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更新日:2018年10月30日

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全ての市立学校にエアコンを設置します(質疑応答)

平成30年10月30日

 

質疑応答の内容

Q1

エアコンの件なんですけれども、自治体の負担はどのぐらいの見込みなのかというのと、設計に係る費用にも補助が入るのかというのと、その規模はどのぐらいなのか教えてください。

A1

議会の場でも申し述べてまいりました、市立の学校およそ3,000教室になるだろうと見込んでいるということで、当初100億程度と申し上げましたけれども、その後全ての普通教室にエアコンを設置するということで、改めまして状況の確認をいたしましたところ、校長室や事務室も含めまして、およそ3,900室になるということが分かりました。現段階で、その費用というのは大体140億円程度になると見込んでおります。ただ、国の特例交付金も入るということなんですけれども、その詳細についてまだ示されておりませんので、どのぐらいになるのかという現段階での試算はできておりません。

 

Q2

今年度に行うその68校の設計というか、最初の費用はどのぐらいですか。

A2

設計の費用につきましては、今年度の枠内でお金を集めてまいりまして、させていただこうと思っております。その分は補正(予算)を組まずにやらせていただきます。来年に向けて31年度内に何とか頑張りたいということで、12月の議会に補正を出せるように今頑張っているところです。

(学校施設課長)

今回発注する設計費につきましては約1億2,000万円ほどかかる予定になっています。国の補助ですが、補助対象にはなるんですが、実際はその補助の仕組みからいうと、設計費までちょっと補助金は届かない状況なので、今回は市単費(市単独経費)ということで発注することになっております。

 

Q3

平成31年度中に全校整備する計画だと思うんですけれども、事業者の確保とかは可能なのか、どういうふうにお考えですか。

A3

厳しいであろうとは思いますけれども、鋭意努力したいという気持ちであります。

 

Q4

31年度中の整備を目指すということなんですけれども、具体的にはやはり暑くなる夏を目標に整備を急ぐということだと思うんですけれども、そのあたりはいかがですか。

A4

今回、設計そしてまた工事発注という順序を踏んでいくわけなんですけれども、今の段階で夏前までに何校実施できるのかというのは、残念ながらまだ見込みを立てることは難しい状況であります。でも、多くの学校に設置できるようになるべく頑張りたいということです。

 

Q5

中学校と特別支援学校とかが最初になる理由というのはどういうところになるのか、教えていただけないでしょうか。

A5

何しろ数が多かったので、いろんな議論がございましょうけれども、まずはということで中学校を最初に持ってまいりましたのは、小学校に比べまして1日の授業時間が長いということと、夏季休業期にも補習授業等々も行われていたり、部活動も行われているということもありまして、学校を利用する時間が長いということもあって、中学校からというふうにいたしましたけれども、なお引き続き小学校のほうにもしっかり取り掛かるというつもりでおります。

 

Q6

エアコンなんですけれども、ガスとか電気とか、そういった整備方法も含めて設計中に考えるということですか。

A6

そのように考えています。

 

Q7

現時点での市内の学校のエアコン設置率、普及率みたいな数字を教えていただけますか。

A7

(学校施設課長)

小中学校でお話ししますと、昨年4月の数字になりますが、仙台市では2,900室の普通教室がございまして、設置率は1.6%です。そのほか、高校におきましても108教室ありますが、設置率は0%。特別支援学校につきましては35教室ありますが、設置率は14.3%。幼稚園は3室ございますが、これも0%になっています。

 

Q8

トータルで1.5%でしたか。

A8

(学校施設課長)

トータルで、大体そのぐらいの数字になります。

 

Q9

エアコン設置で、子どもの学びやの環境向上というふうに狙いをご説明されましたけれども、そこに例えば校長室などが優先されて入るというのは、そこはどういった狙いなんでしょうか。

A9

全教室にというふうなことで考えた場合に校長室も入れたということであります。もちろん校長室に無くていいのかというご議論もありましょうけれども、この場合にはやはり全教室に付けていこうということになると、先ほどご説明したとおり3,900室になったということです。

(学校施設課長)

当初、小学校、小中学校普通教室、職員室というお話で話を進めていたんですが、校長室、職員室、あとは事務の方が詰めていらっしゃる事務室とかというのは職場環境としても整備していかなくてはならないということで、この教室も含めていくというふうに考えております。

 

Q10

細かい話になるんですけれども、もう一回予算の、12月補正で何を組んで、新年度予算で何を組むのか、予算の組み方というんですか、そのあたりを整理して教えてください。

A10

今考えているのは、設計については今年度の予算の枠内でやっていくつもりではおりますけれども、そのほか事業を始めるに当たっての予算は、今回補正で全て賄うように出させていただく方向で考えています。来年度に持ち越しということにならないように頑張りたいなと思っているところです。

(学校施設課長)

国の補正の対象になるのは、実を言うと幼稚園、小中学校、特別支援学校が補助対象になるんですが、その部分に関しては国の補正の動向を見ながらそれに合わせた補正ということを考えております。ただ、高校については今回の国の補正の対象になっておりませんので、これに関しては当初予算のほうで工面していきたいと考えております。