現在位置ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長室へようこそ > 市長記者会見 > 市長記者会見 2020年度(令和2年度)一覧 > 3月 > 本市における新型コロナウイルスワクチンの接種について(質疑応答)

ページID:53188

更新日:2021年3月17日

ここから本文です。

本市における新型コロナウイルスワクチンの接種について(質疑応答)

令和3年3月16日

質疑応答の内容

Q1

ワクチン接種の集団接種の概要に関してなのですけれども、(会場を)22カ所ということで固められたということですけれども、区によっては会場配分がちょっと違うかなと思うのですが、改めてその会場選定というのはどういうふうに行ったのかというのをお伺いできますか。

A1

一般のかかりつけ医といいましょうか、診療所等の状況あるいはまた交通の利便性等々も踏まえた上で選定をさせていただきました。

 

Q2

会場(数)は区によって結構多い少ないとあると思うのですが、これはどういったことでしょうか。

A2

かかりつけ医、いわゆる一般の医療機関で接種が可能だというふうに言っていただいている診療所等々も含めて、それらを総合的に見た上で、また交通の利便性等々考えてここに設定をしたというふうなことと聞いております。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

これはそれぞれ会場数あります。また会場の大小もございます。そういったことも含めて、いわゆるそこの会場に設置できるブース数というのですか、そういったことも考えて想定してバランスを取っているというところでございます。

 

Q3

集団接種会場では、改めてお医者さん看護師さんとかの人員体制、各1カ所ずつの人員体制というのはどのように想定されていますでしょうか。

A3

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

これは想定なのですけれども、全体で医師約50名程度の方を確保したいと思っています。今現在それに向けて調整中でございます。

 

Q4

全体で50名というのは1日当たり50名ということですか。

A4

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

そういうことです。

 

Q5

22カ所なので、大体1会場当たりお二人の医師が行かれるということですか。

A5

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

これは平均ではそうなりますけれども、会場によってこれは大小ございます。

 

Q6

看護師の方に関してはいかがでしょうか。

A6

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

今、我々の想定では看護師1ブース当たり2.5名というような想定で考えてございます。

 

Q7

1ブースというのがちょっとよく分からないのですけれども。

A7

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

お医者さん1人が予診を行ってその後で看護師さんが接種をするという話になるのですけれども、そのワンセットでお医者さん1人それから看護師さん2.5人という想定で考えています。

 

Q8

これから多分個別接種というのも始まると思うのですけれども、(資料の)注釈で予約方法は医療機関によって異なりますというふうにありますけれども、これは具体的にコールセンターを通してやる方法もあれば直接医療機関でやる場合もあるとそういうような想定なのでしょうか。

A8

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

各医療機関についてはコールセンターを通すのではなくて、各医療機関、診療所に直接予約を取っていただくことを考えています。それぞれの予約方法はそれぞれ医療機関ごとに違う場合がありますということです。

 

Q9

コールセンターに関してはこちらは市内に設置されているものなのでしょうか。

A9

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

コールセンターの設置場所については個人情報を扱うことがございますし、委託している事業者の意向で具体の場所は明らかにできないというふうに考えてございます。

 

Q10

ワクチンに関して4月に関しては高齢者施設(での接種)を重点的に行うと。それでその施設というのをどう選定されていくのか。特別養護老人ホームもたくさんあると思うのですけれども、こちらに関しては今の段階ではどういう想定になっているのでしょうか。

A10

それも大変(ワクチンの)数が限られている中ですから難しいと思うのですけれども。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

特別養護老人ホームといっても60施設ぐらいございまして、入所者も4,800人、従事者も4,000人を超えるぐらいございます。標準的な事務としてこういう高齢者施設(の入居者の方)に接種する場合というのは、自治体側で接種券を各高齢者の方に、これは住民票の住所へお送りします。施設側でご自宅に届いた接種券を集めながらご家族にご説明をすると。それで当然、高齢者自身の接種するしないの意向確認もさせていただきながら、それぞれそれなりに準備をしていただくことになります。そういった準備が整ったところから4月は(ワクチンを)打っていく、接種していくということになろうかと思います。そうなると恐らく比較的小規模なところが早く準備が整うのではないかと、今のところ想定してございます。

 

Q11

感染の拡大に関してリバウンドをしていると、今そういう状況にあると思うのですが、ただそのリバウンドする前の感染状況、(患者数が)多いときというのは飲食店とか夜の飲食ですね、そちらが多くて(感染が)広がっているという状況が結構あったと思うのですが、今の感染状況というのはそれだけじゃない。例えば事業所とかまた感染の広がり方がちょっと違うのかなと思うのですけれども、ここに関して市長はどのように捉えられていますか。

A11

傾向としては飲食店等の施設においての複数の陽性者が確認されるケースもあれば、感染経路の特定されない、推定されない経路不明の方々も多くなっております。本市の感染制御地域支援チームの専門家の方々からもメッセージをいただいておりますけれども、やはりクラスター発生施設等や繁華街の飲食店との関係が確認されない方も陽性になっていて、身近なところで感染が広がっている恐れがあるというコメントも既に頂戴をしているところでございます。一層の緊張感を持って市民の皆さま方には感染予防策を取っていただきたいというふうに思いますし、現状大変強い危機感を持っておりまして、先ほども申し上げましたけれどもそれぞれ皆さんにいま一度徹底した対策をお願いしたいと存じます。

 

Q12

冒頭の市長のお話を伺うと、要は仙台市で多くの高齢者にワクチンが接種されるというのは恐らく5月以降になるのではないかと思うのですけれども、多くの高齢者の方にいつ頃接種できるのかというそのスケジュール感というのはいかがでしょうか。

A12

先ほど申し上げましたとおり、4月については(ワクチンの供給量は)2箱ということでございます。その後どういうような状況で供給されるのかという詳細について、5月以降まだはっきりしないところもありますけれども、その辺の想定を含めておよそ26万人いる65歳以上の市民、優先的に接種をされるべき高齢の方々に対していつ頃になったら本格的に接種が始まるか、その見通しについて今のところなかなか立てられないところであります。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

市長が申し上げたとおりでございまして、5月以降の具体的な仙台市への供給スケジュールははっきり分からない中ではございます。ただ仮にゴールデンウイーク明けに十分な量が供給される、それからその後も継続的に安定的に供給されるとなった場合には予約を受け付けるという期間とかもございます。個別の診療所にお送りする配送の期間もございますので5月後半になるのではないかと。ゴールデンウイーク明けに理想的な状況になったとしても5月後半になってくるのかなというふうに想定はしてございます。

 

Q13

ワクチンの関係で個別接種と集団接種というのは、これは市民の方が自分でどちらを受けるかというのを選択するというそういう理解でよろしいのでしょうか。

A13

はい。

 

Q14

65歳以上の方、26万人いらっしゃるというところで、今後のスケジュールまだ不透明なところもあると思うのですが、最終的に26万人の方が2回分接種を終えられる時期のめどというのはこれはいつ頃というふうに想定されていらっしゃるのですか。

A14

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

先ほど理想的な環境が整えば5月後半から打てるだろうとなっていて、今国から示されているのが、高齢者については基本的に12週間で2回接種を終わらせろと、それができるような体制を組みなさいという話を言われておりまして我々もそのつもりで体制を整えております。ですので、5月後半から理想的な状況で打ち始められれば、6、7、8(月)、少なくとも8月には終わるだろうということですけれども、ただやはり今後のワクチン供給見込みに本当に左右されますので、先ほども申し上げた接種開始時期も含めて、時期が確定した段階で改めてお知らせすることにはなるとは思います。

 

Q15

最近の感染状況の関係なのですけれども、時短要請を出す前の状況に近づいてきているというお話なのですが、今後市長の方から前にあったような飲食店への時短要請などをお願いするかどうかというところについては、今どういうふうなお考えなのでしょうか。

A15

かなり厳しい状況になっているところでもございます。今後もさらに高齢者施設などで高齢者の方々への感染が広がるというふうなことになりますと病床が逼迫(ひっぱく)してくる状況というのも懸念をされるわけでして、ここのところは注視をしているところでございます。長い期間、営業時間短縮要請を引き受けてくださった皆さま方も大変厳しい状況の中で頑張っていただいてもいるわけなのですけれども、そういう中でどういう状況になるのかいましばらく見ていかなければならないと思います。また病床が逼迫(ひっぱく)したような状況になれば県ともいろいろご相談しなくちゃいけないのじゃないかというふうには考えております。

 

Q16

市長も今の感染状況、かなり急増してリバウンドしているというふうにおっしゃいますけれども、その要因というのをどのように考えていらっしゃるのか。時短要請が2月7日で終了していると思うのですけれども、そちらの影響というのはどうだったと考えているのでしょうか。

A16

先ほども少しお話をいたしましたけれども、新規陽性者の方々の感染経路を追える方と追えない方がいるわけですけれども、その場合飲食店を経由したという方もいらっしゃる一方、全く心当たりがないというような方々もおられます。そういう意味では先ほどの専門家のお話にもありますけれども、身近なところにあって感染が広がっている恐れがあるという、このことは重く受け止めなくてはいけないのではないかと思っているところです。

 

Q17

そうすると時短要請の終了の影響というのはそこまででもなかったという(ことでしょうか)。

A17

時短要請を終えた後にやはり人出が増えてきています。もちろんお店の方々もそれからまた利用される方々も注意を払っていただいているものと思いますけれども、しかし気の緩みというのがどこかにあるのではないかというふうに思っておりまして、この状況に危機感を持っていることを、市民の皆さま方、県民の皆さま方にも、県の方でも(リバウンド警戒宣言が)発出されましたし、私といたしましてもこの場を借りて市民の皆さま方に注意を呼び掛けさせていただいており、またせんだいTubeでも発信をさせていただいたところです。

 

Q18

この感染者(増加)の状況を受けてTravel仙台選べるトク旅キャンペーンを再び停止せざるを得なくなったと思うのですけれども、その状況をどのように受け止めているのかというのとそちらの感染者数への影響というのはどうなのかというところを教えてください。

A18

まずこの宿泊促進キャンペーンを再開しようというふうに決定をした段階では感染者が下げ止まっていた状況にございました。そこで県内の方々に限定をした上で始めさせていただいたところですけれども、残念ながらその後感染が急増しております。そこで今回大変心苦しいわけですけれども、(キャンペーンを)停止せざるを得ないというふうに判断したところです。このトク旅キャンペーンで感染が拡大しているということは認識をしてはおりません。どこかの宿泊施設から感染が広がったというふうな報告もございません。

 

Q19

時短要請のところなのですけれども、2月7日に終了したというあのときの判断自体はどのように、正しかったというふうに考えていらっしゃいますでしょうか。

A19

あの段階では感染者数が減ってきておりました。ゼロのところまではいきませんでしたけれども1桁に下がってきていたということで、これであれば大丈夫だろうということでした。また地域経済の状況も大変厳しい状況もございましたものですから、そういう意味では事業者の方々に対する支援ということも一方でしっかりと対応していかなくちゃいけないという思いもありました。

 

Q20

その時点での判断はそうだったと思うのですけれども、今の段階からそのときのことを振り返ってどうだったのかという評価はいかがでしょうか。

A20

現にその後今のような状況になっていることについては大変残念な思いです。ただあのときに時短要請を終えたということについて、今振り返って(時短要請解除後に)飲食店由来の感染が爆発的に増えているのかといいますと、それはそうではないのだというふうには理解をしております。

 

Q21

東北デスティネーションキャンペーンが4月に予定どおり始まるということで動いていると思うのですけれども、こうした危機的な状況において旅行客を呼び込む、トク旅キャンペーンも停止するような状態で旅行を促進するようなキャンペーンが始まるということでかなりアクセルとブレーキを同時に踏むような形になるかと思うのですけれども、こちらのデスティネーションキャンペーンの是非というかこうした状況を市長としてはどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

A21

東北地域で感染が多いのはやはり仙台が多いわけでして、秋田などは昨日も感染者が出ておりませんし、そういう意味では他の県の皆さんたち、自治体の方々は非常に厳しいのだろうなというふうに思います。東北の良さを再発見していただくという意味で東北デスティネーションキャンペーンにかける思いというのはやはり大きいものがあるのだというふうに思いますが、残念ながら仙台でこういう状況になっております。まだキャンペーンが始まるのはいましばらく先ですからその先のことをもう先んじてやめてくれというふうなことは申し上げられませんし、未知のウイルスであったわけですけれども、この1年でいろいろなことを経験して学んだところもございます。そういう意味では感染予防策をしっかり取るということが有効策であるということも分かってきております。それらも含めて対応していくべきであろうというふうに思っているところです。

 

Q22

4月が近づいてきた段階でも感染者が今のような状況が続いているあるいはさらに悪化しているとなると、先ほど今の段階では(東北デスティネーションキャンペーンを)やめてくれとは言えないということだったのですけれども、近づいてきた段階でも状況が悪ければ市長からそういった働き掛けをするということもあり得るということでしょうか。

A22

これは仙台で10万人当たりの感染者の数がこういう状況にあるのは今の時点でありますから大変心苦しく思いますし、市民の皆さま方には危機的な状況にあるということをぜひ認識をしていただいて、気を緩めずに感染対策、予防対策をしていただきたいというふうに思うのです。ただその一方でこの1年で新型コロナウイルスへの対応の仕方というのは大分分かってきています。そういう意味ではそれぞれが対策をきちんと取っていればそのリスクというのは随分と下がってくることも分かっているわけでして、ここのところの兼ね合いだというふうに思います。今、私は(東北デスティネーションキャンペーンを)やめてほしいということを申し上げたつもりはありません。ただ一方でこういう状況を見ながら、旅する方々に対しても対応をしていただくということだろうというふうに思います。

仙台でもトク旅キャンペーンをストップせざるを得ませんでした。しっかりと対策を取っていただければ感染のリスクは下がるということなのですけれども、残念ながらいま一度始めるということ、県のGo To Eatもそうだと思いますけれどもこのことが気の緩みにつながるということが一番恐れていることです。ですから、それらのしっかりと対策を取っていただきまずは感染の数を減らしていくのだという、このことをぜひ市民の皆さま方にご理解をいただき、努めていただきたいというふうに思います。

 

Q23

ワクチン接種なのですけれども、医療従事者の確保のところで医師、看護師のお話をいただいたのですけれども、議会で薬剤師の方にも協力を求めるというようなお話がありましたがそちらの状況はいかがでしょうか。

A23

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

医師、看護師および薬剤師、これはそれぞれ獲得に向けて努力をしています。先ほど申し上げた医師50名看護師2.5名というのは、その2.5名の中には接種する方とそれから薬液を充填(じゅうてん)する方、その薬液を充填(じゅうてん)する方には薬剤師が当たっていただけるのではないかということで今調整してお願いしているところでございます。だから2.5人の中に薬剤師が入ってくる可能性があると(いうことです)。いずれにしても今それに向けてまずは調整中で、確保は道半ばの状態ではあるのですけれども、まさに今努力中でございます。

 

Q24

特別養護老人ホームから優先的に(接種を)始めるということだったのですが、感染防止の観点で言うと従事者の方も接種することが有効じゃないかというのは議会とかでも言われていると思うのですが、今回特別養護老人ホームを優先するということで、優先されるのは入居者だけになるのでしょうか。それとも特別養護老人ホームの従事者も含めてその施設を優先するということなのかどちらなのでしょうか。

A24

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

この点については医師会さんにも相談しています。施設の準備状況にもよるところがあるとは思うのですけれども、今おっしゃったような従事者についても一緒に打つということも視野に入れて準備は進めていこうと思っています。

 

Q25

ちょっと厳しい質問になってしまうかもしれないのですが、トク旅キャンペーンキャンペーンの停止ということは仙台市への宿泊および観光などは当分控えてほしいというメッセージなのでしょうか。

A25

これは、今回は宮城県域の皆さま方に仙台市内の旅行をしていただくのに少しご支援をいたしますというものでございました。仙台に来て泊まってくれるなというそういう要請ではございません。

 

Q26

分かりました。首都圏の緊急事態宣言が一応21日までということになっておりますけれども、こちらも解除されるかどうかが非常に焦点となっています。リバウンドが起きている本市の市長として、気の緩みというのも首都圏では指摘されていますが、首都圏の判断および政府の判断について何かご意見ございましたら教えていただきたいのですが。

A26

これはそれぞれの当該の県なり都なりがどのように考えているのか、それを政府がどのように判断をするのか、専門家の皆さま方がどのように見ておられるか、そして判断が下されるものと思います。私の方からそれをどういうふうにということは言えるものでもございませんし、その状況というのを現場の方々がよくお分かりだというふうに思います。

 

Q27

ワクチン接種についてなかなか国からスケジュールが示されず、今回も(ワクチンが)2箱が来るということで実際の集団接種というのは4月に行えないということで、その後の供給量もまだ不透明という状況が続きます。難しいところではありますが、国からスケジュールがなかなか示されない、市民の皆さんにもスケジュールを示すことができないということについて、市長としてどのように考えているか感じているかを教えていただけますでしょうか。

A27

こういう状況の中でワクチンの接種に向けて、非常に皆さん、大きな期待を寄せてくださっていると思います。このコロナ禍を乗り越えていくために大きな大きな手段の一つですし期待も大きいわけです。そういう中でワクチンが日本に入ってくるそのものの量もいろいろ報道がある状況ですけれども、なかなか思うように入ってこないのは本当に残念ですけれども、それを理解した上で、供給されればそれを着実に市民の皆さま方に接種していくという供給された際の万全の対応を取れるようにするということのほか、今基礎自治体としては言えないというふうに思います。

 

Q28

今回改めて会食などの自粛を発言されましたが、その会食の自粛の範囲についてこれまでと同様大人数で飲酒を伴うのは控えてということなのか。それとももっとより強めに少人数の会食でも控えてほしいとか、酒類を伴わないものでも控えてほしいというものなのかを市長の考えとして教えていただけますでしょうか。

A28

できればこの時期というのは本当に出会いと別れのシーズンでもあり、お世話になった方々とありがとうございましたとお酒も飲みながら思い出、いろいろなお話ということもされたい時期でもありましょう。しかしこういう状況ですから、できればお酒は控えていただき、また会食をするという場合は、よく知っているごくごく近くでいつもいたというようなそういうメンバーでしていただきたいというふうに思います。大人数になりますと会話もそれこそ大きな声が必要になりましょうからそういうこともやはり避けていただくのがいいというふうに思っておりまして、今回そういう意味合いでのメッセージを発出させていただいたところです。

 

Q29

集団接種、まだ詳細なスケジュール不明ですけれども、集団接種の予行演習、訓練などを行う予定というのはあるのでしょうか。

A29

この接種も結構大変だと実はお話を伺いました。筋肉注射って日本ではあまり経験がないということもあって何か難しいということもあるようです。練習といいましょうか訓練といいましょうか、そういうことも予定されているのかどうか。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

集団接種、いろいろオペレーションありますので、一度現地でといいますか訓練のようなことは考えなきゃいけないかなと思っています。詳細決まりましたら後ほど発表したいとは思いますけれども、いずれそういうことも想定はしてございます。

 

Q30

先ほど時短要請のところで病床が逼迫(ひっぱく)すれば検討していかなくてはならないとおっしゃっていましたけれども、この病床の逼迫(ひっぱく)具合、どのくらいで検討に入ってくるのでしょうか。

A30

県の示しているステージによってくるというふうに思います。ここは県とも十分に情報交換し、そしてまたどういう状況であるのかをこちらからもお話をした上で、専門家の皆さんのお話も聞きながら判断に結び付けていくということです。

 

Q31

そうすると(病床使用率)25%でステージ3になってきますけれども、ここに近づいてくるとこれは検討に入ってくる段階になるということなのでしょうか。

A31

重症の方がどれぐらいおられるのかということにもなりましょうし、いろいろ現場の声を聞いた上で、そしてまた専門家の皆さんたちのご意見も伺いながら判断したいというふうに思います。

 

Q32

市長、先ほどのお話の中で若干誤解されているのかなと思うのですが、トク旅キャンペーンキャンペーンというのはTravel仙台というぐらいですから、仙台市内にお泊まりの皆さんに割引するという制度ですので、これを止めるということは先ほど質問にもありましたけど、仙台市内へのご宿泊をご遠慮くださいというメッセージになるのじゃないでしょうか。

A32

これは(対象者を)県内に限定をさせていただきました、ということで申し上げたところです。ですから県外から仙台に来て泊まるなというふうなことを言っているのかというご質問だったと思うのですけれども、そういうことは申してはいないということです。

 

Q33

(トク旅キャンペーン)それ自体を止めるということですから、その県内の各地から仙台市内にお泊まりになるのはお控えくださいというメッセージになりませんかということです。

A33

今のお話はですね、誰も彼も仙台に来て泊まるなということを申し上げているということではないです。このキャンペーンそのものはですね、できればこういう支援も行っていますので活用くださいというふうなお話でのものでございます。それで使っていただいてお楽しみいただく。しかも今回は、県内の皆さんたちを対象にさせていただいたわけでございます。

 

Q34

だからそれをまた再びいったん停止されたのですよね。

A34

そうです。

 

Q35

そうですよね。停止されるということはその恩恵にはあずかれないということになるので、だから要するにそれ自体は仙台に積極的にお泊まりに来てくださいというのとは逆のメッセージではないでしょうかという質問です。

A35

そういうふうに言われれば、そういう視点というかそういう意味合いもあるやもしれませんけれども、しかしながら全面的にシャットアウトして仙台で泊まるなということを申し上げているわけではないということを、私は申し上げたのですけれど。

 

Q36

そうすると仙台市がトク旅キャンペーンをいったん再び停止するということと、先ほど1年間学んできた感染対策を講ずれば、東北デスティネーションキャンペーンもある程度できるのじゃないかという、これがダブルスタンダードにはならないでしょうか。

A36

それは非常におっしゃられる意味合いというのはよく分かります。非常に苦しいところです。ただ、今トク旅キャンペーンをやめましたのはこんなふうに患者の数が急増してきていたので、やはりこれはもう停止をする判断のほかないというふうに思ったところです。しかしその東北デスティネーションキャンペーンについてはまだもう少し先です。そういう状況の中でですね、皆さんがこの現時点で感染対策をしっかりお取りいただいてこの新規の感染者数を減らしていっていただく、その後にまたそういうことは可能だというふうな、そういう思いです。

 

Q37

集団接種の関係なのですけれども、先ほど特別養護老人ホームを中心に優先的に始めるということで、最初にそれぞれ入所者のご家庭に接種券を発送するというところからスタートするようですけれども、これがいつ頃になりそうか教えてください。

A37

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

接種券の発送、仙台市については今のところ3月下旬を想定してございます。

 

Q38

集団接種の会場で先ほどお医者さん50人とかという体制ありましたけれど、この22カ所で1日に最大何人の接種が可能という想定なのでしょうか。

A38

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

1カ所当たりというか1ブース当たり1日で85名ぐらい想定していまして、22カ所全部フルにやった場合で約4,000人ぐらい1日でという想定でいます。

 

Q39

コールセンター、今日から(開設)ということなのですが、これは先ほど委託先から(の意向)ということで場所は非公表ということなのですが、我々撮影はさせていただけるのかそれも駄目なのか、ちょっと確認させていただきたいのですが。

A39

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

これはちょっとなかなか難しいというふうに聞いてございます。

 

Q40

高齢者接種が特別養護老人ホームから始まるというのは4月12日からスタートするという認識で間違いないですか。

A40

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

これは施設側で準備が整ったところからということですので確実にこの日からということはちょっと言えないのですけれども、施設側の準備が整えば早ければ4月12日の週から始められる可能性はあると思います。ちょっとただ具体的にいつからというのはまだ言える状態ではないというのはご了承ください。

 

Q41

先ほどの発言でトク旅キャンペーンと感染者数の増加についての因果関係というのは認められないとおっしゃっていらっしゃった。トク旅キャンペーンの停止に関してこれは仙台市への宿泊をやめてくださいということかと言われると非常に難しいお気持ちをおっしゃられていた。このあたりをしっかりとメッセージとして発することが、市民であったりあるいは宿泊業者さんの方にもお気持ちも届くと思うのですけれども、この(キャンペーンを)止めるということはやはり気の緩みを警戒するという意味合いが、そういう精神的なものが強いという理解で(よろしいですか)。

A41

一番はそうですね。そしてこのトク旅キャンペーンで、実は(宿泊の)ご予約も結構入っていたと聞いております。その皆さま方がキャンセルをされた場合にはトク旅キャンペーンで考えていたものについては(宿泊施設に対し)支援金として補助をさせていただく予定になっております。