〈仙台市〉
食品情報「フィッシャー先生の豆知識」


2005年12月
なめたがれいの名前の由来

年末年始の食卓に欠かせないものと言えば年越しそば、餅、かずのこ、黒豆などいろいろありますが、仙台の食卓にはなんと言っても「なめたがれい」の煮付けが欠かせません。ここ仙台市中央卸売市場でも12月上旬から流通量が増え始め、需要の集中する年末には非常に高値で取り引きされます。

一般に使われている「なめたがれい」という名前は、実は主に三陸で使われる地方名で、標準和名は「ばばがれい」です。「ばばがれい」は漢字では「婆婆鰈」、「なめたがれい」は「滑多鰈」と書きます。北海道や山形では「あわふき」などと呼ぶ事もあり、体の表面に粘液が非常に多くヌルヌルしていて、水で洗っていると泡立ってくることに由来しているようです。

あまり見た目が美しくない「なめたがれい」ですが、煮付けだけではなく、鮮度の良いものであれば刺身にしても美味しいそうです。また、フライやから揚げなどにも利用されています。

美味しい「なめたがれい」をお腹いっぱい食べて、よいお正月をお迎えください。


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