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開館時間

  • 9時00分から16時45分
    (入館は16時15分まで)

休館日

  • 月曜日
    (祝日・振替休日の場合は開館)
  • 祝日・振替休日の翌日
    (土曜日・日曜日、祝日の場合は開館)

開館カレンダー

観覧料(常設展)

  • 一般・大学生 460円(団体 360円)
  • 高校生 230円(団体 180円)
  • 小・中学生 110円(団体 90円)
    ※特別展は別途

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更新日:2020年5月17日

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おうちで楽しむ展覧会ー企画展「仙台の美と出会う」 第2章(2)

企画展「仙台の美と出会うー福島家三代の書画・工芸品コレクションー」より
第2章 江戸時代の美術(2) 

福島家の人々は、江戸時代の仙台に関わる美術品を積極的に集めました。その中には、仙台藩のお抱(かか)え絵師であった佐久間、荒川、菊田の各家や、七代藩主・伊達重村(しげむら)の正室惇君(あつぎみ)(観心院(かんしんいん))に仕えた忠岡三千子(ただおか みちこ)などの作品が含まれます。また、仙台四大画家(しだいがか)といわれる東東洋(あずま とうよう)、小池曲江(こいけ きょっこう)、菅井梅関(すがい ばいかん)、菊田伊洲(きくた いしゅう)の作品や、仙台藩ゆかりの俳人による俳画などもあります。

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(図をクリックすると、各作品の解説へ)

作品解説

困り顔の鍾馗と獅子

鍾馗図(しょうきず)
東東洋筆 江戸後期

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鍾馗(しょうき)は中国・唐(とう)の玄宗(げんそう)皇帝の夢に現れ、魔を祓(はら)い皇帝の病を治した人物と伝えられます。中国では魔除けの神として信仰され、絵にも描かれました。日本でも数多く描かれ、通常は力強い姿勢と威嚇(いかく)するような表情で表されます。しかし東東洋(あずま とうよう)(1755~1839)の描いたこの鍾馗はどうも様子が異なります。彼の描く人物画には、人々の固定されたイメージを逆手(さかて)にとって楽しむようなところがしばしば見受けられ、それがまた魅力の一つとなっています。伊達家旧蔵。

 

 

東の垣根をふと見ると

東籬秋色図(とうりしゅうしょくず)
喜多武清筆 江戸後期

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「東籬秋色」とは、中国・東晋(とうしん)の詩人で菊を愛した陶淵明(とう えんめい)の漢詩の句「菊を采(と)る東籬の下、悠然(ゆうぜん)として南山(なんざん)を見る」に基づいています。菊は中国でも日本でも園芸植物として愛好され、多くの品種が生み出されました。本図でも3種類の菊の花が精細に描き分けられています。筆者の喜多武清(きた ぶせい)(1776~1857)は江戸時代後期の画家で、仙台の菊田伊洲(きくた いしゅう)(1791~1852)と絵巻を分担制作したことが知られます。

 

 

遠藤曰人のゆるカワ俳画

「杉苗や」句自画賛(「すぎなえや」く じがさん)
遠藤曰人筆 天保6年(1835)

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遠藤曰人(えんどう あつじん)(1758~1836)は江戸時代後期の俳人で俳画をよくした人物です。実名を定矩(さだのり)、通称を伊豆介(いずのすけ)・清右衛門(せいえもん)と名乗りました。仙台藩の桃生(ものう)郡寺崎(現在の石巻市)の生まれで、105石の藩士・遠藤家の養子に入りました。曰人は竹林斎(ちくりんさい)・晴湖庵(せいこあん)などの様々な号を使ってゆるやかなタッチの作品を残した一方、鈴鹿流の長刀(なぎなた)の使い手でもありました。この作品は曰人の晩年78歳のときのものです。

「杉苗や 帆柱になる 御代の春 
七十八翁曰閑人」

 

※資料はすべて社会福祉法人共生福祉会所蔵

 

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