更新日:2016年9月20日

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仙台市教育振興基本計画(第4章その6)

人とまちが輝き合う『学びのまち・仙台』を目指して

第4章 今後5年間の取組の基本的方向

基本的方向3 市民一人ひとりの学びの機会と活動を広げる

すべての市民が生涯を通じて学び、自己を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、充実した多様な学びの機会を提供するとともに、市民の主体的な学びを支えていくことが求められています。

例えば、読書や文化・芸術、スポーツに親しむこと、さらには、仙台の歴史や文化を知ることなどは、年齢にかかわらず文化的・健康的な生涯を送る上で重要な要素となります。

環境問題や防災・防犯など、現代社会が直面する課題に関することを、子どもから大人まで、そのライフステージに応じて学ぶことも大切です。

これらに対応した学びの機会を創出していくためには、学校や社会教育施設(※)だけではなく、大学や民間企業も含めた様々な学びの資源をつなぎ合わせていくことが必要となります。

このような学びの機会と活動を、多くの場において広げていくことを目指します。

※教育委員会所管の社会教育施設

博物館、科学館、各図書館、各市民センター、泉岳少年自然の家、天文台、せんだいメディアテーク*、大倉ふるさとセンター、歴史民俗資料館、富沢遺跡保存館、縄文の森広場

(施策の方向)

市民一人ひとりの学びの機会と活動を広げる

  • (1)社会教育施設の機能の充実
  • (2)読書活動の推進
  • (3)文化・芸術に親しみ活動する機会の充実
  • (4)地域スポーツ活動の充実
  • (5)仙台の歴史と文化の継承と発信
  • (6)現代社会の課題について学ぶ機会を広げる
  • (7)学び直しや新たなチャレンジへの支援
  • (8)多様な連携による多彩な学びの創出

(1)社会教育施設の機能の充実

(動向と課題)

  • ライフスタイルや地域における課題の多様化、市民活動の広がりなどに伴い、学びに対する市民や社会のニーズはますます多岐にわたり、かつ専門的になってきています。
  • 市民センターや図書館などの社会教育施設においては、このような時代の変化に応じるとともに各世代の特性も踏まえながら、その機能を充実させていくことが求められています。

(基本的施策)

  • 【1】それぞれの社会教育施設において、その専門性を生かし、新たなニーズにも対応した学習資料の充実、魅力ある展示の実施などを図るとともに、市民がこうした学びの機会に関する情報へ容易にアクセスできるよう、適切な情報提供に努めます。また、市民や専門家等との協働により、震災被害や復興に関する記録を収集・保存し、集積されたデータの幅広い活用を図ります。
  • 【2】市民や社会のニーズに応える多彩な学習プログラムを開発するとともに、社会教育施設での学びを支えるボランティアの育成や活動の支援を進めるなど、社会教育施設の機能の充実を図ります。
  • 【3】社会の変化や市民のニーズに迅速かつ柔軟に対応するとともに、積極的に市民、地域と連携を図ることができるよう、専門性やコーディネート力など、社会教育施設の職員に求められる力量の向上を図ります。

(2)読書活動の推進

(動向と課題)

  • 読書には様々な楽しみがあり、人生を豊かにするだけでなく、人生をより深く生きる力を身に付けるために欠くことのできないものです。また、読書がもたらす楽しい時間や心の安らぎ等は、震災からの心の復興にもつながります。子どもたちの活字・読書離れが指摘される中、子どもたちが楽しみながら読書に親しみ、豊かな人間性を育むことのできる環境づくりが求められています。
  • また、市民や地域の課題解決を支援する役割や、すべての市民が、どこに住んでいても、必要な情報や資料に等しくアクセスできる情報提供拠点としての役割などが図書館に求められています。

(基本的施策)

  • 【1】絵本を介して親子のふれあいを深める楽しさや大切さを伝えるメッセージやアドバイスとともに、乳幼児に絵本との出会いを届ける方策について、市民、事業者、行政の協働による実施を図ります。また、図書館や市民センターにおける読み聞かせボランティアの養成、おはなし会の充実など、乳幼児期からの読書活動を推進します。
  • 【2】学校図書館の地域への開放、図書館職員やボランティアによる学校でのブックトーク*の実施など、地域、学校、図書館等の連携により子どもの読書活動を推進するとともに、図書館と子ども読書にかかわる人・情報・サービスとのネットワークの拠点として、泉図書館子供図書室の機能の充実を図ります。また、震災により不安を抱える子どもたちの心のケアの視点に立った取組を進めます。
  • 【3】図書館におけるレファレンス*機能や情報提供機能を充実させるとともに、地域の身近な施設で図書館サービスを提供する仕組みづくりや、図書資源の適正配置の検討を進め、どこに住んでいても情報が身近に届く図書サービスの充実を図ります。

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《*を付した用語の解説》用語をクリックすると本文に戻ります

  • せんだいメディアテーク
    ギャラリーやシアターなどの施設を備えた美術や映像文化の活動拠点であると同時に、すべての人々が様々なメディアを通じて自由に情報のやりとりを行い、使いこなせるようにお手伝いする公共施設。市民図書館との複合施設。
  • ブックトーク
    子どもたちや成人の集団を対象に、特定のテーマに関する一連の本をあらすじも含め解説を加えながら一つの流れができるように順序良く紹介し、本への興味を起こし図書の利用を促進することを目的に行う活動。
  • レファレンス
    何らかの情報あるいは資料を求めている図書館利用者に対し、図書館職員が情報そのものあるいはそのために必要とされる所蔵資料を検索、提供することで支援するサービス。

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お問い合わせ

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仙台市青葉区上杉1-5-12 上杉分庁舎12階

電話番号:022-214-8857

ファクス:022-261-0142