時点からさらに3ポイント減っております。
資料6「【図5】入院者数と仙台医療圏受入可能病床使用率」
第6波が始まった1月から直近までの期間で、入院者数の推移と病床の逼迫(ひっぱく)度合いについて週単位で整理いたしました。少しでこぼこはありますが、入院に至る方の数が急激に増えるといった状況は今確認されておりません。比較的目立つのはお子さんが高熱を出した、ぐったりしている、けいれんを起こしているといったことで、症状がちょっと心配で一晩入院をさせて様子を見て翌日帰すといった入院事案もございますので、比較的短期間での対応で済むケースが入院事案でも多いというのが今の状況でございます。仙台医療圏における入院者数についても、3月下旬以降は50人から60人程度で推移しておりまして、入院に関しては安定している状況が続いています。
資料7「【図6】ワクチン接種歴別陽性者数」
ワクチン接種歴別陽性者数についてです。2回目接種済みで3回目はまだ終わっていない方は総数で37万6千人ほどいらっしゃる中で、陽性になった方は累計で14,528人です。2回目接種のみ終了した方に対する割合は3.86%というデータになります。一方、3回目接種が終わって2週間経過した方で、陽性になった方は1,185人ということで、3回目接種終了後2週間経過済みの方全体で454,965人に対する割合は0.26%となっています。
資料8「【図7】オミクロン株BA.2系統疑い検出割合」
じりじりと(検出割合が)上がって今6割程度がBA.2系統の疑いという状況になっております。おそらくこのまま置き換わりが進んでいくのではないかと考えておりますが、週単位で新しいスクリーニング検査の結果が出ますので推移をチェックしていくことになります。
資料9「【表2】クラスター事例一覧」
昨日(4月13日)時点で10件のクラスターが認定されています。
報告資料
報告資料1(保健所)(PDF:1,859KB)
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