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更新日:2021年5月12日

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新型コロナウイルスワクチンの高齢者に対する個別接種について(質疑応答)

令和3年5月11日

 

質疑応答の内容

Q1

個別接種のスケジュールが固まったということで先ほどおっしゃっていたところで確認したかったのですが、市ホームページでの掲載とあるのですけれども、高齢者の方々が対象ということなので他にどういった形でこの医療機関を周知されていくか、その「さまざま」というところはどういったことが考えられるかということを教えてください。

A1

ホームページ上では今日中にアップさせていただきたいと思います。今、記者の皆さま方には医療機関の一覧をお渡しいたしました。それぞれの受け付けの方法ですとか診療時間等々、また受け付ける方々について詳しく書いているところでございますけれども、そういうことの周知というのは、おっしゃるようにホームページだけでは足りないというふうに思っております。あらゆるツールを使ってということですが、新聞等々そしてまた(医療機関一覧を)冊子にしてそれぞれのご自宅にお届けできるように考えているところです。

 

Q2

この一覧表みたいなものを冊子にということだと思うのですけれども、その冊子が完成しているのかというのとあとその発送時期に関しても決まっていれば教えてください。

A2

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

今、発送時期をできるだけ早くということで巻いております。作成中でございます。

 

Q3

出来上がってはいないと。いつまでにというのは何かめどがありますでしょうか。

A3

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

できるだけ早期ということで、今巻いております。

(市長)

かなりの分量になるわけです。なるべく7月末までに打ち終えたいという強い気持ちで担当にも巻きを入れているところです。今確実にいつまでというふうなことは申し上げられませんけれども、(冊子の)お届けを早くできるように努めてまいりたいと思います。

 

Q4

集団接種に関してはこれからということですけれども、7月末までのスケジュールで終えるということで明言されていて、その中で1カ月ぐらい当初のスケジュールが前倒しになると思うのですけれども、そうなると1日の接種の回数というのも増やさなければいけないというふうになると思うのですが、想定として、例えば集団(接種)もこれからということですけれども、個別(接種)においては大体1日どれぐらいの回数を打っていけば7月末に間に合うかと、その想定というのはあるのかどうかお伺いします。

A4

大まかなシミュレーションはできているのだというふうに認識をしております。これも個別接種ではこれまで1日20回から25回ぐらいということでしたけれども、なお時間延長のご協力をいただけないかですとか、土日についてもどのぐらいご協力をいただけるのか、集団接種とも相まってですけれどもさまざまなことをご協力いただきながらとにかく安心していただけるように取り組んでまいりたいと思っております。

 

Q5

集団接種の具体的予定は固まっていないということでしたけれども、では(接種)運営訓練というものをこれまでも検討されているということで、今まで県市の(独自の)緊急事態宣言とまん延防止等重点措置があって先延ばしになってきたと。ただ7月末ということで集団接種ももう間もなく準備されるということだと思うのですけれども、この訓練というのはいつされるのか。

A5

これも何度かスケジュールを設定していたわけですけれども、今お話になられたようにいろいろな状況を鑑みて少し先延ばしをせざるを得ませんでした。このような状況に今あるわけでして一日も早く接種をしなくちゃいけないということで、個別に訓練というようなことに取り組んでもらおうと思います。大々的にこれはマスコミの皆さんたちに公表ということになるのか。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

訓練自体は必要だと思いますので内々でやろうと(考えています)。要はオープンで皆さんをお呼びしてというのはなかなかちょっと対応できないと思ってございます。内部では訓練はいたしたいと思っています。

 

Q6

要は公開できないということだと思うのですけれども、それはなぜ公開できないということなのですか。

A6

こういう時期でもありますし、密になるようなことになるならば注意も必要、あるいはまた準備にも、とにかく私も巻きを入れさせていただきましたが、活を入れたためにいろいろな準備にも追われている状況の中で、一大イベントとして訓練ということで設定するのは難しいという判断です。

 

Q7

中身が見えないまま、そのまま集団接種、市民の方々も例えば公開してどういう訓練をやっているかというのが一つ安心材料につながると思うのですけれども、それでもやはり公開は難しいということですか。

A7

医療従事者の皆さんたちにはきちんと訓練を受けていただく、一般の接種を受ける方々も対象にというようなことはやはり難しい状況ではないかというふうに思います。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

やはり市長が申し上げたとおりでイベント的な訓練というのはちょっと我々の方でも対応が難しい状況になっています。もちろんスタッフの習熟というものは必要ですのでそこはしっかりやっていきたいと思います。現場で混乱のないような事前の訓練というのはしっかりやった上で、本番を迎えていきたいと思ってございます。

 

Q8

個別接種というのは予約方法が各医療機関での受け付けとなっていますけれども、市の方では何日から始めてくださいということをお伝えして始めるということですよね。

A8

はい。そこで17日から受け付けを開始させていただきますということで、各クリニックの先生方ともお話がまとまったので、今日こうしてお話をさせていただいております。

 

Q9

ではこの420カ所の各医療機関にはもう伝わっている話(でしょうか)。17日から開始してくださいという(ことは)。

A9

はい。

 

Q10

31日から接種実施とありますけれども、これは早いところでということですよね。17日から予約を始めるところもあれば17日以降始めるところもあるので、早い医療機関で31日からですか。

A10

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

接種時期は31日というのは早いところからということです。例えば月曜日は接種しませんというクリニックもあると思いますし、それはそれぞれでと思います。

 

Q11

集団接種なのですけれどもこれは今朝の河北新報の記事に、予約方法を年代を変えてというのは例えば75歳で切るのか65歳で切るのか、その辺話せる範囲でどこまで決まっているか、検討しているか。

A11

この間、各自治体の予約で大変混乱を生じているという、そういう報道も目にするところであります。それぞれの受け付けでコールセンターがパンクしないように、やはり少し年代を区切って受け付けをするという方がリスクは少ないのではないかというふうに思います。そして大変恐縮ではありますけれども、年齢の高齢の皆さま方そしていろいろとリスクを背負っておられる方々ということになるのだろうなというふうに思いますが、これも今週中には発表させていただきますのでもうしばらくお待ちください。

 

Q12

では、65歳以上の高齢者の中で区切りを検討するというのも考えているということでよろしいですね。

A12

はい。

 

Q13

いただきました420カ所の医療機関のリストがあると思うのですけれども、市民の皆さんは、例えばこれはどの医療機関に電話などで相談してもいいのか、それとも相談していいのは例えばかかりつけ医に限るのかとか、そういったところはありますか。

A13

これは基本的にはご高齢の皆さま方、かかりつけのお医者さまをお持ちの方々が多いと思います。まずかかりつけの先生のところにお電話をいただくなりいろいろな申し込みの受け付け方法がありますので、それに従って申し込んでいただきたいというふうに思います。また併せてかかりつけ医をお持ちでない方々にも集団接種も前倒しでやっていけるように努力をさせていただいておりますので、これも今週中には発表させていただきたいと思いますので、それに沿ってのお申し込みをいただければと思います。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

基本的にはそういう形でございます。ただ必ずしもかかりつけ医(の予約)がいっぱいであれば、例えば近くのところに行っていただいてもそれは構いません。ただクリニックによって、うちのクリニックは、例えばレディースクリニックは女性限定ですよとか、このクリニックではかかりつけの患者さんしかなかなか診られないのですよという条件がある場合があります。それはそれぞれというところでご相談いただければなと思います。

 

Q14

そうすると市長のお話だと、かかりつけ医を持っていない方は基本的には集団接種で受け付けるというふうに捉えたのですけれども、その理解でよろしかったでしょうか。

A14

基本的にはということになるか、あるいはクリニックでもお近くのクリニックで余裕がある場合にはそれはそちらの方にお申し込みをいただいてもいいのだというふうに思います。いろいろなケース・バイ・ケースでお考えいただきたいと思います。またお元気でいらっしゃってあるいはお仕事を持っていらっしゃって、一般診療所に日中行くということが(難しい)、土日以外お仕事をなさっている方もいらっしゃると思います。そういう方々は集団接種ということになるのだろうというふうにも思います。それぞれの皆さんたちのご判断でお申し込みをいただきたいというふうに思います。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

例えばかかりつけ医をお持ちでない方であっても、医療機関のどこが(ワクチンを)打っているのか全く見当がつかないという方でも、コールセンターにお問い合わせいただければお近くの接種可能な機関をご紹介することができます。ご住所を言っていただければ近くだとこういうところがありますよというご案内はできますのでご相談いただければと思っております。

 

Q15

最初は市民の方々それぞれ医療機関に問い合わせて予約すると思うのですけれども、予約した後、予約した医療機関以外で例えばここはちょっとワクチンが足りないから別の場所に行ってくださいとか、そういった調整ということはあり得るのでしょうか。

A15

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

予約したところ以外に移ってくださいという調整をするか、それは基本的には考えておりません。各医療機関の(ワクチンを)打てる能力の範囲で予約を取っていただくのですけれども、予約を取っていただいた分に関してはワクチンをしっかり届ける。足りないということがないように、医療機関からこれだけ欲しいと言われたものをお渡しするような形にしていこうと思っています。

 

Q16

予約を受け付けてその予約が来た分だけワクチンを配分するということですか。

A16

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

そういうことです。

 

Q17

個別接種を受けられる施設が420カ所だったと思います。当初468カ所から減った理由というのは何かあるのでしょうか。

A17

これもいろいろだというふうに思います。この段階でまとまって接種可能だというふうに言った方々がこうだったのか。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

こちらの資料をまとめるに当たって仙台市医師会を通じて各医療機関に最終確認をいたしました。その中でそれぞれの事情でリストから落としてほしいというお話がございました。さまざまご判断でございます。一般接種はなかなかしづらいもしくはかかりつけ患者だけ(ワクチンを)打ちたいのでリストからは外してくださいというところもいろいろございました。さまざまな理由はあると思うのですけれども、それぞれのご判断で辞退された。今現在ご紹介できる機関としては420(カ所)に減りましたということでございます。

 

Q18

420カ所現在で固まっているということですけれども、(自宅の)近くにないという高齢者の方々のために今後も増やしていく予定というのはあるのでしょうか。

A18

それはそうですね。医師会の皆さま方と緊密に連携をしながらその方向でいろいろとご協力を願うということは十分にあるというふうに思っております。

 

Q19

当初、平日は個別接種、休日は集団接種ということの方針を固められていたと思うのですけれども、資料を見ますと土曜日もやっていらっしゃるところもありますよね。これは方針は変わったという認識でよろしいのでしょうか。

A19

集団接種についてはこれもどういうふうな形にするか、とにかく今N501Yの変異株が急増していることに私自身、大きな危機感を持っております。次に感染の波が来るとすれば、このN501Yに置き換わったとすると大変な感染になってしまいます。それを何としても避けたいという気持ちも強く持っておりまして、そのためにも急ぎ接種できる体制を整えるということで、この間巻きをずっと入れてまいりました。そういう意味では集団接種は土日ということで限っていたわけですけれども、それについても今後(接種機会を)増やしてとにかく打たなければ7月末ということに間に合わないのではないかというふうに認識をしておりまして、その点についても今調整をしているところで今週中にはお話しできると思います。

 

Q20

そうすると、個別は休日もやれるところはやってもらうということ(ですか)。

A20

そうです。

 

Q21

集団接種と個別接種、集団接種はご検討中ということは分かっているのですけれども、当初(集団接種)2対(個別接種)8というような割合についておっしゃっていたかと思うのですけれども、これの再検討の状況について今の市長のお考えをお聞かせください。

A21

どうなのでしょうか。割合でどうなるのかというところまでちょっと私自身は認識をしていない。とにかく7月末に一刻も早く打ち終えたいという気持ちで、この間体制を再構築させていただいているところなものですから。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

まさに今いろいろ調整しているので2対8(という割合)は動くのだろうなと思いますけれども、どのくらいになるか、ちょっと僕らもまだ正確な数字が言える段階ではないと思います。

 

Q22

集団接種は土日という方針は変わらないということですかね。

A22

いやですからそこのところについてもそれではなかなか(接種が)追いつかないかもしれないので、平日も併せて何ができるかということで、今最終調整を図っているというところです。

 

Q23

今日こういう発表もあったのでということで、今日以降コールセンターも非常にパンクすることも考えられるかと思うのですけれども、何か打てる手だてとしてはどういうことがあるのでしょうか。

A23

先ほどもちょっと申し上げましたけれども、接種の申し込みをされる年代を区切るなどの対応を取ってまいりたいというふうに考えているところです。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

まずはそういう形を(とります)。タイミングとしてはやはり今日以降ご相談も増えるとは思います。いますぐパンクするという形ではないのだろうと今は思っているのです。ただ予約開始になるとそれは当然またそこに集中する可能性があります。今市長からお話ししたような、年代ごとに分ける等々も含めてさまざま考えながら、動きながら考えていきたいとは思っております。

 

Q24

高齢者施設での接種の実績といいますか、一番直近の数字がありましたらお願いいたします。

A24

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

昨日時点で、特別養護老人ホームなのですけれども17施設で380人の方、これは1回目の接種が終了しています。また日程が調整済みのものだけなのですけれども、6月下旬までに43施設3,000人の接種の調整が進んでおります。順次接種を進められていくということでございます。これからまた加えて日程調整がどんどん進んでいく可能性はあります。

 

Q25

個別接種の420機関というのがあるのですけれども、この420機関の医療関係者の方のワクチンというのは接種が終わっているのかどうかについて確認させてください。

A25

クリニックの先生方の接種ですか。これについてはどのぐらいで2回目を終えるとおっしゃっていましたでしょうかしら。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

これは医師会からいろいろ話を伺っております。5月末までには一定程度のめどがつくだろうと、見込みだというふうに伺っております。医療従事者全体となると例えば保健所の職員とか救急隊員とかも含めてなので、そうではなくて接種する医師、看護師に関していうと5月末までには一定程度のめどがつくだろうという話を伺っております。

 

Q26

そうすると(クリニックの医師・看護師の)接種が終わったところから高齢者へのワクチンを打つというそういう流れになるのか、医療関係者が終わってなくても打たざるを得ない状況というのはあり得るものなのでしょうか。

A26

これは一応個別接種は5月末日から始めるということで、この前までには一定めどがつくというお話をいただきましたので、この日程になったと理解しております。

 

Q27

冊子を自宅にお届けするというのはこれは郵送でということでいいのですか。

A27

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

基本的には世帯単位に、いわゆる郵送といえば郵送ですね。ポスティングというのでしょうか。

(市長)

各戸に配布をするということですね。

 

Q28

個別通知というか前みたいに接種券みたいな形ではなく、ポスティングというような配布するというようなイメージ(ですか)。

A28

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

いわゆるタウンメールというのですか、マスクが配られたのと同じような感じだと思っていただければいいのじゃないかなと思います。郵便局のシステムを使って世帯ごとにお送りするということです。

 

Q29

例えばそこに予診票を入れるとか集団接種の情報も入れるとか、そういったまとめて情報をお送りするということではないのでしょうか。

A29

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

基本的には世帯単位でお送りしたいなと思っています。そこに必要な情報はさまざま入れ込むことで作っています。集団接種の情報も一定程度入ってくることになっています。ちょっと具体的には今まだお話しできる状況ではございません。

(市長)

これは今ご高齢の皆さんたちへの接種をイメージしておられますけれども、その後にも一般の方々にワクチンの接種という、これも大きなプロジェクトといいましょうかミッションが残っております。ですから、皆さま方にはこういう医療機関でワクチンを接種してもらえるのだなということを各家庭でお持ちいただければ後々にも有効ではないかという思いでございます。ですからぜひ、しっかりと取ってていただければというふうに思うところです。

 

Q30

7月末までに高齢者の接種を終わらせるということを強く思いとしてはあると思うのですけれども、もちろんこれは政府の方針ということもあると思うのですけれども、改めてなぜ7月末までに接種を終わらせなくてはいけないのかというところと、あとそのためには仙台市は今一番の課題は何かというところ、改めてその2点を教えてください。

A30

まず今日もこのグラフをお示しをさせていただきました。4月の下旬から仙台市においてこの変異株N501Yの検出率、発出率というのが急増しています。次に大きな波が来るとするとこれまでに経験のない状況になるのではないかというふうに思うところであります。そういう意味では一日も早く皆さま方に安心していただくために、特にリスクの高いご高齢の皆さま方に早期にワクチンを受けていただくということが重要であるという認識です。そして課題、それにつきましては、ゴールデンウイークに入る前からいろいろと課題は何だということで協議をしてまいりました。国ともいろいろと直接やりとりもさせていただきましたけれども、例えば早く終えるためには東京や大阪で行っているようなああいう大規模な集団接種、そういうことについて考えられないかということ、これにつきましては政令市長会を通じても要望も上げたところでございます。それからまたさまざまな人材の確保についてこれも要望として上げさせていただきました。ここが課題だというふうに認識をしているというところです。この間、県の方にもいろいろとお話があって県とも連携をしながら、また病院の関係の方々、大きな病院とも連携をできるというふうな形になるということになったわけで、今大きく巻きを入れながら協議を進めているところです。

 

Q31

変異株が急増していてそのために一日も早いワクチンの接種が必要だということはとても分かるのですけれども、予定を前倒しして7月末にしたという、この7月末という期限はこれは国の方針に一種合わせたという認識でよかったでしょうか。

A31

そうですね。まずワクチンの配分量も初めはなかなかいつ頃どういう形で入ってくるのか全く雲をつかむような状況にもあったわけですけれども、ここに来て菅総理がそういうふうなお話をされてワクチンの配分についてもめどが立ってきたということ、これがやはり大きいというふうには思います。その上でやはり一日も早く接種をすべきだというふうな考えです。

 

Q32

今日のこの400機関の資料は、今日中にアップする市のホームページとそれからコールセンターでご案内いただけることと、後に配られる冊子、この3種類で市民の方に周知すると。他にもあるのでしょうか。

A32

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

さまざま組み合わせたいとは思っているのですけれども、新聞紙面でありますとかあるいは同じようなコピーをもしお手元になければ区役所等々でお配りできるような体制が取れるか、ちょっとそこは少し検討するのですけれども、そういうことも考えていきたいと思っております。

 

Q33

冊子の中に予診票は入れるのでしょうか。

A33

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

入れない予定です。

 

Q34

それはなぜですか。

A34

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

まず1つはこれは基本的に世帯単位に送って保存版として各世帯で使っていただきたいと、若い世帯も含めてと思っております。長いスパンで使うということを考えますと、ワクチンが変わってくると予診票が変わる可能性があるのでそれはそれぞれ今の段階で全ての方に今のファイザー用の予診票をお配りするのが必ずしも得策ではないと思っているからでございます。

 

Q35

ちょっと説明に無理があるような気がしますが、当初国の都合に合わせてご準備された結果、予診票を同封できずに接種券を送られて、私の認識ではそれはちょっとベストではない結果になったというふうに議会でも答弁されていたと思うのですが、絶好のチャンスだと思うのです。何で入れないのかなという。予診票をあらかじめお渡しして記入して集団接種会場に行っていただければ、市長がおっしゃっているようにスムーズな接種が進むと思うのですけれども、それをやらないというのはちょっと今の理由では納得ができない部分があると思うのですが改めてご説明いただけますか。

A35

これはおっしゃっていることも一理あると思います。私もそういうケースもあるとも思います。しかし全戸配布をさせていただく中で、ご高齢の世帯ばかりではなくて保存版としてこれから先のことも見越した上で使っていただきたいというものです。そうしますと予診票というものがご高齢の方々のいらっしゃらないところにも渡ってしまって、それがその予診票でいいかとなるとそれもまたいろいろな課題も出てくるということを今話したところです。そういうこともあって今回はそういう形ではなく、接種可能医療機関の冊子のみということでございます。

 

Q36

これから始まる個別接種も高齢者の方の手元に予診票がない。ホームページでダウンロードできる人は別でしょうけれどもないわけですよね。その方たちは場合によっては1回かかりつけ医のところにそれを取りに行って、書いて、改めてまた当日来るという、そういう手間をしろというふうにも受け取れるのですけれども。

A36

そこのところについてはこれから実際に接種を始める段階でよく周知をしていかなくてはならないというふうに思います。医療機関の方々も予診票をどういうふうに書いていただいているのか、そのことについて少し時間がかかるのではないかという懸念もあって、今回の集団接種の場合のトレーニングというかそれのところでも接種券をどういうふうにしていくのかというのも課題の一つだったのだろうと思います。今回はこれ(予診票)を事前に取りに行って、書いてもらってから接種をする。必ずしもそうではない(ものです)。

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

当日の体調に基づいて当日書いていただくのが基本だと思っております。これはまず本当に基本でございます。事前に欲しいのであればかかりつけ医に行けば入手することは可能です。それはそうしていただいても構いませんけれども基本的に書いていただくのは当日書いていただくべきなのだろうと思います。当日の体調も含めて書いたものに基づいて問診をいただくというのが基本なのだろうと思っております。

 

Q37

ではなおさらですけれども、当日来てクリニックでその場で(予診票を)書いてそれから問診だと時間がかかりますよね。

A37

でもそれも致し方ないというふうに思います。これを事前に書いてもらって持ってこいということを今おっしゃったのだと思いますけれども、それもそれぞれ手にされていて、ご自宅で当日書いてそれで速やかに(接種を受ける)ということもあるのだろうと思いますし、しかしその当日どうであるのかあるいは予約を入れていても当日体調が変化してしまって、その予診票のあらかじめ書いたところがうまくいかなくなったというさまざまなケースもあるのだろうと思います。これは本当に難しいのですけれども仙台市としてはそのような方向で決したということでご理解いただきたいと思います。

 

Q38

各医療機関のワクチン接種、仙台市の場合は1瓶で5回というので全て計算されているのでしょうか。

A38

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

これから届くものは6回打ちのシリンジがついてくるところです。ただこれまで届いてきた分は5回打ちだったので多少混在します。

 

Q39

先ほどの質問で訓練のお話のところがあったと思います。ちょっとお聞きしていて看過できないのであえて質問させていただきますが、他自治体で大がかりにイベントの訓練をされてニュースにもなったり公開されていますけれども、仙台市はそういった訓練の公開というのはイベントだとお考えになっているのですか。

A39

私がイベントと言ってしまいました。申し訳ありません。それはまさに大規模な訓練であります。そこは大変申し訳なかった。訂正をさせていただきます。

 

Q40

改めて訓練を仙台市は今回公開しないとおっしゃっていますが、公開する意味をどう考えていらっしゃいますか。

A40

できれば公開ができて皆さんにも分かってもらったほうがいいのではありましょう。しかし残念ながら今いろいろな意味で接種の実施に向けた準備ということに今総動員でかかってもらっています。安全を担保するためにそれぞれの皆さま方にはしっかりと訓練を受けていただきますので、どうぞ安心して接種を受けていただけるようにお願いをしたいというふうに思います。

 

Q41

今市長の方で安全の担保という話がありました。ワクチン接種に限らないと思うのですが、公開する意味というのは私なりに考えますと安全を担保するということを可視化することで行政の皆さんなり運営する側だけが分かり得ているのではなく、市民ひとしくそれを検証できるということが公開の意味だと思っていて、今回そういう検証、市民が誰でもこういう訓練をしてこういう接種の体制になったのだということが分からない形にするということのデメリットがあるのではないかと思うのですが、私としては必要なプロセスで飛ばすべきではないと思うのですが、改めてこの辺のところ、ご見解を伺えればと思います。

A41

非常に大切なことをお話になっているのだと思います。市民の皆さま方に見えるような形でこうやって安全に打つ訓練もした上で皆さま方に接種を受けていただくのだという、そのことを広く知っていただくというのは重要なのだというふうに思ってはおります。ということでこの間日程を設定した上で準備もしてきたわけです。ところが新型コロナウイルスの感染が拡大をしたことによってなかなかそういう状況はつくれないということになり、先送りし日程を幾つかリスケジュールをしたわけです。それでもこの段階になって、それぞれのクリニックであるいは医療従事者の方々、看護師の方々含めてトレーニングをしていただいた上でもう実施に入りましょうという、そういうタイミングになったということです。その点についてはお話はそのとおりとは思いますけれども、皆さん、それこそ何か起こってしまってはいけないという強い認識を医師会の皆さま方含めて私どももそうですけれども、認識をして取り組んでおります。その上でそういうところをお見せすることはできませんが、ぜひ安心して接種を受けていただきたいと思います。

 

Q42

集団接種については今週中に発表するということで詳細はまだとのことだったのですが、集団接種についても会場については増やす方向で検討されているとかそのあたりはいかがですか。

A42

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

まさにいろいろ考えている最中でございまして、ちょっと何とも言えないです。

 

Q43

先ほど郡市長も(接種の)人員の確保について課題だとおっしゃっていましたけれども、接種の人員の確保についてはもうめどがついているような状況ということでしょうか。

A43

それも今いろいろと調整中で近日中に発表させていただきたいと。

 

Q44

接種券が届いてからこの予約開始のニュースを高齢者の皆さんもすごく待ちわびていたと思います。多分こういったニュースが流れると予約の殺到というのもあると思いますが、郡市長から高齢者の方に向けてメッセージがあれば一言ぜひお願いいたします。

A44

他の自治体でも接種が始まったということもあって、仙台市ではいつからなのかと気をもんでおられたご高齢の皆さま方が多くいらっしゃったものと承知をしております。いろいろと体制を整えるのに時間がかかっていたところではありますけれども、何とかワクチンの配分についてもめどがつきそしてまた体制も整ってきたということもあって、個別接種については医師会の皆さま方に本当にご協力をいただき、17日から予約を開始することになりました。実際の接種は今月の31日からということになります。また集団接種についても、今鋭意最終調整の段階でございます。皆さま方にはワクチンが十分に確保されておりますので、ぜひご希望される方々全ての方々に接種が可能な状況を整えてまいりますので、ぜひ慌てることなくというのも変ですけれども接種をしていただくようにお願いをしたいと思います。

今後、このN501Yという強い感染力を持った新型コロナウイルスに立ち向かってゆくためにも効果があるというふうに認識をしております。ぜひ接種に向けてもうちょっと受け付けまで時間がありますけれども、お待ちをいただき、速やかに接種していただきますようお願いいたします。