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開館時間

  • 9時00分から16時45分
    (入館は16時15分まで)

休館日

  • 月曜日
    (祝日・振替休日の場合は開館)
  • 祝日・振替休日の翌日
    (土曜日・日曜日、祝日の場合は開館)

開館カレンダー

観覧料(常設展)

  • 一般・大学生 460円(団体 360円)
  • 高校生 230円(団体 180円)
  • 小・中学生 110円(団体 90円)
    ※特別展は別途

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更新日:2020年6月2日

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おうちで楽しむ展覧会ー企画展「仙台の美と出会う」 第3章

企画展「仙台の美と出会うー福島家三代の書画・工芸品コレクションー」より
第3章 明治時代以降の美術 

福島家は、仙台をはじめ宮城県内の芸術家を広く支援しました。近代の仙台画壇を代表する遠藤速雄(えんどう はやお)や熊耳耕年(くまがみ こうねん)らも、福島家が支援した画家です。

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(図をクリックすると、各作品の解説へ)

作品解説

トンボには目もくれず、じゃれあう2匹

猫に罌粟図(ねこにけしず)
遠藤速雄筆 明治

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花を咲かせた罌粟(けし)のかたわらで、2匹の子猫がじゃれあっています。子猫は毛並みはもちろん、いたずら好きそうな表情やいまだ柔らかそうな骨格も見事に描き出されています。罌粟は罌の字が嬰(赤ん坊の意)や迎と中国語読みが同じ音(ying)であることから、子どもの誕生を象徴する植物でした。作者の遠藤速雄(えんどう はやお)(1866~1915)は栗原郡一迫(現在の栗原市)出身の画家で、明治時代以降の仙台画壇で活躍しました。

 

 

色彩豊かな花々

四季の花図(しきのはなず)
熊耳耕年筆 昭和初期

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草花と蝶(ちょう)、蝸牛(かたつむり)を取り合わせた本図は、中国で盛んに描かれた「草虫図」という草花や昆虫を描く伝統的な画題を受け継いだものと言えるでしょう。本図の見どころはその鮮やかな色づかいにあります。上から順に、夏の赤い罌粟(けし)の花と、冬の南天(なんてん)の実、春の黄色の山吹(やまぶき)、秋の青い露草(つゆくさ)、そして冬の白い水仙(すいせん)。移り変わる季節は、その折々に豊かな色彩を生み出すということを、作者の熊耳耕年(くまがみ こうねん)(1869~1938)はこの小さな画面に表現したのかもしれません。

 

 

花咲く満開のしだれ桜

桜花双鳩図(おうかそうきゅうず)
相山秀朗筆 大正14年(1925)

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花を咲かせたしだれ桜の下に、2羽の孔雀鳩(くじゃくばと)が描かれています。孔雀鳩は、一般的な鳩に比べ尾羽の量が2、3倍ほどあり、その羽を孔雀のように扇(おうぎ)状に広げることを特徴とします。作者の相山秀朗(あいやま しゅうろう)(1900~77)は、池上秀畝(いけがみ しゅうほ)の内弟子で、第二次世界大戦中に松島へ疎開(そかい)していたといいます。庭で鳥を放し飼いして写生していたそうです。瑞巌寺(ずいがんじ)、円通院(えんつういん)(ともに松島町)などにも作品が残されています。晩年は、公秀(こうしゅう)と号しました。


※資料はすべて社会福祉法人共生福祉会所蔵

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