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更新日:2020年11月18日

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令和2年第3回臨時会・第4回定例会に提出する議案について(質疑応答)

令和2年11月17日

質疑応答の内容

Q1

第3回臨時会に提出される条例の関連で伺いたいのですけれども、この職員の給与に関する条例の改正は人事委員会の勧告を完全実施されるということなのでしょうか。

A1

やはり公民較差の是正について人事委員会からの勧告をいただきました。基本的にこれは尊重した上でそのように対応すべきと考えておりまして、今回の提案となったところでございます。

 

Q2

第4回定例会提出予定議案の条例の改正の5番目、仙台市地区計画の区域内における建築物に関する条例の一部を改正することによりまして、どういうような街ができるという想定というか、(どういう街を)目指していらっしゃいますでしょうか。

A2

今もう既に進んでいるところございますけれども、それぞれの方々の思いがありましょうし、また仙台市としても高機能オフィス、産学官連携というのをさらに推進していくためには必要な整備であるというふうに思っておりまして、具体的にマンションなどの用途、これを制限するということでございます。

(都市計画課長)

今回地区計画の条例の改正をするこの地区は、中央四丁目東二番丁通地区ということで、(仮称)NTT仙台中央ビルの建て替えが行われる地区でございます。今回の地区計画では、マンションや工場、それから風俗営業などの用途を制限いたしまして業務機能の集積を図るという中身でございます。

 

Q3

新型コロナウイルス感染症の対策費用についてだったのですけれども、自宅療養者の生活支援だったり感染対策仕様車の購入というところで、改めてこちらを導入する背景と狙いを教えていただけますでしょうか。

A3

この間も議会、定例会、臨時会含めて、新型コロナウイルス感染症対策にはさまざまな予算を講じてきたところです。そういう中で今般、やはり感染者が増えており、そしてまたさまざまな理由で自宅療養を余儀なくされる方もおいでだろうと思います。そういう方に入院で療養していただくあるいは宿泊施設で療養していただくというのは基本なわけですけれども、自宅にとどまらざるを得ない方々に対してやはり支援が必要であろうということで、今回新たにこのことについて対応するという意味で予算措置をさせていただいたところです。感染症対応に必要となる予算につきましては、この間、定例会、臨時会を含めて措置をしてきたところでございますけれども、今回の補正予算では感染症の状況の推移、これらも考えた上で、さらなる対応として自宅待機をされる方、この方に対しての支援が必要であろうと考え、この予算措置に至ったものでございます。

 

Q4

自宅療養の方への支援なのですが、自宅療養の方がどのような部分で不都合なのか、大変さがあって支援するのか、そこをもう少し教えていただいていいですか。

A4

感染をされた方はやはりとどまって療養していただかなくてはなりません。そういう意味では日用品ですとか食料品ですとかそういうものについて、買い物に出るようなことがあってはいけません。感染を広げてしまうことにもなりかねませんので、そういう意味ではその部分をお届けするというそういう支援でございます。

 

Q5

今回の補正予算案と条例案、補正予算案でいうと、これまでいろいろ新型コロナウイルス感染症対策をやってきたものに比べるとかなり金額が小さいというか、減額補正にもなるわけですけれども、今回こういう予算を組まれた背景とか思いというのを改めて語っていただいてもよろしいでしょうか。

A5

先ほども申し上げましたけれども、今年は臨時会もたびたび開催をするなどしてこの新型コロナウイルスへの対応を取ってきたところでございます。もう既に大きなお金を投じて一定の対応をしてきたので今年度は十分であろうというふうに認識をしてはいるところですけれども、しかしながら状況によっては、その変化によっては、ここが足りなかったというところも出てこようかと思います。そういう意味で今般は自宅療養される方のための支援を入れました。また患者搬送用の車ということでの予算措置でございます。これからも状況の変化に対応しながら、補正が必要とあらば補正予算を組んでいきたいというふうに考えております。

 

Q6

一方で減額がだいぶ大きな額になったかと思います。見直しの中で不要になったというか、1年間で必要なかった部分というのはどういったところを削ったのか教えてください。

A6

(財政課長)

このたび減額対象になっている事業につきましては、基本的には新型コロナウイルス感染症の影響によって中止になった各種事業費の減額ならびに、事業の執行状況を見ましてそこまで予算として残す必要はないだろうという、まさに執行状況を見て不用額となっている部分でございまして、子ども医療費助成等につきましては新型コロナウイルス感染症の影響で(病院の)受診者数が抑制されていてそちらの部分を減額するとか、そういった部分になります。

 

Q7

12月補正でこのぐらいの減額になるというのは過去にあるのでしょうか。

A7

(財政課長)

今年度も数度にわたり補正をしてきておりまして、そちらに係る財源を捻出するためということで減額補正をしつつ必要な事業費の方を確保してきているところでございまして、第4回定例会におきましても同様に新型コロナウイルス感染症(対策)をはじめとする事業費の確保のために執行状況等見まして、見直しできる事業の部分について見直した上で財源を捻出して予算を組み立ててきたところでございます。

 

Q8

過去にこの12月のこのタイミングの補正予算でこのぐらいの額が減額されるというような事例はあるのでしょうかという質問なのですが。

A8

(財政課長)

過去にさかのぼってここ数カ年ですと、12月で減額補正するという事例はあまりないです。今年度につきましては新型コロナウイルス感染症の影響があってやはり財源を捻出する必要があるだろうということで、例年ですとあまり減額補正しない12月においても減額補正を組んだというところでございます。