ページID:43486

更新日:2019年9月4日

ここから本文です。

東京2020パラリンピック競技大会イタリア共和国の事前合宿受け入れが決まりました(質疑応答)

令和元年9月3日

 

質疑応答の内容

Q1

最大9競技ということだったのですが、先ほど言及があったのが、パラリンピックの陸上、パラリンピックの水泳などというお話だったと思うのですけど、他に想定されているものが何かというのと、この中にシッティングバレーとか既に名前が挙がっている野球とか、そういうのは含まれているのかどうかも含めて教えてください。

A1

シッティングバレーについては昨年もおいでいただいたところ、市民の皆さま方との交流もしていただいたところです。
9項目全てについて担当に答えてもらおうと思います。

(東京オリンピック・パラリンピック事業担当課長)

パラリンピックキャンプ9競技についてでございます。まだ出場権の確定していない種目もあるので今後の予選の状況にもよるのですが、今想定しておりますのが、水泳、陸上のほか、車いすフェンシングとシッティングバレーボール、車いすテニス、卓球、バドミントン、テコンドー、パワーリフティングの最大9競技でございます。

 

Q2

卓球、バドミントンとかは、これはパラリンピックなのですか。

A2

(東京オリンピック・パラリンピック事業担当課長)

今日発表している項目はパラリンピックのキャンプでございまして、卓球、バドミントンに関しては今回パラリンピックの種目でございます。

 

Q3

交流事業はどんなものを考えていらっしゃるのか。今現在で何か検討されていることがあれば教えてください。

A3

(東京オリンピック・パラリンピック事業担当課長)

パラリンピックキャンプの際には、学校ですとかクラブ訪問をしていただくとか、やったことのないスポーツが結構あると思いますので競技体験会。また既にパラスポーツに取り組んでいる団体もいらっしゃるので、そういった子どもたちに対する指導の機会をいただいたり、そういった市民の皆さま、子どもたちとの交流の機会を多く設けてまいりたいと考えております。

 

Q4

事前合宿が行われる前に、こういったところは変えていかなければいけないなというふうに考えているもの、何かありますでしょうか。

A4

昨年いろいろ視察にお見えになられました。宿泊施設についても、あるいは練習施設についてもご覧いただいた結果、今回本市で事前合宿をするというふうなことをお決めいただいたわけであります。
まだこれからどういうふうなところを取り組まなければいけないかといえば、市民の皆さま方がそういう皆さま方がおいでになったときにぜひ心温かくお迎えいただき、さまざまなサポートをしていただきたいということが、まず私から申し上げる第一弾だというふうに思っております。
その他、これから整備をしなくてはならないところ、ホテルの体制も十分整ったというふうに承知しておりますけど、担当からもし加えることがあれば言ってもらいたいと思います。

(東京オリンピック・パラリンピック事業担当課長)

パラ陸上を迎えるに当たりまして、仙台市陸上競技場のほうのバリアフリーが一部できていないところがございまして、今年、段差改修ですとかトイレとシャワーのところを車いすが使えるようにするバリアフリー化などを予定してございます。
また宿泊、輸送の面では、民間の事業者さんのご協力をいただきますが、特に輸送のほうではユニバーサルデザインタクシーという車いすの方も乗れるタクシーがございまして、このユニバーサルデザインタクシー導入補助というものを新設いたしまして、パラキャンプに向けて輸送の強化も図っているところでございます。

 

Q5

事前合宿受け入れに当たって、何か仙台市として期待するものというものを改めて。それは経済効果だったり震災の復興の発信だったり、いろいろあると思うのですけど、市長はどんなふうにお考えなのかということと、もう一つ、郡さんの個人的でも構いません、イタリアとの結びつき。行かれたことがあるのかとか、どういうイメージがあるのかとか、どういう気質があるのかとか、そういうイタリアに対する印象なりご意見などをお聞かせいただきたいと思います。

A5

まず今回の受け入れというのは大変喜ばしく思っております。スポーツ施設や宿泊施設などでは、パラリンピックの選手の受け入れ環境を整えるためにもいろいろな準備をされてきているところもあるのだろうと思いますし、当初、先ほども申し上げましたように障害のある方々への優しいまちづくりも進めてきているところでして、それが評価されたということだというふうにも思っています。
キャンプの受け入れによって、さらに公共施設のバリアフリーの環境が進んでいくということも期待をされますし、それからまたボランティアの方々の育成、市民の皆さま方の障害への理解がさらに進むこと、あるいは共生、多文化ということについての理解も進むということ、そしてまたおっしゃったように復興への感謝の気持ちを表すことができるのだろう、ご支援いただいたことに対する感謝の気持ちも表すことができるのだろうというふうにも思います。それを契機に両国の関係がさらに深まっていくということにも期待をしているわけです。
それからイタリアに対する印象ですけど、私自身まだイタリアには行ったことがありませんで、昨年スターラ事務総長にお目にかかっていろいろお話をしたときにも、ぜひおいでくださいということも言われたのですが、なかなかその機会を今までもつくれていないというのが現状です。でもとてもすばらしい国だと思っております。

 

Q6

この事前合宿期間というのは、おおむねいつの時期を想定されるのかということと、何競技来るか分からないですけど、拠点とするスポーツ施設、どこを拠点に合宿されるイメージなのか、2点伺いたいと思います。

A6

(東京オリンピック・パラリンピック事業担当課長)

まずは合宿の期間についてでございます。パラリンピックが始まる前に基本的にはキャンプをするということになりまして、だいたい8月15日ぐらい、中旬ぐらいからですね。競技によっては開催してからもまだ残っていたりしますので、だいたい下旬ぐらいまでキャンプ期間、人数は変わりますけれども、ございます。
それから施設でございます。まず中心となるのが宮城野体育館でございます。シッティングバレーボールであったり卓球、車いすフェンシング、バドミントン、パワーリフティングというのは宮城野体育館でございます。こちら障害者アリーナなどもございまして、各階に多目的トイレが4つずつあったり、障害者への対応が全国でもすばらしいと言われている体育館でございます。
陸上につきましては仙台市陸上競技場で、車いすテニスについては海岸公園庭球場、テコンドーについては青葉体育館、水泳については宮城県の施設になりますけれどもご協力いただきまして、グランディ・21にあります県総合プールを使わせていただく予定としております。