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更新日:2020年4月15日

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都市再生緊急整備地域の拡大等について国へ素案の申し出を行いました(質疑応答)

令和2年4月14日

 

質疑応答の内容

Q1

今回の都市再生緊急整備地域の拡大を国に申し出るということで、今後国の方でどういった手続きがあって、政令で確か指定だったと思うのですけれども、政令改正だったか、それはいつごろになる見通しなのかスケジュール感を教えてください。

A1

(都市計画課長)

今回申し出を行ったわけでございますが、指定されることとなった場合、最終的に閣議決定を経て政令で定められることになりますので、今後、内閣府において政令改正に向けたさまざまな事務手続きを行うものと考えております。政令改正のはっきりとした時期は明示されておりませんけれども、これまでの指定状況を見ますと各年度ごとに1回政令改正が行われておりますので、今年度内には動きがあるものと考えております。

 

Q2

確認ですけど、本年度の政令改正ということですか。

A2

(都市計画課長)

はっきりと明示はされていないので本市の見込みということにはなりますが、今年度中に動きがあると考えております。

 

Q3

都市再生緊急整備地域の拡大したエリアが、仙台駅の東口ですとか定禅寺通とか、そのあたりも含まれています。その辺の狙いを教えてください。

A3

これはその地元の方々のいろいろなご要望というのもあったというふうに承知をしておりますし、この地域というのは仙台にとってもとても重要な地域だというふうに考えております。集中した民間投資を促して再構築を一層加速させたいという、そういう思いで拡大をさせていただいております。

(都市計画課長)

拡大した区域でございますけれども、昨年の都心再構築プロジェクトの第1弾の(発表の)ときにお示しいたしました重点ゾーンということで、仙台駅周辺、そして青葉通一番町エリア、そして勾当台定禅寺通エリア、この重点ゾーンを囲むようにしておりまして、さらに民間の開発の動き、開発の相談とか建築の相談があるような、こういった区域を囲むように設定をしたところでございます。

 

Q4

今後この指定を受けるということで、民間投資を今後どういうふうに呼び込んで開発の機運をどう高めていくか、もしアイデア、お考えがありましたらお願いいたします。

A4

今こういうような状況ではありますけれども、しかし仙台のまちづくりの上では重要な地域でありまして、やはり関心も高かったわけです。今もってやはり危機管理の意味からも東京一極集中ではなく仙台という土地を選んでいただく、このためにも大変重要なところだというふうに認識をしております。必ずや体制が整えば、体制といいましょうか投資が進めば、まず第1弾のところで出てきているものもありますが、この都心再構築プロジェクトについては、今回こういうふうに区域を定めることによってさまざまな制度が使えることにもなるわけですから、さらなる投資を呼び込んで、仙台が選ばれるまちになるように努力をしていかなければいけないという、その思いでございます。

 

Q5

特定都市再生緊急整備地域の指定についてなのですが、先ほど市長の方でハイクラスのホテルですとかグローバルな企業とかというお話があったかと思うのですけど、そちらについて、この指定と並行して、例えばそういう誘致のセールスとかそういったことも行われるような考えなのでしょうか。

A5

まずはしっかりと指定をいただくということになるわけですので、並行してそのときにはどういうふうなことができるのかというのは考えていかなければいけないのかもしれませんが、まずは指定を受けるように申し出をさせていただいたというところです。

 

Q6

具体的に今、例えばそういう企業側とかから何かアプローチがあったりとか、そういった動きというのはあるのでしょうか。

A6

具体のところは、ここのこの地域で、それこそハイクラスのホテルが進出をしたいというような具体的な話を聞いているかといえば、それは聞いてはいないところです。

(都市計画課長)

昨年の夏の都心再構築プロジェクトの発表以来、さまざま多数の建築の相談ですとか開発の相談をいただいておりますが、現時点では国際水準のオフィスですとかハイクラスのホテルといったご相談は伺っていないところでございます。

 

Q7

特定都市再生緊急整備地域の方なのですけれども、これの指定を受けることによって手厚い国の支援を受けるということが可能になるということですが、都心再構築プロジェクトのほうの施策に加えてということだと思うんですけれども、何か新たにメニューを打ち出すとかということはお考えでしょうか。

A7

(都市計画課長)

特にはっきりと市独自の何か特定の地域で行う支援というのは、現時点では決まったものはございません。今後の検討ということになります。

 

Q8

駅前、駅西口の方のさくら野の跡地の再開発で、この特定都市再生緊急整備地域にもうばっちり入っていると思うのですけれども、その辺の再開発、EDENの再開発とか、どういうふうに進むというふうに期待なさっていますでしょうか。

A8

(都市計画課長)

特定都市再生緊急整備地域について指定をされれば、手厚い税の特例ですとかそういった支援が用意されておりますけれども、このメニューを受けるには国の事業の認定というのも必要になってまいります。こういったものを、条件に合えばということになりますが積極的に活用していただいて、この地域の方針に合った整備が進められることを期待してございます。

(市長)

ここで(特定都市再生緊急整備地域の)指定を受けたとなりますと、全国の投資家といいましょうか、いろいろな皆さんからの入ろうというその意識というのも多少背中が押されるのではないかと期待をしているところです。