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更新日:2018年5月29日

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発表項目以外の質疑応答の概要(平成30年5月29日)

平成30年5月29日

 

(1)市長が選挙公約に掲げていた奨学金の創設について検討状況を伺う

今ご指摘があったように、私自身が公約で挙げさせていただいたものの一つです。いろいろと難しい情勢もありますけれども、今検討をするように指示をしています。まだどのくらいの時間がかかるのか分かりませんが、やはり学生さんたちをこの仙台にとどめるためにも必要であろうという思いは変わっていませんので、考えられることは考えてもらいたいということで指示はしているところです。

 

(2)国では無利子奨学金の拡充や給付型奨学金などを始めたが、それら国の動向を見極めながら市も検討を進めるということか

国の動きも見ながらということではありますが、今申し上げたように考えられることがあるのであれば考えてくれということで、いろいろと検討をしてもらっていると私自身は認識しています。

 

(3)市長は仙台から若者の流出を防ぐことも目的の一つとして奨学金の創設を掲げるが、仙台への居住を支給要件にするなどの縛りのある制度は、職業選択や居住場所の自由などの権利を奪うことにつながるといった意見もある。市長の考えを伺う

いずれにせよいろいろな方向で考えていっていいのだろうと私は思っています。今の学生さんたちの厳しい状況というものも理解をした上で、また経済という面からも、ご協力をいただく企業等々があるのかどうかも含めて考えていかなければならないのだろうと思っていまして、幅広に今検討をしてもらっているところです。

 

(4)具体的に何を検討している状況なのか伺う

一つの政策を実現していくのは、そう簡単にはいかないことだと思います。大きな予算も関わってくる問題ですので、そこはいろいろと勉強しつつ慎重にしてもらっているということだと思います。

 

(5)具体的な実施時期を伺う

今検討してもらっているということです。

 

(6)時期は明言しないのか

明言はしておりません。

 

(7)学都仙台フリーパスの値上げについて市長の所感を伺う

今回、継続審査ということになりました。31日には予算等審査特別委員会が開催されることになっていて、この案件が再審議されることになるわけですが、今回の条例案は市バスの経営状況も大変厳しい中で、将来にわたって多くの市民の方々の足としての役割を果たしていくためにぜひご理解をいただきたいという思いで提案させていただきました。

2月の第1回定例会では、いろいろと周知をする時間が足りなかったのではないかとのご意見もいただきましたので、これに関しては先々週、交通局の職員が自ら街頭に立って、経営状況等を示す資料とポケットティッシュをお配りするという活動もいたしました。それから6月の市政だよりで市バスの経営改善の取り組みについて特集記事を2ページ掲載しているところです。そのようなことも含めて、ぜひ原案通りご理解をいただきたいというふうに考えています。

 

(8)子どもや学生は高齢者と同様に交通弱者という面もあると思うが、高齢者の敬老乗車証の取り扱いと対応に違いがあることについて考えを伺う

仙台市内を網の目で運行している中には市の市営交通もありますし、また宮城交通さんもございます。その他にも愛子交通さん等々、いろいろな形で参入をいただいているわけでありまして、共通のものを作っていくことについてはいろいろな議論もあるでしょうし、今、敬老乗車証の問題や学都仙台フリーパスの問題を併せてお尋ねになられましたけれども、なかなか簡単にはいかない話だと認識しています。

 

(9)国会では加計学園問題が議論になっているが、国との交渉記録に関する仙台市の公文書管理について伺う

それこそ役所は文書というものがとても大切です。それについてはしっかりととっていると認識しています。

 

(10)保存期間は決まっているのか

(総務局参事兼広報課長)

事業によってそれぞれ決まっていますので、まちまちかと思います。

 

(11)愛媛県などで作成された公文書に記載された内容と、国会での首相答弁に食い違いが生じていることについて所感を伺う

私自身もいろいろと忙しいものですから、じっくり国会の様子を見る暇もなく、新聞の記事しか分かりませんので何とも言いようがありませんけれども、私がこの場で答えるべきお話ではないのではないかなと思います。

 

(12)市民活動サポートセンターを名乗るフェイスブックページが開設されていることについて所感を伺う

新聞に記事が出ていましたので、早速確認をいたしました。現在、庁内の関係部署でフェイスブック社への申し出の方法など、ページの削除に向けて調整をしているということでした。それが整い次第速やかに違反報告をしていきたいと考えています。

仙台市のサポートセンターではすでにホームページでお知らせをしていますが、さらに注意喚起が必要な状況になれば市のホームページなどにおいてもお知らせをしたいと思います。そして皆さまには、この開設されている間違ったフェイスブックのページは市とは全く関係のないものであるということ、それからそこに載っている情報は全て正しいものではないということを、改めてこの場をお借りして申し上げさせていただいて、アクセスはしないようにご協力をお願いしたいと思います。

 

(13)なかなか防ぎようがないものではあるが、受け止めを伺う

そうですね、誤ったフェイスブックのページを立ち上げた方がどういう意図でこういうことなさったのかもよく分かりません。いずれにしても、フェイスブックでつながっていく中でいろいろな情報が入ってくるわけですが、正しくないものもあるとすれば、やはりフェイスブック社に対して私どもの方でしっかりと削除の要請は続けていきたいというふうに思います。

しかし今おっしゃられたように、なかなか難しいのだろうと思いますので、その折々に対応せざるを得ないのかなと今の段階では思っています。まだ他には同様の事案の報告は受けていません。

 

(14)教育現場におけるメディアリテラシーの取り組みについて伺う

庁内でも、この辺についてはいろいろと研修等々を行っているのかちょっと分かりませんが、教育現場でということで、これも私からお話をすることなのかどうか分かりませんが、正しい情報を見つけ、見極めるということは重要なことだと思いますので、何らかそのような取り組みはすでにやっているところもあると思います。

(総務局参事兼広報課長)

教育委員会の方では、子どもたちに上手なインターネットの使い方といったようなことを、確かパンフレットか何かを出して周知をしていたと思います。

 

(15)日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題について所感を伺う

スポーツですから、スポーツマンシップと言われるように、やはりそこのところはあるのだろうと思います。指導する立場の方が指導者としてどうあらねばならないのかという、そのようなこともあるのだろうなと私自身も考えさせていただきました。

 

(16)指導者の対応としてどう思うか

指導者というものはどのようにあるべきなのかということを考えさせられる会見だったと思います。

 

(17)昨日開催された音楽ホール検討懇話会で、施設の全体規模が示されたが、今後どのように進めていくのか伺う

昨日の懇話会で、初めてどのぐらいの施設規模なのかということが示されたと聞いています。2万7千平方メートルから3万平方メートルという案が出されたということで、おおむね皆さんそうだねというような方向で話が進んだと聞いています。

懇話会のこれからの検討もいただいて、もう少し具体的な施設機能ですとか、規模、また立地ということについて議論が深まっていくことを期待していますし、改めてその検討を進めていただいた上で、31年度ぐらいになりましょうか、方針を固めたいと思っているところです。

 

仙台市長 郡 和子