ホーム > 新型コロナウイルス感染症特設ページ > 新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ > その他の市長メッセージ > 宮城県知事・仙台市長共同記者会見における市長メッセージ(3月18日)
更新日:2021年3月18日
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本市の新規感染者数は、ここ連日、12月の厳しい状況をさらに超える勢いで感染者の数が判明しています。これから年度末・年度初めという、本市では1万人を超える人の移動が発生する時期を迎えるにあたり、今後、更なる感染の拡大、そして、医療体制の逼迫が懸念されるという、大変厳しい状況に置かれています。
本市ではこれまで、感染の早期発見、早期抑え込みのため、仙台市医師会との連携の下、PCR検査等を実施してくださる民間医療機関等の数を広げてまいりました。2月の時短要請解除後のリバウンドとも呼べる状況下では、医療機関で陽性が判明する事案も多く見られています。
このような中、今回の感染増加において、特に、数多くの勤務場所、飲食店等が所在し、県内外から多くの人々が訪れ、働かれているなど、人の動きが多い青葉区では、調査すべき施設、店舗等の数が急増しているのが実情です。保健所の対応として最大限努力して臨んでまいりましたが、このリバウンド状況を何としても抑え込むため、この度、国や県に職員派遣をお願いしたところであり、今後順次、応援に加わっていただく保健師や看護師の皆様とともに、感染の連鎖を断ち切るための調査に全力を挙げてまいります。
市民の皆さまも、引き続き、保健所から積極的疫学調査のお願いがあった際には、何卒ご協力いただきますよう改めてお願い申し上げます。
また、繁華街における集中検査、市中におけるモニタリング検査など、新たな対策を国、県とともに実施し、市中の感染状況の把握とより効果的な対策を検討、実施してまいる考えです。
営業時間短縮の要請は、1年以上に及ぶコロナとの闘いで疲弊している地域経済にとって、受けるダメージも大きく、でき得る限り避けたいと考えています。しかしながら、病床が逼迫する兆しが出てくれば、再び営業時間の短縮をお願いせざるを得なくなります。
市民の皆さま、事業者の皆さまには、是非とも、お一人おひとりの行動がこの危機的状況を打開するための鍵であることを強く心にとどめていただきたい。会食における細心の注意をはじめ、感染防止の基本的な取り組みを徹底いただき、それぞれができる最大限の努力とご協力をしていただくよう、重ねてお願いいたします。
令和3年3月18日
仙台市長 郡 和子
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