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更新日:2016年9月20日

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発表項目以外の質疑応答の概要

平成28年8月9日

(1)昨日、天皇陛下がお気持ちを表明されたが、市長はどのような形で知り、どのような感想を持ったか伺う

東京に出張していましたので、今日の新聞紙上であらためて全文を読ませていただきました。ご自身がお年を重ねられる中で、陛下の率直なお気持ちを可能な範囲で述べられたものと思いまして、謹んでそのお気持ちを受け止めさせていただいたところでした。

(2)天皇陛下のお気持ちは十分理解できるということか

震災以降、陛下には仙台・宮城にたびたびおいでいただいています。特に印象深いことの一つとして、心臓の手術から退院されて間もない中、またエリザベス女王の戴冠60年でイギリスに向かわれる直前に、仙台にご慰問くださったことがありました。われわれが考えても大変厳しいご公務の日程の中でもなお、被災された方々を励ますことを第一にされるお気持ちから、こちらにおいでくださるのだと伺いまして、ご公務における、国民とともにという強いお気持ちをあらためて感じました。健康面を考えると、ご負担も相当に大きいお仕事であると私も強く感じました。

(3)7月に開催された杜の都の環境をつくる審議会で、広瀬通のイチョウ伐採に関する意見が出されたが、市長としては伐採時期をどのように考えているか

当初の計画からすると遅れていることは事実です。植物を切るのに適した時期などいろいろあるとは思いますが、時間的にそれほどゆとりがあるわけではないという認識を持っています。審議会からは、いくつかの可能性について担当局として検討して欲しいという、いわば宿題のようなものもいただいているとの報告を受けています。まずは審議会からいただいている宿題に対して、しっかりご返答し、具体的な伐採の時期については、宿題についてお話をした以降のこととしか現時点では申し上げられないと思います。

(4)市長から何らかの指示は行わないのか

道路の重要性や橋が開通することによる交通量の増加を見据えると、基本的に必要な拡幅だと思っています。ただ、審議会をはじめ、市民の皆さまからも緑の問題についてご意見を寄せられていますので、われわれとしてできる限りの丁寧な説明を尽くし、また検討すべきと言われたことについては、きちんと検討して一定の結論を得ていくというステップは大事だと考えています。

(5)審議会での議論の深まりや市民への丁寧な説明がなければ、工事に着手することは難しいということか

そうです。プロセスを途中で打ち切って、突然工事が始まるようなことはふさわしくないと思っています。

仙台市長 奥山 恵美子

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