更新日:2020年12月1日
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令和2年12月1日
皆さん、こんにちは。仙台市長の郡和子です。
新型コロナウイルス感染症は全国的に拡大している状況でありますが、ここ仙台でも連日のように新たな感染が確認されております。また、クラスターの発生数も増加している状況にあります。これから季節性インフルエンザとの同時流行も懸念が広がります。
そこで今日は、改めて冬場における感染対策のポイントについて考えてみたいと思います。こちらのフリップをご覧いただきたいと思います。
季節性インフルエンザは、1月から3月上旬にかけて流行のピークを迎えます。ですから、できれば12月中旬までにインフルエンザの予防接種をお願いいたします。ご高齢の方がインフルエンザの予防接種を受ける際には助成制度もございますのでぜひご利用いただきたいと思います。
換気は1時間に2回、窓を全開にして行うよう推奨されているのですけれども、東北の冬はさすがに厳しいですよね。常に窓を少し開けておいて室温を保ちながら換気をすることでも、効果があると言われています。
空気が乾燥して湿度が下がってまいりますと、ウイルスが飛散しやすくなるうえに、のどの粘膜の動きも弱まってまいります。加湿器を使ったり、洗濯物を室内に干すなどして、湿度40パーセント以上を目安に加湿してほしいと思います。
寒くなりますと、お出かけ先が屋内に集中しがちです。人が混み合う時間帯を避けるなど、感染リスクを下げる工夫をしてお出かけしてください。
大人数や長時間におよぶ飲酒・飲食・カラオケは感染リスクを高めます。できれば少人数・短時間で、普段から一緒にいる人と、お酒は少量、ということをお願いいたします。伊達武将隊の皆さま方で「飲み会での注意点をまとめた動画」も作成いたしました。ぜひ、せんだいTubeでご覧ください。
年末年始については、人の移動が集中しないように、時期をずらして帰省あるいは初詣などに、ご協力いただきたいと思います。ご家庭でも年末年始の過ごし方について話し合ってみてください。
体調が「いつもとちょっと違うな」と感じたときには、無理をせずお家で休んでいただきたいと思います。風邪の症状と新型コロナウイルス感染症の症状はよく似ています。早めに医療機関を受診しましょう。
冬場における7つのポイントをお話いたしましたけれども、基本的な感染対策である「マスクの着用」「人との距離を保つ」「3密を避ける」の徹底と、「大声を出さない」ということも大切です。
これからの寒い季節も気を引き締めて感染対策を徹底して、感染症から身を守っていきましょう。
令和2年12月1日
仙台市長 郡 和子
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