更新日:2016年9月20日

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第3章分野別計画 第2 3

第2 潤いの都・活力の都の実現をめざす分野

3 成熟社会にふさわしい魅力・活力づくり

(施策の体系)

3成熟社会にふさわしい魅力・活力づくりの施策の体系

(1) 都市の個性を伸ばす仙台の魅力づくり

(動向と課題)

  • 世界中の都市と都市が直接結びつき、都市が選択される時代の中、本市のブランド力の向上が求められています。
  • 交流人口の拡大に向け、本市の観光資源やコンベンション機能などを生かした都市の魅力づくりが重要となっています。
  • 東北新幹線や環状自動車専用道路、高速バスなどのネットワークが充実するなど、東北地方や仙台都市圏における広域交通体系の整備が進む中、東北の交流拠点としての役割が一層求められています。

(基本目標)

  • 大学や企業、東北の他都市と連携しながら、交流資源を発掘・創造し、都市のブランド力を向上します。
  • 多彩なイベントの開催や効果的なプロモーション活動、コンベンション機能の強化などにより、広域的な交流機能を充実し、交流人口の拡大を図ります。
  • 世界に向けた情報発信を強化し、世界とつながる国際交流や経済活動の充実を図ります。
  • 東北の他都市との連携を強化し、東北地方および仙台都市圏における広域的な交通網や物流機能を生かし、東北全体の発展を支えていきます。

(基本的施策)

[1] 人をひきつける仙台ブランドの創造

  • さまざまなイベントなどの情報発信や、企業や大学などのネットワークの活用など、居住や交流の場として選ばれるよう、シティセールスを幅広く展開します。
  • 観光やスポーツ、文化芸術、多彩なイベントなど、多様な分野の連携を図りながら、新たな都市型観光ルートを創造し、ミュージアム都市としての戦略的な取り組みを進めます。
  • サッカー・野球・バスケットボールなどのプロスポーツの推進、さまざまなスポーツの国際大会や仙台国際ハーフマラソンの開催など、市民がレベルの高い生の感動を味わう機会を拡大するとともに、躍動感あふれるまちのイメージを向上させます。
  • 仙台国際音楽コンクールや仙台クラシックフェスティバルの開催、仙台フィルハーモニー管弦楽団の支援と活用、演劇祭の開催など、市民が高いレベルの芸術に親しめる機会を拡大するとともに、「楽都」「劇都」としてのブランド力の向上を図ります。
  • 仙台七夕まつり、仙台・青葉まつり、SENDAI光のページェントや定禅寺ストリートジャズフェスティバル、みちのくYOSAKOIまつりなど、仙台の風物詩である市民創造型のイベントを支援し、市民の創造性や一体感を育むとともに、交流人口の拡大を図ります。

[2] 広域交流機能の充実

  • 首都圏をはじめ全国に向け、国内観光プロモーションとしての情報発信や誘致活動などを展開し、誘客の促進と交流人口の拡大を図ります。
  • 県内、山形や福島などの近県の市町村との広域連携により、集客につながる共同事業を展開し、広域的な観光ゾーンとしての総合的な魅力の向上を図ります。
  • 仙台独自の歴史や文化などとの連携により、観光資源の造成を進めるとともに、市民ボランティアを支援するなど、さまざまなイベントや国際会議などで培われてきたホスピタリティを向上する取り組みの充実を図り、仙台を繰り返し訪れる観光客を増やしていきます。
  • 国内外からの観光客のニーズに対応できるよう、受入環境や都市機能を整備し、さらなる誘客を図ります。
  • 仙台の魅力を発信するため、大規模観光キャンペーンや映画・ドラマの撮影などの誘致を進めます。
  • コンベンション機能の強化や受入態勢の充実などにより、国際的な会議やイベントなどの誘致を進めます。
  • 秋保・作並地区の温泉や豊かな自然、工芸などの地域資源を生かし、魅力ある観光地づくりを進めます。
  • 「楽都」の中核となる大規模な音楽ホールの整備推進に向けた検討を進めます。
  • アンパンマンこどもミュージアムの活用や水族館の実現推進の取り組みなど、広域的な交流基盤の充実を図ります。
  • (仮称)国際センター駅周辺地区において、歴史や文化、自然などのさまざまな資源との連携を図りながら、コンベンション機能や観光交流機能の強化を図り、広域的な交流機能を充実します。

[3] 世界につながる都市づくり

  • 関係機関と連携し、仙台空港や仙台塩釜港の利用促進を図り、国際交流基盤の強化を図ります。
  • 先進技術や研究開発、文化、環境など、多様な分野において、世界の諸都市との連携と交流を進めます。
  • 国際姉妹・友好都市などを中心に市民やNPO、企業による自発的な国際交流活動を推進します。
  • アジア諸国・地域を中心として、展示会や見本市の開催・出展、メディア・旅行会社の招へいなど、積極的なプロモーションを展開し、外国人観光客の誘致を図るとともに、海外との経済交流を進めます。
  • 大学などの人材やネットワークを活用し、先進的な研究開発力の向上や世界をターゲットとしたシティセールスなどを推進するとともに、留学生との連携を深め、本市の魅力を広げる取り組みを進めます。
  • 国際経済流通拠点や国際学術文化交流拠点の機能を生かし、世界の多様な地域との国際・経済交流を進めます。

[4] 東北各地域との連携の強化

  • 東北の他都市や企業、大学等と連携を図りながら、観光やスポーツ、文化芸術などさまざまな分野において、東北のブランド力づくりを進め、国内はもとよりアジアをはじめとする海外における知名度を高めます。
  • 東北各地の観光・物産情報の提供を通じ、東北各県との相互連携強化を図るとともに、国内外からの誘客促進に取り組みます。
  • 東北新幹線や環状自動車専用道路、高速バスなどの広域的な交通ネットワークを生かしながら、東北の地域間連携を促進し、東北全体の活力の向上を図ります。
  • 東北経済連合会や東北各県の経済団体などとの連携を強化するなど、東北が一体となった推進体制の強化を図ります。
  • 学術文化、研究開発、観光・コンベンション、業務・流通などの都市機能の集積と連結の形成を図り、それらと東北地方の人材や豊かな自然、交流資源などの高い可能性を結びつけ、東北全体のネットワークの要として本市および東北の産業の発展を支えていきます。

(2) 暮らしや雇用を支える地域経済の活力づくり

(動向と課題)

  • 人口減少などにより本市の経済成長率の鈍化が危惧される中、地域経済の活性化、雇用の維持・確保が求められています。
  • 都市圏北部において、自動車関連産業などの大規模製造業の集積が進むなど、経済的な環境が変化する中、産学連携や企業間連携によるイノベーションの創出、高い付加価値を生む都市型産業の振興が求められています。
  • 情報通信基盤の整備や情報通信技術の利活用が急速に進展する中、超高速ブロードバンド網などの多様な情報通信技術を生かしたまちづくりが求められています。
  • 商店街を取り巻く環境が厳しさを増す中、中心部商店街においては、東北の商業機能の中核としての役割が求められるとともに、地域商店街においては、地域の暮らしを支える役割が求められています。
  • 食料自給率の向上や食料の供給に加え、国土の保全など、多面的な機能を有する農林業の維持・存続が求められています。

(基本目標)

  • 都市個性を生かし、都市の活力と市民生活の豊かさを支える産業の振興を図り、多様な雇用機会を創出します。
  • 情報通信技術を生かし、便利な行政サービスの構築を進めるとともに、人材の育成や企業の競争力の強化など、まちの活力の向上を図ります。
  • 商都・仙台の中心部商店街においては集客力の強化に向けた魅力の向上を図るとともに、地域商店街においては地域特性を生かした魅力の向上を図ります。
  • 食料の供給、自然環境の保全、生物多様性の維持など、多面的な機能を有する農林業の活性化を図ります。

(基本的施策)

[1] 中小企業の活性化と雇用・就業機会の拡大

  • 金融支援、民間人材のノウハウを活用した経営診断・指導、法律相談、マーケティングや販売戦略等に関するセミナーの開催などにより、中小企業の安定した経営基盤の確保と強化を図ります。
  • 新製品などの事業化を支援する企業訪問など、大学などの知的資源を生かし、中小企業の技術力の向上を図ります。
  • キャリア相談や求人求職支援サイトの運営などにより、雇用・就業機会の支援を図ります。
  • 学校などにおけるキャリア教育の強化を支援するとともに、企業と学校との仲介機能の強化を図るなど、若者の就業や起業を支援します。
  • インキュベーション施設利用者の支援、創業に必要な実務知識の習得等に関するセミナーの開催、専門家による総合的な支援など、起業家やベンチャー企業の育成を図ります。
  • 都市圏における大規模製造業の立地集積をとらえ、産学連携や企業間連携のネットワーク化などにより、試作品の開発や販路開拓、人材育成などを促進し、製品開発型の中小企業を支援する体制づくりを進めます。

[2] 付加価値の高い産業の振興

  • 建築設計、デザイン、音楽、コンピュータ・ソフトウェアなど、創造活動を製品・サービスに生かすクリエイティブ産業の振興を図ります。
  • クリエイティブ産業と、既存の製造業や観光業などとの連携を支援し、地域産業の活性化を図ります。
  • 高い付加価値を生み出す創造的な人材の獲得と育成を図ります。
  • 大学などの知的資源を生かし、東アジアなどへの展開を視野に入れながら、次世代の新技術や新産業の創出を図ります。
  • 産学官の連携により、付加価値の高い健康福祉機器・サービスの研究開発・事業化を促進し、健康福祉分野の産業クラスターの形成を図ります。
  • 研究開発型施設やソフトウェア業など、本市産業の競争力を高める産業分野をターゲットに、あすと長町や青葉山サイエンスパークなどへの国内外からの企業誘致を図ります。
  • 地下鉄東西線沿線のまちづくりと連動し、クリエイティブ産業をはじめとした都市型産業の産業集積を図ります。
  • 産学官の連携により学術研究機関の集積を積極的に生かし、海外の研究機関などとの関係強化を進め、本市産業の技術力・研究開発力の向上を図ります。

[3] 情報通信技術を生かした活力づくり

  • メール配信サービスや利用しやすいホームページなど、多様な情報通信技術を活用して、分かりやすく効果的な行政情報やシティセールス情報の発信を充実します。
  • 全市を網羅する超高速ブロードバンド網などの高度情報通信基盤や情報通信技術を有効に活用し、防災対策や防犯対策、子育てや障害者、在宅医療の支援、消費生活の安全確保、企業誘致などの多様な分野において、情報提供や相談機能などの充実に取り組みます。
  • クリエイティブ産業の振興や公共交通の利便性の向上、ミュージアム都市の発信など、情報通信技術を活用したまちづくりを進めます。

[4] 中心部・地域商店街の活力づくり

  • 商店街の魅力を高め、効果的に情報発信することができるよう、各種の基盤整備を支援するとともに、商店街の広報力の向上に取り組みます。
  • まつりやイベントとの連携、気軽にアートや音楽を楽しめる空間づくり、まちに潤いや安らぎを与えるオープンカフェや四季を彩る草花などを活用した賑わいづくりなど、中心部商店街における魅力づくりを促進します。
  • 中心部商店街においては、地下鉄東西線の開業を見据え、観光とのタイアップ、イベントとの連携などを支援し、広域的な集客力の向上を図ります。
  • 関係機関の連携による、エリアマネジメントを担う組織の設立を支援し、住民・事業者・地権者などによる主体的・継続的な取り組みを進め、中心部商店街の活性化を図ります。
  • 地域商店街においては、人材育成や地域との連携を支援し、地域資源を生かした活動の活性化を図ります。
  • 地域の暮らしを支える商業機能の維持・向上を図ります。

[5] 多面的機能を有する農林業の活性化

  • 米・麦・大豆などの水田農業の新たな仕組みづくりや、中山間地の農地の有効活用などを進め、食料供給力の向上を図ります。
  • 認定農業者や集落営農組織の育成、法人経営への誘導を進めるとともに、女性農業者の育成と支援、新規就農者の支援などに取り組み、多様な農業経営の担い手の確保と育成を図ります。
  • 農業施設の計画的な維持管理や、地域との連携による農作物の有害鳥獣対策などに取り組み、優良農地の保全を図ります。
  • 食品加工業や外食産業などとの連携による新たな商品づくりや、グリーンツーリズムなど、農業と地域産業との結びつきを強化する農商工連携の取り組みを進めます。
  • 地元産農産物の直売などの地産地消や、米や野菜などを利用した食品加工など、農業経営の多角化を進め、農業の六次産業化を推進します。
  • エコファーマーなどの認定促進など、持続性の高い生産方式への転換を推進するとともに、市民農園や学童農園など、市民が農業とふれあう機会の拡大を図ります。
  • 民有林における林業振興や、市民参加による森林管理などにより、森林の施業を適切に進めます。

お問い合わせ

まちづくり政策局政策企画課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎3階

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ファクス:022-214-8037