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更新日:2016年9月23日

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海岸公園の利用を一部再開します(質疑応答)

平成28年9月6日

(1)オープニング試合に参加する少年野球チームは決まっているのか

まだ調整中と聞いています。


(建設局公園課主幹)
具体のチームはまだ決まっていません。宮城野区と若林区の少年野球連盟にお声がけをしており、各2チームずつ計4チームの選定を進めているところです。


(2)残りの公園施設の再開見通しについて伺う

 災害復旧工事は、29年度末までの予定ですので、全面的に利用が可能になるのは平成30年度の春でしょうか。

(建設局公園課主幹)
災害復旧の対象は、蒲生地区と荒浜地区と井土地区の3つです。蒲生地区と荒浜地区については、来年3月末の完成を目指して進めているところです。冒険広場がある井土地区はスタートが1年遅く、完成が29年度末で30年度から利用再開となります。全体としては、29年度末にはすべての工事が終わるということです。

(市長)
海岸公園は野球場が6面ありました。野球関係の各種大会を行うには、面数が多く同時に試合ができる場所でなければなりませんが、6面そろっているのは、仙台市では海岸公園しかありませんでしたので、大会の開催に苦労してこられた実情があるとお聞きしています。今回の少年野球やソフトボール用の野球場は規格が小さいものですが、通常の野球場サイズのものは本年度末に完成しますので、来年度以降は大会の開催も順次可能になっていくだろうと思っています。


(3)東日本大震災から5年7カ月で公園が再開するが、あらためて所感を伺う

特にこの海岸公園は、震災後25年度末までは震災がれきの搬入場として、仮設の工場で震災がれきの焼却などを行ったり、種類別に分別されたものが野積みになっていたり、震災の激甚な被害を顕著に感じさせるような場所でした。5年7カ月がたちましたが、多くの方のご努力や、工事関係者にも頑張っていただいたおかげで、まずは部分開業ですが、もう一度子どもたちが野球をして、その歓声が響くだろうということです。いよいよ海辺の方まで復旧・復興が進んできたことの1つのシンボルとして受け止めていただけるのではないかと思っており、私としても大変うれしいことです。

ただ運営上、にぎわいが戻るということは、万一の地震・津波も予測しなければなりません。避難の丘が設置されていることや万一の場合の避難ルールなどを、利用者の方にあらためて周知を徹底していく必要があります。震災の記憶についてしっかりと共有しながら、適切な利用が図られるように努めていきたいと思っています。

 

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