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更新日:2021年2月3日

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東日本大震災から10年を迎えるにあたり各種関連事業を実施します(質疑応答)

令和3年2月2日

質疑応答の内容

Q1

震災の追悼式、正式に発表していただきましたけれども、この後(第1回)定例会に入って3月11日を迎えるまで最後の会見ということもありますので、先ほど少し3月11日はこの(10年間の)歩みに思いをはせてという言葉もありましたけれども、改めて震災からの10年間をどう総括するのかというところ、復興の歩みであるとか被災地の今の現状というものをどう考えていらっしゃるかというところ、お考えをお聞かせください。

A1

多くの方々が尊い命を失って、そしてまたお住まいになられていた場所あるいは先祖代々つくってこられたまちを失ったあの震災から丸10年ということになります。復旧と復興を信じて国内外からたくさんのご支援も頂戴いたしました。励ましの言葉もたくさんいただきました。身近な方々と心を合わせて一つ一つ壁を乗り越えて今日まで歩みを続けてきたと思います。そしてまたこれから発生し続けるであろうさまざまな災害に備えて命を守っていくということは、あの大震災を経験した私たちにとって大変重要な責務でもあります。あのときの経験、教訓を世界に広げて未来に伝える、その役割をしっかりと果たしていかねばならないと思っております。

 

Q2

復興のこれまでの歩みというのはどのようなものだったというか、いろいろな苦難とかもあったかと思うのですけれども、仙台市の復興、他のところも含めてもいいのですけれども、どのようなものだったかというのをもう少しお願いします。

A2

これまでに経験したことのない大きな災害でございました。その中にあって、さまざまな方々が諦めることなく立ち上がって力を発揮し、皆さんの力が結集した復旧・復興だったと思っております。また国の方からもたくさんの財政的な支援を経て、ハード事業、ソフト事業に取り組んでまいりました。そしてまた国内外からさまざまな方々に多くのご支援と、そしてまた励ましの言葉をかけていただき、仙台はこれからの防災、世界に向けて仙台防災枠組という冠のつく復興をしっかりと発信していく拠点として、そしてまた世界の復興を支援する、そういう役割も担う、そういうことになったのだというふうに認識をしております。同じようなことがあってはならないと思っております。とにかく命をしっかりと守れるような取り組みを続けていけるように、これからもあのときの経験、教訓を皆さんと共有しながら引き継いでまいりたいと思います。

 

Q3

震災関連行事、特に追悼式について基本的には仙台市内の方を呼ぶ形になるかと思いますが、例えば成人式のように県外、特に緊急事態宣言が出ている都道府県からの参加あるいは招待をやめる、自粛をお願いするといったことは考えておりますでしょうか。

A3

被災をされた方々あるいはご遺族の中には、今居住地を仙台に持たない方々もおいでのことと思います。

(秘書課長)

仙台市外にお住まいの方についても、間もなく皆さんにご招待のお知らせをする予定なのですけれども、同じタイミングでご案内を差し上げる予定でおります。新型コロナウイルスの状況、いろいろございますし緊急事態宣言が延びたというのもございますので、その動向も見ながらということにはいろいろ考えることもあるかなと思うのですけれども、ご案内はさせていただく予定で今考えております。

 

Q4

現状ではそのままお呼びする予定ということですね。

A4

(秘書課長)

そうです。