ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長室へようこそ > 市長動画メッセージ > 新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ 大事な人を守るために ―家庭内の感染対策のポイント―(令和3年1月22日)
更新日:2021年1月22日
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令和3年1月22日
皆さん、こんにちは。仙台市長の郡和子です。
仙台市では、市民の皆さんに新型コロナウイルス感染症の発生状況などをお知らせするために、この1月から毎週「仙台市週報」をホームページで公開しています。1月15日の週報(PDF:1,360KB)では、仙台市感染制御地域支援チームの専門家の皆さま方から「家族等での感染が増えていると考えられる」とのコメントを寄せていただきました。
もしご家族の誰かが感染が疑われる状況がでてきた場合、どうしたらいいのでしょうか。そこで今回は「家庭内での感染対策ポイント」についてお話をいたします。
新型コロナウイルス感染症の症状は、無症状から重症まで幅広いのですが、発熱や咳、鼻水といった風邪に似た症状が多く出ています。かかりつけ医や受診・相談センターに、症状がおありの方は相談をされて、早めに受診することを心がけてください。
また、「ちょっと体調が悪いな」という段階から、これからお話をする7つのポイントについて気を付けていただくことで、家庭内での感染を防ぐことができます。
それでは、7つのポイントを見てまいりましょう。
体調の悪い方や感染が疑われる方は、食事や寝るときも別室で過ごして、できるだけその部屋から出ないようにいたしましょう。部屋を分けられないときには、仕切りやカーテンなどを利用してください。
特に持病のある方は、体調の悪い方のお世話をするのはできるだけ避けてください。
同居される皆さんたち全員がマスクを着用いたしましょう。マスクを外した後はせっけんでの手洗いやアルコール消毒をしましょう。
小まめにせっけんで手を洗ったりアルコールで手指消毒をし、洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしましょう。共有スペースや他の部屋も換気扇を回すか、常に窓を少し開けて、室温を保ちながら換気をしましょう。
ドアの取っ手など、よく触れる場所や、トイレ・洗面所などは小まめに清掃・消毒をしましょう。タオルや食器などは、共用しないようにしてください。お風呂は体調の悪い方を最後にして、使用後は浴室をシャワーで流し、換気をしましょう。
下痢や嘔吐などの体液で汚れた衣服や寝具を取り扱う際は、手袋とマスクを付けて、一般的な家庭用洗剤で洗濯をし、完全に乾かしましょう。
鼻をかんだティッシュやマスクなどはすぐにビニール袋に入れ、密閉して捨ててください。
それから、体調が悪い方は外出を避けて、定期的に熱を測るなどの健康観察を行い、メモを取るようにしてください。また、同居されている方も熱を測るなどの体調を観察し、不要不急の外出は避けましょう。
緊急の場合はためらわず119番をし、救急車を呼んでください。
今、ご説明した内容については、2月号の仙台市政だよりでも掲載をしますので、ぜひ、そちらもご覧ください。
お住まいの間取りや家族構成など、それぞれのご家庭で事情は異なりますけれども、ぜひ、ご家族の感染が疑われる場合は、この7つのポイントを、できるだけ取り組んでいただきたいと思います。
あなたご自身、そして、大切な身近な方々を守るために、皆さんのご協力をお願い申し上げます。
令和3年1月22日
仙台市長 郡 和子
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