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更新日:2019年10月29日

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「世界防災フォーラム」等における本市の主催行事等の概要がまとまりました(発表資料)

令和元年10月28日
(担当)まちづくり政策局防災環境都市・震災復興室
(直通)022-214-8092

 

本市では、11月9日から開催される「世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台2019」の開催に向けた準備を進めています。このたび、世界防災フォーラムと同時に開催される「仙台防災未来フォーラム」、「震災対策技術展」も含めた本市の主催行事等の内容がまとまりましたので、それぞれのイベントについて見どころなどと併せてご紹介します。

なお、これら3つの防災イベントを分かりやすく紹介するガイドブックを発行しましたので、ぜひご活用ください。

 

1.世界防災フォーラム

スイスの防災ダボス会議と連携し、隔年で開催される国際会議で、今回が2回目の開催となります。防災・減災に関する仙台・東北の知見と教訓を継続的に発信し、国内外の専門家が具体的な改善・解決策を見出すことを通じて、仙台防災枠組の推進に貢献することを目指します。

(1)日程

11月9日(土曜日)~12日(火曜日) ※11月9日(土曜日)は前日祭

(2)会場

仙台国際センター会議棟・東北大学百周年記念会館 川内萩ホール

(3)主催

世界防災フォーラム実行委員会

 

2.仙台防災未来フォーラム

震災の経験や教訓を未来の防災につなぐため、市民が防災を学び、日頃の活動を発信するイベントです。国連防災世界会議開催1周年を機に始まり、今回が5回目の開催となります。

(1)日程

11月10日(日曜日)

(2)会場

仙台国際センター展示棟

(3)主催

仙台市

 

3.震災対策技術展

災害に備えるための、企業等による防災製品や防災技術の展示、セミナー等が開催されます。仙台では毎年開催されており、今回で10回目となります。

(1)日程

11月10日(日曜日)~11日(月曜日)

(2)会場

仙台国際センター展示棟

(3)主催

「震災対策技術展」東北実行委員会

 

4.本市の主催事業について

(1)世界防災フォーラム

1.セッション(11月10日)

「東日本大震災メモリアルシンポジウム」

「防災まちづくりと女性のリーダーシップ」

「東日本大震災の経験と教訓を踏まえた新たな防災関連産業の創出を目指して」

2.参加者向けスタディツアー

11月10~12日

3.その他

ブース出展、3つの防災イベント会場を巡るクイズラリー

(2)仙台防災未来フォーラム

  1. 「多文化の視点から考える仙台防災枠組」など2つの発表を開催
  2. 仙台市における防災・減災の取り組みなど17の展示
  3. ステージやワークショップの開催

(3)震災対策技術展

  1. 震災を踏まえた本市の避難所運営に関するセミナーの開催

 

5.各イベントの見どころ

(1)世界防災フォーラム

「三大学(東北大学・岩手大学・福島大学)総長・学長復興シンポジウム」

三大学の総長・学長が東日本大震災からの対応や現在の取り組みなどの意見を交換。

前日祭

東日本大震災と阪神・淡路大震災の伝承活動に取り組む中高生らの報告や被災地の復興を願う郷土芸能などの舞台を披露。

(2)仙台防災未来フォーラム

1.高校生・大学生による提案「災害時の食を考える」

明成高等学校調理科や宮城学院女子大学学生ボランティア団体Food and Smile!が災害時の食などをテーマに試食などを提供。

2.HONEY ROOM

東北工業大学建築学科の学生が考案した、災害時に避難所で安心して授乳できる空間「HONEY ROOM」(ハニールーム)の制作までの経緯を英訳付きパネルで紹介。

3.地域の防災訓練を体験

片平地区での「防災×宝探しゲーム」や、福住町町内会での防災訓練に参加。

4.「結-消防・命のプロが見た東日本大震災」

仙台で津波被災現場の最前線に立っていた若林消防署職員の手記や隊員へのインタビューを英訳付きで展示。

(3)震災対策技術展

1.防災対策セミナー

家庭内の余った食材で災害時を乗り切る「家庭用備蓄」の方法の紹介など。

2.バーチャル防災体験コーナー

AR・VR技術を使って、豪雨や暴風、浸水、地震等が体験できるコーナーなどを設置。

3.ハザードマップ配布

地域の災害危険度を把握していただくため、宮城県内のハザードマップを配布。