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更新日:2021年8月18日

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市内における新型コロナウイルス感染症の感染状況について(質疑応答)

令和3年8月17日

 

Q1

(新型コロナウイルスの)感染拡大というところでまん延防止等重点措置の適用というところがありましたけれども、これからだと思うのですけれども、例えば公共施設の休止とかそこら辺の検討というのはもう既に入られているのでしょうか。

A1

市有施設についてどうするのかというご質問でした。これまでの経験も踏まえまして、この間(感染防止策)チェックリストの活用ですとか巡視などを行いまして、感染防止対策を徹底した上で現時点では休止などの措置を取っていないわけでございます。今後につきましては感染状況等を見ながら判断してまいりたいと考えております。

 

Q2

今日も(感染者数が)100名を超えるという感染状況で、非常に医療も逼迫(ひっぱく)して宿泊療養施設(の受け入れ状況)も逼迫(ひっぱく)すると思うのですけれども、ここら辺への手当てというのですか、さらに(感染が)拡大してくると(療養施設に)入れない人も出てくる。そこら辺の拡大とかに関しては県とかとのやり取りとしてもどういう方向で動いているかというのを教えてください。

A2

先日もお話をさせていただきましたが、3月の厳しい状況を踏まえた上で全庁応援体制を再構築させていただきまして、現在保健所での積極的疫学調査をはじめ、PCR検査体制の強化など450人体制で行っていくということで、順次、今、保健所にも人を入れているところでございます。今、医療機関も大変厳しい状況になっているということで、先般、昨日からですか、県におきましても新しくホテルの療養施設が1棟増えました。全部で1,000床用意をされたということですけれども、今後も感染状況を踏まえながら県とも連携をして、これを増やすときが来るのかどうかについてもお話をさせていただきたいと考えます。

 

Q3

今の感染状況であると、よく見ると大体が若い方で非常に多いと思うのですけれども、なかなかそれで感染が止まらないという状況なのですけれども、若い人に対して呼び掛けたいことはどういったことがありますか。

A3

それぞれの皆さま方、お一人お一人対策を取っておられるのだろうとは思いますけれども、ちょっとした気の緩みでわずかにマスクを外したときにちょっと会話する時間が長くなったなどで感染をするということもあるのだと思います。いま一度、基本的な感染予防対策を徹底していただきたいと思います。ご自分の体を守るということだけでなくて、お一人お一人がみんなでこの予防対策を徹底することが社会全体としての効果を生んでいくのだというふうに認識をしております。ぜひいま一度、若い皆さま方、若い方々のみならずですけれども、お一人お一人に徹底をしていただきたいと思います。

 

Q4

抗体カクテル療法、今東京都に続いて福岡県も始まって、基本的には県の話だとは思うのですけれども、これは宿泊療養施設で使うという話ですけれども、例えば県との協議とかはいかがなっているか、進捗状況みたいなのを教えてください。

A4

申し訳ありません、私はその点については承知をしておりません。

 

(保健所副所長)

抗体カクテル療法等々については、今現在県の方でいろいろ国との協議を進めている状況と伺っております。我々保健所の方にも詳細についてはまだ具体的に情報は入っていない状態でございます。

 

Q5

まん延防止等重点措置を政府が宮城県に適用する方針を固めたという報道もあります。これについてまん延防止等重点措置は必要だとお思いですか。

A5

これは、先般、時短要請を繰り上げるということでお願いをさせていただくときにも知事とはお話をさせていただきました。(感染状況が)厳しい状況にあるということ、まん延防止等重点措置も視野に入るのではないかということは既に知事にもお話をしていたところでございます。また知事もそのことを受け止めていただきまして、政府ともその方向で調整を図るというお話をされていたところです。

 

Q6

そうすると市長としては(まん延防止等重点措置の適用は)必要だという認識ということですか。

A6

この状況はかなり厳しいと思っておりまして、妥当なことであろうと思っています。

 

Q7

一方で、まん延防止等重点措置、これは感染が拡大する恐れがあり、まん延を防止するための集中的な措置を講ずるという立て付けだったと思います。既に市内では感染がまん延している状態なわけですよね。少し判断が遅かったのではないか、もう少し早めに進言してもよかったのではないかとお思いではないですか。

A7

先週の(知事との)共同会見のときにも既にそのことにつきましてはお話をさせていただいたところです。全国的にかなりのスピードで感染が広がっています。想像をはるかに超えるスピードではないかというふうに、今緊急事態宣言の区域でもそのように知事らもお話しになっておられます。本当に、今回の変異株、デルタ株の感染力というのは大きなものがあるなと私も実感しておりまして、その意味でもぜひ皆さま方には徹底的な感染防止策を講じていただくことを重ねてお願いをさせていただいているところです。

 

Q8

市内の感染状況が急拡大していて、今後ももしかしたら(感染者数が)伸びていく可能性もあると思います。市長から強いメッセージというのを市民に対してはいただけないでしょうか。

A8

冒頭お話をさせていただきました。医療提供体制につきましても大変厳しい状況になってきております。いま一度皆さま方にはこの変異株、デルタ株の疑いのあるこのL452Rに市内の感染されている方々はほぼ置き換わりが進んでおります。97%以上ですから、ほとんど全てがこの変異株に換わったということでございます。そういう意味では、感染力も強い、そしてまた入院リスクも高くなる、あるいはワクチンや抗体医薬の(効果の)低減に関わってくるのではないかと言われているという、このことを認識いただいた上で徹底的に皆さんの体を守る、そしてそのことが社会全体を守ることにつながるのだということをご認識いただきたいと思います。

 

Q9

今日から時短要請が延長になると思うのですが、市民の皆さんに対しては結構営業の制限とか外出の自粛とかが続いているのですが、7月末には知事が五輪の有観客の試合の実施を決めました。知事は感染の要因ではないとおっしゃっていますが、市長が今おっしゃったような社会を守ることにつながるというようなそういうメッセージが有観客の実施によって薄まってしまったのではないかとお考えになることはありますか。

A9

いろいろな要因というのがあるのだろうと思います。実際オリンピックの有観客の状況がない地域でも感染が爆発的に増えているという状況でありますので、一概にそのことが要因になったと申し上げる根拠というのはないのだろうと思っております。

 

Q10

要因ではないかもしれないのですが、市民に対するメッセージがもしかして薄まってしまったのではないか。出掛けてもいいという誤ったメッセージの発信になってしまったのではないですかという質問だったのですが。

A10

仙台市や、利府町で開かれたサッカーの有観客の試合についての人流の調査等々を見ておりますけれども、それにおいては大きく変化があったということでは必ずしもありませんでした。

 

Q11

では、その市民感情に配慮した判断であったかどうかという点についてはどうでしょうか。

A11

ですから人流に大きな変化があったわけではございませんでした。なので、市民の皆さま方の気持ちがそれによって緩んだということを言える根拠はありません。

 

Q12

来週から小学校が夏休み明けて再開するのですけれども、これについて影響はないと考えてよろしいのでしょうか。

A12

今、学校現場で夏休みですけれども、教師の感染があったり、また子どもたちの感染があったりというようなこともあって、それぞれの学校で懸命にご努力をされている状況です。一斉に夏休みが終わって学校に子どもたちが集まってまいりますけれども、とにかくそれぞれの学校で感染防止対策を徹底して子どもたちを迎えていただきたいと思いますし、子どもたちにおいてもご家庭でこれまでどおり検温をしっかりしていただいた上で、マスクの着用、また手洗いの励行など、しっかりと対策を取って学校に行っていただけるようにご指導いただきたいと思います。

 

Q13

今のところは夏休みの延長だとかそういった予定はなかったでしょうか。

A13

今のところはそのようなことは考えていないところでございますけれども、教育委員会としてどのようにされるのか、これはまだ全然お話をしておりません。今の状況であればお話をしましたように、徹底した感染防止対策を実施した上で子どもたちを迎えられるのではないかと思っているところではございます。