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更新日:2020年7月28日

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新型コロナウイルス感染症に対応した経済対策(第4弾)を実施します(質疑応答)

令和2年7月27日
 

質疑応答の内容

Q1

観光需要喚起に向けた取り組みで宿泊促進キャンペーンは大幅に第3弾の経済対策から拡充したわけなのですけれども、拡充した理由を改めてお聞かせください。それとあと東北域内周遊促進事業なのですが、これはどういう狙いがあるのでしょうか。それをお聞かせください。

A1

まず1点目でございます。本当に多くの方々にこのキャンペーンのお申し込みをいただきました。予想を超えるお申し込みでありましてこれはやはりもう少し拡充すべきであろうというふうに、応募された方々に対する思いと、そしてまた実際に使っていただける宿泊事業者への還元というのでしょうか、この双方を考えた上で拡充をするということでございます。それから2つ目の質問でございますけれども、これはやはり新型コロナウイルス感染症のどこでどのような終息を迎えるのか必ずしも先が見えない中で、今感染がかなり増えている首都圏あるいは関西圏の旅行ですとか長距離の移動を伴う旅行というのに不安を抱えている方も多いのだろうというふうに思います。そこで比較的感染者の数が少ない東北地域、これが連携して周遊旅行商品を作っていただいて、それを販売しこの域内を盛り上げていこうという、そういう狙いでございます。

 

Q2

東北域内周遊促進事業の方なのですが、Go Toトラベルキャンペーンはまさに東京を除く、東京発着を除く全地域が対象の中で感染の多い地域にあえて行ってもらうのじゃなくて、東北に誘導しようという目的があるのかという点が1点目と、対象としては東北各地の人が対象になるということなのでしょうか。

A2

もともと東北の各地域は観光資源が豊富でございます。これをこの新型コロナの前は世界に向けて海外に向けてもアピールをさせていただいたところでもございます。改めて今回東北の域内の魅力あるところ、これを新たに域内の皆さんたちの期待に応えられるように盛り上げていきたいという思いが1点でございます。それから後段の対象の話ですけれど、これは仙台の発着ということだったというふうに思います。

(次長兼東北連携推進室長)

基本的には東北域内の方に対してこの商品を販売して域内で回ってもらうというのが趣旨でございます。

 

Q3

そうすると仙台から例えば青森に行く人は対象にならないということなのですか。

A3

(次長兼東北連携推進室長)

東北にお住まいの人を対象にして、仙台発、例えば青森行きの商品、あとは青森発仙台着の商品というような形で調整の方をお願いしたいと考えています。

 

Q4

その目的、狙いのところに関してなのですけど、これは感染が多い地域に行かせないというような消極的な目的じゃなくて、むしろ東北の域内観光を活性化させたいというそういう積極的な狙いの方が強いというふうに考えていいのでしょうか。

A4

なかなか難しい質問の仕方をなさるなというふうに思いますけれども、東北域内の魅力っていうのを十分に知っていただきたいということと、併せて先ほども申し上げましたけれども、やはり感染者が多く出ている地域、長距離の旅行に対しては二の足を踏まれる方々も多いというふうに認識をしております。ですからそういう方々にはぜひこちらで楽しんでいただきたいということです。

 

Q5

宿泊促進キャンペーンの方なのですけど、第2次はいつとか誘客対象とか、そういうのはどういうふうに考えていらっしゃるのでしょうか。

A5

一応本市の宿泊促進キャンペーンについては、9月のキャンペーン開始ということだというふうに認識をしております。

(観光交流部長)

既に実施しております1次キャンペーンの方は仙台市内の温泉地が目的でございましたけど、2次キャンペーンの方につきましては一応対象範囲は国内全域というふうに、一応範囲はそのように指定しております。従いましてスタートにつきましては、今準備の関係でいいますと9月スタートという形で適用開始を予定しているところでございます。

 

Q6

国のGo Toトラベルキャンペーンでも全国を対象にして感染を広げないのかという懸念の声が上がったのですけど、これに関しても同じような懸念の声が出るのじゃないのかというふうに思うのですけど、その辺はどういうふうに考えていらっしゃるのでしょうか。

A6

これもやっぱりいろいろだと思います。どういうふうになるのかこれは慎重に見ていかなくちゃいけないのだろうなというふうには思っております。今私も9月のキャンペーン開始というふうに申し上げましたけれども、これもいろいろなところを慎重に見極めて判断していきたいというふうに思います。

 

Q7

その誘客対象は全国でスタートは9月というふうに考えていいのですよね。それで慎重に見ていくということになるのでしょうか。

A7

そのとおりです。

 

Q8

今回の経済対策第4弾の中でイベントの再開に対する取り組みということで大きな項目で入っているかと思うのですけれども、全体像としてまずこれの狙いについて教えてください。

A8

イベントを行うに当たって、例えば屋外の開催についてのモデルケースを作っていきたいということで計上させていただいているもの、それからまたしっかりと対策を取った上で補助金として施設の使用料について減免をしていくというようなこと、さまざま取り組みを進めてまいります。それからまた大型の観光イベント、軒並み今年は中止になりまして城下町が本当にしんと静まりかえってしまいました。それらを来年度に向けて、あるいはいろいろ継続をしてやっていきたいという、そういうイベントの事業者の方あるいは主催者の方々もおいでなわけですけど、このような状況で継続をして活動するのがかなり厳しい状況になっています。それらを支援していくための施策も盛り込ませていただいたところです。ぜひマインドを強く持っていただいて、次につながる取り組みをしていただきたいということです。

 

Q9

今年このさなかで中止になったとしても、来年度以降ずっと継続ができるようにみたいな部分への補助も含んでいるという理解でよろしいですかね。

A9

はい。

 

Q10

公共交通の運行継続奨励金ということなのですけれども、これはどなたへの奨励金で奨励金を出す背景としてどういった狙いがあるのでしょうか。

A10

これは仙台市域、仙台市内での路線バスの事業者の方々に対して奨励金を出すというものでございます。この間、緊急事態宣言の中で外出自粛の要請が続きました。事業者の方々は本当に厳しい中だったと思います。そういう意味では経営を応援するということ、それからまた間引きというのでしょうか、運行を減らしておられるところもあるようですが、そういったところでも継続して運行を続けていただきたいという、そういう思いを込めての奨励金でございます。

 

Q11

公共交通事業者への支援のところで補足でお聞きしたいのですけれども、今市長もおっしゃっていたように狙いのところで、運行ダイヤが平日ダイヤになって、宮城交通バスなのですけれども、ダイヤがちょっと使いづらいダイヤになったりして今運行しているところもありますが、この奨励金を出すことによってそういったところの改善とかも狙いに入っていると考えてよろしいでしょうか。

A11

(公共交通推進課長)

今、宮城交通のバスの方は一部減便という形で特別ダイヤで運行しているのですけれども、やはりそれの一番大きな要因といたしましては宮城交通さんの運行しているエリアにある学校、高校とか大学、そういうところがオンライン授業でやっているところが結構ありまして、その観点でどうしても学生・生徒の利用者が減っているという現状がございます。宮城交通の方としては今後その学校の再開に従って順次ダイヤについて変更していきたいというような考えをお持ちですけれども、今回の奨励金をもって通常のダイヤに戻すところまではそこまでは見てはおりません。

 

Q12

地域企業デジタル化推進事業についてお伺いしたいのですけれども、この事業というのはテレワークをはじめとするデジタル化を推進するためとあるのですけれども、これは市としてテレワークを推奨しているという、推奨していてその導入を図る企業には応援をするという狙いがあると捉えてよろしかったでしょうか。

A12

やはり今回のこの新型コロナウイルス感染症で在宅勤務、テレワークの推進ということが一定程度進んだというふうに思います。そういう中で新しくあらこれはこういうやり方もあったのね、と新たな気付きによって事業を広げていく、そのツールにもなり得るということを事業者の方々も確認をしておられるところも多いのじゃないかとは思います。そういう中で、しかし自分のところではなかなかIT化に取り組むのには専門的な知識を持っている者がいないのだけれどという方々に対して、その専門家の方々を派遣して伴走して支援をしていくというそういうものであったり、それからまたIT機器を試験的に使っていただいてこれからの事業に少し活用いただく、そういうような取り組みを応援したいというものです。テレワークを推進するためのものかと聞かれればそうでもあり、そしてまた企業の皆さま方にとってそれがさらなる事業展開に資するものであるという観点でこれを付けさせていただいております。

 

Q13

大型観光イベント事業継続支援の補助対象イベントのところで、仙台市の大きなイベントとして青葉まつりがないなというふうに感じてしまったのですけれども、これはどういった事情があったのでしょうか。

A13

(観光交流部長)

大きなイベントという意味で今お話しの青葉まつりと仙台七夕まつり、この2つが抜けているのかなというふうにお気付きかもしれません。この2つにつきまして仙台市は基本的に会員といいますか主催者側として入っておりますし、しかも協賛会という団体がございまして、その運営的な負担金あるいは補助金も年間を通じて既に出しておりますので、この大きな2つの祭りにつきましてはこの補助制度からは外しているという状況でございます。

 

Q14

宿泊促進キャンペーンの2次の方なのですけれども、慎重に見ていった上でスタートが9月で対象範囲が全国というのはこれは前提条件として9月には感染拡大状況が終息しているという認識なのでしょうか。それとも感染状況が終息していないけど経済を重視してこういう設定にしたということなのでしょうか。あと収束状況にある地域限定で開始するなど適切に対応しますというのはどういうことなのでしょうか。詳しく教えてください。

A14

終息をしているとは考えておりません。残念ながらやはりこの新型コロナウイルスがある限りはこういう状況というのは続くのであろうと思います。その上でそれぞれ感染防止対策を徹底していく、そういう中でやっていけるかどうかぎりぎりのところを見極めていきたいということでございます。

(観光交流部長)

地域の限定という意味におきまして、まず先ほど申し上げました全国での対象範囲というのはあくまでもただ今この第2次キャンペーンを実施するに当たりましては全国からのお客さまをお招きするという態勢で準備をしているという意味合いでございます。従いまして感染症の状況が今後どういう展開になるかによりましては実際9月というスタート時期におきまして、売り出す範囲あるいはお客さまとしてお招きする範囲を、ここに書いてありますように例えばですけれども、東北の方々を中心としたメニューの旅行商品を積極的に売り出すことで東北の方々からの誘客を進めていくのだと、地域を限定するのだと、そういう形の売り出しはその売り出すスタートの段階であるいは終息の状況を見て判断をさせていただきたいといったことでございます。

 

Q15

その9月に売り出すというのは基本線にあって、売り出す範囲は流動的に考えているということなのでしょうか。

A15

(観光交流部長)

今の段階ではそのように考えているところでございます。

 

Q16

(キャンペーンが)終わる時期はいつぐらいを考えているのですか。

A16

(観光交流部長)

基本的に後ろにつきましては今年度予算ですので年度内いっぱいと考えておりますが、これは予算のある限りという形になりますので今のところ後ろの期限はあえて作っているところではございません。

 

Q17

年度内ですか。

A17

(観光交流部長)

一応年度内として考えておりますので、スタートが9月ですけれどもそれぞれの予算が全て消化すればそれで終わりという形になりますので、あらかじめ何月までという形で商品を決めているわけではございません。

 

Q18

(キャンペーンの)始まりの時期はいつなのですか。

A18

(観光交流部長)

始まりは先ほど申し上げたスタートの9月を予定しているところであります。