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更新日:2016年9月20日

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メキシコで仙台七夕が飾られました

平成23年11月13日、メキシコシティにある日墨会館で行われた「秋祭り」において、仙台市立連坊小路小学校で作成された七夕飾りが、仙台七夕独自の七つ飾りについての説明やメッセージなどとともに飾られ、来場した約7,000人の人々の目を楽しませました。

「メキシコにもぜひ七夕まつりを根づかせたい」というメキシコ宮城青葉会の方々の熱い想いがきっかけとなり、約1か月の船旅を経て送られたこの七夕飾りは、連坊小路小学校の七夕クラブをはじめとする児童の皆さんが「星に願いを」というテーマで制作し、平成23年8月に地域商店街の七夕まつりで飾られていたものです。
そのほか、会場には、仙台市立根白石小学校の七夕飾りも展示されました。

仙台・宮城とメキシコの間には深い繋がりがあります。江戸時代に、伊達政宗の命を受けた支倉常長がローマへ向かう途中で立ち寄ったという歴史的経緯から、仙台市とアカプルコ市が姉妹都市提携を結んでいるほか、明治時代には、ラテンアメリカへの移民のさきがけである「榎本殖民」に仙台市を含む宮城県出身者が参加し、メキシコにおける殖民地存続において中心的な役割を果たしました。

今回、メキシコへ送られた七夕飾りは、在メキシコ日本大使館のレセプションや、現地学校において展示され、また、現地の方々が今後七夕飾りを作成する上での見本としても活用される予定です。仙台・宮城とメキシコの間でこれまで積み重ねられてきた交流の歴史の中に、色鮮やかな仙台七夕が加わり、より一層の交流推進が期待されます。

この事業は、財団法人自治体国際化協会(外部サイトへリンク)の助成を受けて実施しました。

仙台市・連坊小路商店街

平成23年8月 仙台七夕(仙台市・連坊小路商店街)で飾られた連坊小路小学校の七夕飾り。これらが、メキシコへ送られました。

日墨協会秋祭り

平成23年11月 日墨協会秋祭り(メキシコシティ)での展示の様子。多くの来場者の方にご覧いただきました。

日墨協会秋祭り

平成23年11月 この飾りには、東日本大震災の鎮魂の祈りと復興への願い、支援に対する感謝など様々な想いがこめられています。

天皇誕生日祝賀レセプション

平成23年12月 在メキシコ日本大使館における天皇誕生日祝賀レセプション(メキシコシティ)においても飾られました。

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