児童生徒に対して効果的で生き生きとした学校教育を行っていくためには、教員がワーク・ライフ・バランスを保ちながら自身の資質・能⼒の向上に取り組めるようにすることが大切です。教員の時間的・精神的なゆとりを確保し、学校現場を持続可能で魅力的な環境に変えていくため、学校における働き⽅改⾰に取り組んでいます。

主な取組

働き方改革取組指針の策定

これまで実施してきた働き方改革の取組を精選し、令和4～6年度の3年間で重点的に取り組む対策として取りまとめるとともに、達成すべき数値目標を盛り込んだ働き方改革取組指針を策定し、学校と連携しながら働き方改革の推進を図っています。

※「働き方改革 令和4年度~令和6年度 取扱指針」（PDF：1,975KB）

働き方改革事例集の改訂

各学校における働き方改革の取組を整理した事例集を改訂しました。各学校に周知、活用の呼びかけなどを行い、教職員の勤務や職場環境の改善に取り組んでいます。

※「働き方改革事例集 改定版」（PDF：1,478KB）

学校における人員体制の充実

教科担任や少人数指導など教員数の充実に努めるとともに、教員支援体制の構築のため、部活動指導員やICT支援員、スクールロイヤーなど、さまざまな分野での専門⼈材の活⽤を進めています。

夏季学校休業日の導入

休暇取得を促進するため、夏季休業中に期間を定めて当番出勤を行わない学校閉庁日を導入しています。

校務⽀援システムの導⼊

校務の負担軽減を図るため、学校運営に係る情報や児童⽣徒の基本情報を効率的に⼀元管理する校務⽀援システムを導⼊しています。

事務処理の削減

学校給食費の公会計化など、教員が教育活動に専念できるよう事務処理の削減を図っています。

電話⾃動⾳声案内の導⼊

保護者や地域の皆様からご理解をいただきながら、夜間や休⽇等の電話⾃動⾳声案内を全ての市⽴学校で導⼊しています。

35人以下学級の拡充

教員が児童⽣徒と向き合い、きめ細やかな指導・支援が行えるよう、35⼈以下学級の拡充に取り組んでいます。