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更新日:2020年5月1日

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市立学校等の臨時休業を5月末まで延長します(質疑応答)

令和2年4月30日

 

質疑応答の内容

Q1

まず、このタイミングで発表された、このタイミングに対する思いというのを教えてください。

A1

前回は皆さま方に随分とご迷惑をおかけいたしました。この間いろいろな検討を重ねてまいりました。保護者の方々からもやはり早期の決定と十分な周知期間を確保してほしいというそういうお声も頂きましたものですから、子どもたちの安全と健康ということを考えた上で、今日このタイミングで発表させていただくということにさせていただいたものです。

 

Q2

発表されたのは今回5月末までの休校延長ということなのですけれども、ここに設定された理由というのを教えてください。

A2

まず緊急事態宣言がかけられている5月6日までというこのゴールデンウイークの期間中、本当にこの間、市民の皆さま方、事業者の方々のご協力をいただいて、本市においての新たな感染者数というのはかなり激減という状況にあるのだろうというふうに認識をしております。この間のお取り組みに、皆さま方に感謝を申し上げたいと思います。

しかしまだゴールデンウイーク、残りがございます。そしてその状況が明らかになってくるのがまた2週間先というふうに言われているところもございます。国の方では緊急事態宣言の延長についていろいろと議論がなされているところではございますけれども、このまま子どもたちを、いつ、どうなるのだろうということのままで留め置くということではなく、どのような対策を取って子どもたち、児童生徒を迎え入れたいと考えているのか、その方向性を示す必要があろうかというふうに思って、今日このタイミングでお話をさせていただくことにしたものでございます。

 

Q3

これまで延長というのがもともと(4月)8日だったものを15日、連休明けと再三延長してきたわけですけれども、その時はこの感染状況を見て緊急避難的にというか、感染が広がっているので延ばしますというような形だったと思うのですけれども、今回先んじて5月末までの延長ということなのですけれども、これの位置付けというのは今までのように取りあえず感染の状況を見て延ばしておこうという状況、つまり今後感染が広がればまた延ばしますよという取りあえずの延長なのか、それとも6月からは始めたいという強い思いを持ってのことなのかということを教えてください。

A3

これはできれば6月から始めていきたいというふうに思っております。この間、お子さんたちには3カ月もの間ご家庭でいろいろ工夫していただいているとは思いますけれども、お友達と一緒に、あるいは先生のお顔を見ながら学ぶという機会を作ることができないままになっております。

子どもたちに、義務教育ですから教育の機会を確保していく、その保障をしていく責任が仙台市にもあるわけです。このことを考えますと、どういう道筋で行くのかということをお示ししていくということがとても重要だというふうに思っておりまして、今、教育長がいろいろ説明をいたしました。

とにかく安心・安全につながるような取り組みをする一方で、子どもたちを迎え入れるためにこのような取り組みをしていって全面再開に向けていくのだよということを早い段階で示したいというふうに思って、今日このような場を設定させていただいたところです。

 

Q4

一方で県立の学校は10日まで取りあえず延期をしておいて、緊急事態宣言の動向を見てまた延期というような形だと思うのですけれども、市として例えばそういった形も考えられたのかなとは思うのですけれども、そうしなかった理由、今回先んじて5月末までとした理由というのを教えてください。

A4

国の動向、県の動向というのも注視しながらではございますけれども、本市として子どもたちにどのように教育の場を作っていくのかということについては、大きなメッセージを伝えていく必要があるだろうというふうに思っていたところです。

この間も各学校でいろいろな取り組みはしていただいているわけですけれども、しかし基本的なところ、いつまで自分たちはこのままなのだろうかというそういう不安も大きいのだろうと思います。そこについて道筋をしっかり示した上で、学校としてもこのような対策を取っていくのだというこのことも併せて、安心をしていただけるとありがたいというそういう強い思いでございます。

 

Q5

村井宮城県知事の方なのですけれども、緊急事態宣言、まだ決定していない、延期の期間がというのもありますけれども、それも見ながら今後検討していく部分もあるというお話がありましたが、市長の考えはどうなのでしょうか。例えば期間がこれより長くなったりとか短くなるのかというのは分かりませんけれども、それが出た上での検討のし直しというのは考えているのでしょうか。

A5

もちろん、その動きというのは注視していかねばならないと思います。また本市独自の感染者の数がどういうふうになっているのか、そしてまた専門家の皆さま方のお話、これも伺った上で総合的に判断をしていくべきだろうというふうに思っております。

できるところから再開をしていくということも十分にあり得るものと、このように考えております。

 

Q6

仙台市としては今後、例えばですけれども、ものすごく急激にまた改めて感染者が増えるとか小学校でクラスターが発生するみたいなことがない限りは、基本的には6月1日から再開するということの変更は、今の時点想定していないということなのでしょうか。

A6

そこを目標にしてこれからいろいろと準備も進めていくところもございますので、やっていくということです。

 

Q7

これは市内の私立学校や県立学校にも同様の対応を求めていくのでしょうか。

A7

これは別途それぞれの学校の設置者の方々のご判断になるというふうに思いますが。

 

Q8

市からは特に求めないということですか。

A8

そこまでの権限はございません。

 

Q9

緊急事態宣言も今後延長するかどうかというところ次第では、6月1日よりも早く再開する可能性というのもあるということなのですか。それとも緊急事態宣言がどうなるかにかかわらず、6月1日まではお休みするということなのでしょうか。

A9

今の緊急事態宣言が早期に外されるということを想定してのご質問だと思います。その場合であっても、やはり見ていかねばならないところはあるのだろうというふうに思います。そしてそのための準備期間として、5月いっぱいをかけてということでございます。

 

Q10

そうすると5月いっぱいまでは何があってもお休みされて、6月1日以降にできるところからスタートしていくということですか。

A10

そのとおりです。

 

Q11

先ほど分散登校のお考えを示されていましたけれども、具体的にどれぐらいの頻度とか、そういうところの具体的目安みたいなものを教えていただけますか。

A11

(教育長)

分散登校につきましては、感染予防対策を講じ感染しないようなことを考えながら、目安としては5月18日の週はおおむね週1回、また翌週については週2回、学年をずらすと、学年を区分けして密集しないように、そういった考え方を取りながら対応していきたいなと考えています。

 

Q12

学年と、あと時間帯なんかを分けてということになるのでしょうか。

A12

(教育長)

そうです。集中しないように分散する形で、学年ごとに分けるとかそういった工夫をしていきたいと思います。

 

Q13

ゴールデンウイーク明け18日まではまだその分散登校はないということでしょうか。

A13

(教育長)

学校の実情によりますけれども、この1週目くらいは特に臨時登校日を設けるということは指示しないつもりです。

 

Q14

先ほどあった夏休みの期間というのがあると思うのですけれども、具体的にこれだけ休校が延びていて、それを夏休みだと1カ月ぐらいですか、それを取り戻すとなると結構時間的に開きがあると思うのですけれども、そこら辺のご対応というのはどうされる予定でしょうか。

A14

(教育長)

再開後、さまざま学校行事の見直しなど進めてまいりますけれども、この間の休業期間を考えますと夏休みに授業を行わざるを得ないと、そのように考えています。ただその期間については、今後の授業の進め方ですとか学校行事のこととか考えながら設定する必要があると思います。

 

Q15

夏休みというお話もあるのですけど、他の自治体は土曜日の登校日を設けようかと、そういう検討もされているところがあるわけですが、そこに関しては今のところお考えいかがでしょうか。

A15

(教育長)

土曜日につきましても選択肢の一つというふうに考えております。

 

Q16

先ほどICTを活用した授業ということでおっしゃっていましたけれども、結構そういうネット環境というのは各家庭によって結構差が激しいというお話も聞いています。そこら辺の対応というのはどういうふうになるのでしょうか。

A16

(教育長)

その点は私も非常に苦慮するところでございまして、高速通信環境が整っている、あるいはPCタブレットの環境が整っている家庭もあればそうでない家庭もございますので、どのように皆さんがお使いになっていただけるかということはさまざま考えながら進めていきたいと思います。

 

Q17

今の中で例えば使えない環境、そういった家庭は大体どれくらいあるというふうに市教委の方で把握しているところありますか。

A17

(教育長)

なかなか仙台市内ということで調査は行っておらないところですが、全国的には光通信の関係でいうと7割方普及しているというようなデータもございますので、その中で仙台市となると詳しいデータ、調査がありませんけれども、そこの対応ということにはこれから取り組んでいかなければいけないと考えております。

 

Q18

夏休みの件を改めて伺いたいのですけれども、これは夏休み中に授業日を設けるという考えなのか、それとも夏休みを短くするという考えなのか、どういうことになるのでしょうか。

A18

(教育長)

その違いは特に意識してませんけれども、夏休みの期間であっても授業日を設けてその日授業をするということで、短くするとか振り替えるということの意識はないです。どちらかというと振り替えるという方が意識としてはあるかなと思います。

 

Q19

そうしますと夏休みの始まる時期というのは当初の予定と同じ時期に始めて、2学期が始まる、夏休みが終わる時期も当初と同じ時期に終わるけれども、間に幾つか登校日というか授業日があるという考え方でよろしいですか。

A19

(教育長)

そうですね。基本的に夏休みの期間というのは決まっておりますので、それをずらすか、あるいはその期間は変わらないのだけれども授業日ということで振り替えるか、そこの取り扱いは考えていきますけれども、いずれにせよ夏休みに設定している、本来夏休みに設定している日に授業を行うということで埋め合わせをしていきたいと思います。

 

Q20

そうしますと例えばよその市ですと、夏休みはもう12日間だけとするみたいな明確にそういう日取りを出しているところもありますけれど、仙台市としてはそうではなくて、あくまで例えば学校ごとに授業日を設けていただくというような考え方でよろしいですか。

A20

(教育長)

一定の考え方を示す必要があると思います。学校それぞればらばらというようなことではなく、一定の考えは教育委員会として示していきたいと思います。

 

Q21

それは授業日はこれだけ設けてくださいというものは示すということですか。

A21

(教育長)

この間、授業を行えない時間数について、6月以降回復ということで取り組みますけれども、その進捗状況も踏まえながら一定の考え方は教育委員会として各学校に伝えていかなければいけないと思います。その中で学校が8日間振り替えるか10日間振り替えるか、その辺は裁量というものは一定設けたいと思います。

 

Q22

今の時点で夏休みの間にこれだけ設けてくださいということではなくて、6月以降授業が再開されて、その進捗状況を見て6月以降にこれぐらい設けてくださいという指針みたいなものを出すということでよろしいですか。

A22

(教育長)

時期はまだ明確にお示しできませんけれども、再開してからと明確にまだ言えませんけれども、いずれ一定の考え方は示していきたいと思います。

 

Q23

学校行事の見直しということなのですが、5月末まで休業することによって例えば運動会とか遠足とか修学旅行とか、影響を受けた学校行事があれば教えていただきたいのですけれど。

A23

(教育長)

例年ですと修学旅行というのは4月、5月に行います。ほとんど中学生ですと東京方面です。これはもうその時期は無理なので延期ということにしています。運動会も大部分の小学校では5月ですと第4土曜日に行っているところですが、これについても休業中ということで無理ということで延期。その他にもさまざま合唱の校内コンクールですとかそういった行事がございますので、これらについてもこの夏休み前というのはまず難しいという判断をしております。

 

Q24

延期ということは、大体秋以降とかそういうイメージなのでしょうか。

A24

(教育長)

夏休み前はなかなか振り替え、学校行事を振り替えて実施するということは難しいと思いますので、秋以降ということで考えております。

 

Q25

9月の始業・入学について宮城県知事が発言されてから全国知事会で言及されるなどいろんな反応が出ていますが、今の時点での市長のお考えをお願いします。

A25

それも一つの考え方だというふうに思います。こういう状況ですから教育の格差みたいなものが広がっていることに大きな不安をお持ちの方々、大勢いらっしゃるわけです。そういう中で9月入学・始業ということについてご提案があって、検討をというふうなお話になったこのことはある意味では一つの考え方だというふうに思っております。

ただそれまでの間、子どもたちの、とりわけ義務教育を受ける子どもたちをどうしていくのかというのは、自治体にとっては子どもたちの教育を置いておいて、9月まで置いておくということはできないわけです。このことはやはりまた別の問題として考えていかなければいけませんし、そしてまた社会に大きく関わってくることですので、これはすぐさま検討してでき得るというものではないというふうに、厳しいのではないかなというふうな認識は持っているところです。この間の会見のときと同じ思いです。

 

Q26

9月入学という話が各知事だとか都知事も含めて結構賛成の声が上がっているというところで、もしもこれが実現した場合に市の6月から再開したいという期日というずれが生まれてくると思うのですけれども、もし9月入学・始業というのが実現した場合は市としてはどういうふうに対応されるのでしょうか。

A26

それはまたそれに従うことになると思います。学び直し、何度も何度も同じことをやっても構わないわけですし、それはその時にそういう決定が下されたらばこれはそれに従うということになろうかと思います。

 

Q27

学び直しをしてもいいというのは、市としては6月から始めておいてさらに9月からもやるということになるのでしょうか。

A27

そういうことになれば、そういうことになるのだろうと思います。

 

Q28

6月には何とか始めたいという強い思いをお持ちだということなのですけれども、緊急事態宣言の状況もまだ不透明なところがあり、保護者からも結構6月でもまだちょっと早いんじゃないかなという思いもあるのかなと思うのですけれども、もし再延期をする、6月からまた休校を再延期するということが考えられるとしたら、それはどういった条件になったときは再延期というふうに判断されるのでしょうか。

A28

そのためにもこのゴールデンウイークの期間中、どのように皆さんに過ごしていただいて、そしてその後、2週間後にどのような状況になっているのかということを判断していかなければいけないというふうに思うところではございます。

しかしながら今の状況、皆さんにご協力をしていただいて感染者数が少なくなっている。そしてまた感染経路が判明しているそういう方々ですので、今ぽつぽつと見える方もですね。そういうことを考えますと、いろんな対策を取った上で始めることが可能ではないだろうかという思いもあるわけでございます。専門家の方々にもちろん意見をお聞きした上ででございますけれども、今の状況が続くとすれば可能であろうというふうに思っております。

 

Q29

そうすると、今のところ再延期の条件というかそういったところはお考えにはないと。

A29

これは爆発的なクラスターが市内あちこちで発生をする、あるいは学校現場でそういうような状況になるということがあれば、これはいま一度考えていく必要はあるのだろうと思います。

 

Q30

学校の再開についてできるところから始めていくということも考えられるというお話だったのですけれども、今の学校の児童生徒だったり教職員に感染者が出た場合なのですけれども、その学校、感染者の出た学校だけを例えば延長とかにするのか、それともどこかで感染が出れば全市的に一律で延長するということになるのか、どちらで今の段階でお考えでしょうか。

A30

社会生活を営んでいく上でもこれは今までの感染された方がいらっしゃったところ、本市においてもそうでしたけれども、しっかりとした体制を取った上でいろいろ授業の再開をさせていただいております。そういう意味におきましてはどこかの学校で先生が感染をされたと、そして濃厚接触者と言われる方々が何人かおられると、学校以外でもあるという場合にはほかの学校にも及びそうだという場合にはいろいろまたそれも考えていかなければいけないのだろうと思います。そのときの状況によってやはり考え方というのが方向性が見えてくるのだと思います。今この段階でこういう場合、ああいう場合というふうに申し上げることはできないところがありますけれども、その折にはそのケース、ケースで判断をしてゆくと考えております。

 

Q31

今学校の方では、先生方の在宅勤務を進めていらっしゃると思うのですけれども、その中で今回のを見ると例えば電話連絡、訪問などでということで先生方行われるということなのですが、そうなると今学校でいうと3分の1ぐらいずつでローテーションで回している学校が多いと聞くのですが、そうなるとマンパワー的に足りなくなってくるところもあるのかなと思うのですがそこに関してはいかがでしょうか。

A31

(教育長)

現在、市立学校の教職員については在宅勤務を促進しているところでございますが、学校で仕事がある、用事があるといったときには、やはり学校に出てきてもらって必要な対応をしてもらうということが基本でございます。

 

Q32

そうなると在宅勤務の形がある程度、あまりしない方向になっていくということなのですか。在宅勤務をこれからも続けてもらうというような形の上で各学校で対応してもらうと。

A32

(教育長)

基本、休業期間中の在宅勤務ということはございますけれども必要な業務が学校で発生する、あるといったときには、やはり先生方は出てきてもらって対応してもらうということが基本になります。

 

Q33

課題プリントも出すということですけれどもこれまでの期間とこれから決まった後の期間で、例えば分量とかそこら辺の違いみたいなものは出てくるのでしょうか。

A33

(教育長)

これまで5月6日までの緊急事態宣言、休業ということでしたので、若干ボリューム的にはあったかと思います。これから郵送で返信してもらうとかあるいは臨時登校日を設けてそこで確認するということからいたしますと、1週間あるいは10日分とかもっと小まめな分量とか、そういったことは柔軟に対応していく考えです。

 

Q34

教育長にお尋ねします。家庭学習を支援するということなのですけれども、これは新学年の教育内容をやってもらうというのを念頭に置いていていいのでしょうか。

A34

(教育長)

3月から休業が始まりましたので、前年度分については3月にプリントをお渡ししているところでございます。新年度に入りまして既に教科書も配付していますのでその教科書を読んでもらう、あるいは若干前倒しして取り組んでもらうということで主に新年度に入ってからの対応というふうに考えております。

 

Q35

家庭学習をやる、先取りしてやるというような形になるかと思うのですけれど、これによって授業時数が実際6月に再開したときに授業時数が減ったりということは、通常の、例えば去年とかと比べて授業時数が減るということはあるのでしょうか。

A35

(教育長)

家庭学習を行ったことで授業を減らせるかということにつきましては、文部科学省からのいろんな考えを基に私ども精査していかなければいけないと思っています。具体的にはまだその取り扱いについて判断している部分ではございません。

 

Q36

これまでとこれからと分けて考えをお聞かせいただきたいのですけど、今まで旧学年の部分で十分な家庭学習の方針を示せたかという振り返りの部分と、これからは新学年の部分は十分な家庭学習の方針というのを示し得るのかということ、その辺をお聞かせください。

A36

(教育長)

前年度につきましては3月2日から急に臨時休業ということが決まりましたので、先生方にプリントなどを用意してもらいましたけれども、十分かと言われると不足部分があったと言わざるを得ないと思います。十分でないという認識でおります。

今年度これからにつきましては、それも踏まえまして先生と児童生徒のやりとり、双方向で確認しながら進めていきたいと思います。

 

Q37

学校の状況について夏休み中にも授業日を設けるということなのですけれども、整備を進めているエアコンの整備状況というのは今どのような状況なのでしょうか。

A37

(教育長)

中学校については全て完了しておりますが、小学校についてはまだ一部工事中ということでございます。夏休みに向けまして全力で整備を進めていきたいと思います。

 

Q38

再三お話ありましたけれども、休校が今年度でいえば2カ月弱というぐらいの期間になるかと思うのですけれども、仮に6月1日から再開できたとして、学校行事とか見直せばこの授業時数は現段階では取り戻せるというお考えなのか、やりくりしてもなかなか取り戻せない時数なのか、その現状認識はいかがなのでしょうか。

A38

(教育長)

非常に今判断するのは難しいのですけれども、この2カ月というのを、夏休み、秋休み、冬休みなど長期の休業期間も活用しながら、また授業の進め方への工夫もしながら何とかして年度で取り戻したいと、このように考えています。

 

Q39

今お話ありましたように今日の発表では夏休みに授業時間を設けるということですが、この先は冬休みの期間も視野に入れての対応になるということでしょうか。

A39

(教育長)

活用できる期間というか時間についてはできるだけ活用して、授業の遅れを取り戻したいと考えています。

 

Q40

それから部活動についてはたしか休止でしたよね。これは6月、逆に言うと6月1日からは部活動などは再開できるのか。そうなるといろんな大会が本来予定されているわけですけれどもその辺はどういう見通しになっていますか。

A40

(教育長)

少なくとも5月いっぱいの部活動についてはお休みといたしますが、6月以降学校が再開し、徐々に軌道に乗るといいますか通常に戻ってくると思います。部活動についてもステップを踏みながら再開できればというふうに考えます。

 

Q41

今回の一連の家庭学習の支援等でキーワードとして双方向の対応というのを強調されていたかと思うのですけれども、これまでの休校の延長をしているときに示された支援策ではなかなか出てこなかったキーワードだと思うのですけれども、そこは対応を少し変えられたのかなと思うのですが、双方向という方策を打ち出された狙いみたいなものをお聞かせください。

A41

(教育長)

学習プリントを渡してそれを家庭で学習していただくということは大事なことだと思っておりますけれども、それがきちんとやられているかどうかということをやはり先生自ら把握しないとその後の授業にも影響があるというか、つながらないと考えておりまして、このためにも児童生徒がきちんとやっている、分からないところは先生が手を差し伸べると、そういった行き来、双方向の関係を持たないとこの2カ月あるいは3カ月の長期にわたる休みというのは乗り越えられないなと、それが6月以降の学校再開にもステップとしてつながっていければなというふうに考えての対応でございます。