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更新日:2020年10月29日

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市内の大学・専門学校等を対象に新型コロナウイルス感染症対策に関する意見交換会を開催します(質疑応答)

令和2年10月28日

質疑応答の内容

Q1

今現在85人というクラスターが発生していることについて先ほど強い危機感という言葉がありましたが、85人のクラスターが発生しているその現状について、改めて市長の所感を聞かせていただきたいのですが。

A1

この(クラスターが発生している)専門学校については、10月19日に最初の(新型コロナウイルス感染症の)患者さんが確認をされたわけですけれども、今大規模に(PCR)検査を実施しておりまして、これだけ多くの陽性患者の方が確認をされているということだと思います。現在、現状は市内で感染経路が追えない陽性者の方が次々確認をされているという状況ではありませんので、市民の皆さま方には数を聞きますと驚かれると思うのですけれども、ぜひここは冷静に受け止めていただいて、これまでどおりにしっかりとした日々の基本的な感染防止対策、これを取っていただくことをお願いしたいというふうに思います。一方で、やはりこれだけの数の陽性者が確認をされているということで現場では危機感を持って懸命にPCR検査を進めている、そしてまた調査を行っているということでございます。一日も早く感染範囲を把握してその拡大を抑えていくということ、これに全力を尽くしてまいりたいと思います。

 

Q2

この留学生を受け入れている今回のおよそ20校なのですが、これを全体に広めるお考えというのはあるのでしょうか。

A2

(危機管理課長)

今回のこの意見交換会については、今般の感染状況を踏まえて取り急ぎ開催をすることといたしたのですが、留学生の方であるとか寮生活、学校生活を含めて感染状況のところはまだこれから解明が必要だというところはあるのですが、やはり外国の留学生の方というところで広がっているというようなところで、留学生の方もあるいは学校運営側についても不安もあるでしょうし、これまでの学校側の取り組みあるいは仙台市の方からのいろんな情報発信とかそういったことも含めて、皆さんと意見交換する中で何かご助言できることとか我々としてもさらなる取り組みがあるかどうかといったところのヒントにもなりますので、取り急ぎ今回は留学生の方を受け入れている学校を対象としての開催としたところでございます。
当然多くの大学や専門学校もございますし今後ということもありますので、そういった今回の意見交換を踏まえて、留学生特有ということではなくて、寮生活も日本人の学生の方も当然いらっしゃると思いますので、そういった今回の意見交換を踏まえて、さらに全部の学校とかを対象とするような必要があるということであればまたその後のこういった意見交換会とかいろんな研修会とかそういったものを検討する必要があろうかなとは思っております。まずは今週の意見交換会の場でさまざまな意見交換をしてみたいというように考えております。

 

Q3

先ほど市長、今回のこのクラスターは別に留学生あるいは外国籍の方だから起きたわけではないというふうに発言されておりますけれども、この意見交換会は留学生を抱えていらっしゃる学校さんをターゲットにされているという、ちょっと理解に苦しむのですが、先ほど担当の方から留学生の方への不安あるいは留学生を抱える学校の方の不安というのがあるというふうにおっしゃっていましたが、具体的にどういう不安があるというふうに想定されているのですか。

A3

今回のクラスターが発生した学校では日本語の勉強を終えた後の勉強ですから、一定程度の日本語というのは皆さん使える状況にあるというふうに聞いております。そういう中でも外国籍の方々それぞれのお国柄のコミュニティー等々ありますし、いろんな考え方があって、必ずしもこちらがお願いをしていることについてどの程度の理解が深まっているのかどうかということも、これまた出てくるのではないかというふうにも思っています。そういう意味で今回はこれだけ外国籍の方々が感染をされているという状況を見た上で、今回外国籍の方々を留学生として受け入れている学校を対象に、それぞれお困りになっていらっしゃること、例えば学校外での生活についてどのように把握なさっているのかも含めてですけれども、やはり知っておく必要もあろうかというふうに考えまして、今回このような意見交換会を企画したところでございます。

 

Q4

今回85人という非常に大きい人数ではありますが、その前にホストクラブの方で、ここもかなり大人数だったと思うのです。そのホストクラブのクラスターの際には特に飲食店を対象としたこのような勉強会といいますか、こういう開催は検討されなかったようですけれども、今回ここで留学生を抱える学校を対象として意見交換をする。その飲食店はなぜやらないのだということを含めて、そこの対応の違いはどういうことなのでしょう。

A4

飲食店につきましてはこれもそれぞれいろいろな勉強会の開催というのは必要であろうというふうに思っておりまして、今回経済局で感染症対策を行っていただいた事業所に対して感染拡大防止協力事業者特別支援金を出させていただきますけれども、その折には併せて勉強の機会というのでしょうか、講演をお聞きいただくという機会も設けさせていただいております。それでも足りないというような状況が生じてくれば、その際には考え得ることもあろうかと思いますが、まずは今回のこの留学生の方々がこれだけ多く感染をされているということ、そしてまだ調査の途中でございます。検査もまだこれから数がどのように推移してくるかまだ途上にあるということですので、その危機感で今回このようなことにさせていただきました。