第4回仙台国際音楽コンクールに向けて
5月22日から第4回仙台国際音楽コンクールが始まります。
仙台国際音楽コンクールは、若い音楽家の才能の発掘と音楽界への貢献を目的に、仙台開府400年にあたる平成13年に創設、以後、3年に1度開催してきました。「協奏曲」を課題曲とするハイレベルなコンクールとして創設以来注目を集めてきましたが、歴代入賞者が世界各地で着実に実績を積み重ねていることもあって、プロへの登竜門として早くも高い評価が定着しています。「SENDAI」の国際的知名度を高め、「楽都仙台」には欠かせない重要な文化事業の一つとなりました。
今回、これまでの協奏曲を課題曲の中心とする特色は生かしつつ、前3回とは予選の演奏形式を変更し、バイオリン部門は予選からオーケストラとの共演に、ピアノ部門はソロリサイタル形式となりました。プロ演奏者を目指す出場者にとって、より魅力的なコンクールとなり、仙台のほか世界5都市で行われたオーディションも強い意気込みが伝わってくるものであったと聞いています。
また、運営の特色として、多くの市民ボランティアによって支えられているのも見逃せない点です。今回も300名を超す皆さんが、若者の未来を応援しようという思いのもと、場内整理や出場者のホームステイ、出場者と市民との交流サロンの運営に携わっていただくことになっています。おそらくボランティアの皆さんも本番に向けワクワクしているところでしょう。
技術や音楽性とともに、精神的な強靭さもコンクールでは試されます。緊張の続く中、ひたむきに音楽と向き合う若者の姿に出遭えることも、コンクールの魅力です。クラシック音楽の未来を拓くべく仙台に集う若者たちの挑戦の一部始終を、ぜひ多くの方たちに見守っていただきたいと思います。
平成22年5月10日 仙台市長 奥山 恵美子
≪関連サイト≫
仙台国際音楽コンクールホームページ(別ウインドウ)
|