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更新日:2021年9月1日

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新型コロナウイルスの感染状況について(質疑応答)

令和3年8月31日

 

質疑応答の内容

Q1

新型コロナウイルスに関しての療養の状況なのですけれども、県の発表だと仙台市の調整中(の方)が昨日時点で435人で、県内(市外の方)が97人ということで、他の自治体に比べて4倍というような数字が出ていますが、これは何が起こっているということなのでしょうか。

A1

退院(される)、もう療養を解除される方々の数に少しタイムラグがあるということと、それから現実問題の療養施設、ホテルの入所の割り当てが市内と市外で1対1という割合だったのですけれども、ここは仙台市内の患者さんが多うございますからここを変えてもらいたいということを強く(県に)お願いしました。そして仙台市内2対市外が1という割合に変えていただきました。そういう意味では随分と療養施設に入れるようになってきているのだと思いますが、ただ少しタイムラグがあるのも事実です。また療養施設につきましては、随時増床、増設しているところですけれども、なお県と調整を図ってさらなる増設に向けて取り組ませていただいているところです。

 

Q2

今のお話、(入所割り当てを市内と市外で)2対1にしたのはいつ頃なのでしょうか。

A2

(保健所副所長)

先週県と協議をしておりまして、初めは(割り当てが)1対1だったのですけれども、それを協議をして2対1になったと。日付については具体的な日付はちょっと今この場で持ち合わせておりませんが、つい最近です。

 

Q3

搬送する人手が足りないとか、そういった人手に対する何か増強していくことというのはあるのでしょうか。

A3

これについても、対応をしっかりできるように整えてはいるところです。

(保健所副所長)

搬送の車なのですけれども、そちらも(感染)拡大に合わせて増強しておりまして、搬送で目詰まりをしているというような状況は現時点では発生はしておりません。

 

Q4

ワクチンのことについて伺います。今、ファイザー製のワクチンはかなり限られたところで、需給のアンバランスというか打ちたい人が打てないという状況にあると思うのですけれども、どのようにこれから優先枠というか打たなければならない人を早めに打っていくということを自治体としてやっていくのかというのを伺えればと思います。

A4

既に優先すべき方々への予約の受け付けは先行してさせていただきました。今ご指摘があって少しファイザー製のワクチンが先細りしているのではないかということですけれども、とはいえ優先的に打っていただく方々に打っていきたいというふうに思っております。今、集団接種、個別接種、それぞれ12歳以上の皆さま方への予約を全て開始させていただきましたけれども、これからまた仙台市の集団接種枠についても受け付けをさせていただきますが、そういうところでも受けていただきたいというふうに考えております。それから新たに課題になっている妊婦さんですね。この妊婦さんにつきましても市医師会ともいろいろ協議を進めさせていただきました。お腹が大きい女性の皆さま方にはやはり体調の状況をよくご存じのお医者さまがしっかり対応するというのが望ましいというふうに思っておりまして、産科等々で接種していただけるようにお話をしているところでございます。接種していただけないところがあった場合にも、どこで接種が可能なのかという情報を共有した上で妊婦さんにはご案内させていただきたいというふうに思います。ぜひご相談いただきたいと思います。

 

Q5

今個別接種の登録医療機関をちょっと見てきたのですが、産婦人科というのはほとんどないと見ていいのだと思うのですが、そのあたりについてはどのようにしていくのでしょうか。

A5

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

今、(市の)ホームページ上で今予約ができる医療機関というものが載っています。百幾つだと思います。これは予約枠がいっぱいになったところはホームページの方から消えていくので今載っているのは本当に少ないとは思いますけれども、実際産科さんでワクチン接種しているところは27医療機関ございます。まず私どもやろうとしていることは、妊婦さんに対しては、妊婦さんへの優先的な接種をしていただける医療機関を募って、そちらの医療機関には追加的、重点的にワクチンを供給しようということをしようと思っています。かつそういった医療機関を各産科さんの方にどこでどういうことをやっているのかという情報を共有していただくということをしようと思っていますので、まずは通っていらっしゃる産科さんの方にご相談いただくというのが最初の第一歩かなと思ってございます。そういう形で妊婦さんの優先的接種を進めていきたいなと思っています。

 

Q6

開始のめどというのはいつ頃になっていますか。

A6

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

もう産科さんの(情報を)今取りまとめ中なのですけれども、こういう形でやるというのは各医療機関さんにはお伝えはしているところです。早ければ来週には動き始めると思ってはいました。そのあたりだと思っています。

 

Q7

妊婦さんもそうなのですけれども、今12歳以上の接種予約が始まって、とても中学校3年生とか受験生の予約というか希望が多いということを小児科さんから聞いているのですけれども、中学校3年生だと受験生ということでこれからかなり心配なところがあると思うのですれども、そういった妊婦さん以外の、具体的にいうと受験生とかそういった方への優先枠というのは考えていらっしゃらないのでしょうか。

A7

今のところ、他にもいろいろな方々、接種を急ぎたい皆さんたちもいろんな事情を抱えておられます。そういう方々の中で受験生を優先してという、この時期から始めるのがいいのかどうかということもございますし、いろいろな状況も見てからだろうと思います。今のところ受験生を優先接種ということは考えてはおらないところです。

 

Q8

いわゆる若者の接種を加速化したいとかそういった話、いろいろありますけれども、(接種を)受けたくても予約がいっぱいで取れないという状況がまだ続いていまして、いわゆる矛盾のような形、受けたい若者が受けたいけれども予約が取れないという状況が続いていますが、何か打開策というか仙台市として考えていることがあれば教えていただきたいのですが、よろしくお願いします。

A8

これもひとえにワクチンの供給量ということになるのだと思います。今ファイザー製のワクチンについては、一応示されているところまでは予約を取れるようにしているところですけれども、その先についてはまだはっきり見えないところもあって、皆さまにご迷惑をおかけしているのやもしれません。一方で、大規模接種の会場ではまだ余裕もあるようでございます。そういう意味では、接種を早く受けたいと希望されている皆さま方はどこにどのように余裕があるのかも見た上でご判断、そして選択をいただければというふうに思います。

 

Q9

何か1カ所に20代だったりといった人たちを集めて特別なことをするとか、そういう若者向けの接種の機会を設けるとかそういったことというのは今の時点では考えてはないでしょうか。

A9

今回、新たに12歳以上の皆さま方の予約を受け付けた際には、電話よりもインターネット、スマートフォンなどからの受け付けというのが多かったというような状況もあって、若い方々がやはり関心を持ってそして受けたいと願ってアクセスしていただいているのじゃないかというふうには思っています。

 

Q10

モデルナ製のワクチンで異物混入の問題などが起きていますが、仙台市ではファイザー製を集団(接種)でも個別(接種)でも使用しているので、特に異物混入の問題などは発生していないという考えでよろしかったでしょうか。

A10

はい、そのとおりです。また県の方にモデルナ製のワクチンについて確認をさせていただきましたけれども、県では使用していないということでありました。ご安心いただきたいと思います。

 

Q11

若者のワクチン接種について、特に若者の意識というところについてご認識をお伺いしたいのですけれども、全国的に若者はワクチン接種への意識が低いというような言説があって、ただ一方で東京都で若者向けの予約なしのワクチン接種をしたときにはかなりの行列ができるような状況で、先ほど少し話も出ましたけれども仙台市の集団予約というのはかなり予約がすぐに埋まるような状況があるわけですけれども、先日緊急事態宣言が適用されたときの知事との共同会見において、知事が高齢者の接種率が80%を超えて全体が40%強だという、そういったことを論拠にして若者の意識が低いというようなことをおっしゃったわけですけれども、高齢者、その他優先接種をしてきたという政策があって、その政策の結果がその数字に表れているのじゃないかというところで、その数字を若者の接種が低いという論拠にしているのはどうなのかなと個人的には思ったのですけれども、市長としてはその点についてどう思われるのか。先ほど若者の方も関心を持っていただいているというような言葉もありましたけれども、郡さんとしては若者のワクチン接種への意識はどのようだと思っていらっしゃるのかというところを教えていただけますでしょうか。

A11

これは若者に限らず、ワクチンを受けたいと思う方と受けたくないと思われる方、あるいは受けられない方もいらっしゃって、その中でのお話になるのだろうというふうに思います。若者が全てワクチンに対して関心が薄いとは私は全然思っておりません。さかのぼりますけれども、若者の感染がだいぶ増えてきている中で若者自身も非常に自分たち一生懸命に対策を取っているのだと、自分たちを悪者にしないでもらいたいというような思いでいらっしゃることも、これは選挙期間中ですけれどもいろいろと話を聞かせていただき肌で感じたところでもございます。そういう意味でも若者が関心が薄いというふうには私自身は思っていないところです。

 

Q12

知事が明確に若者が意識が低いというふうにおっしゃったわけですけれども、それについてはどのように受け止めましたか。

A12

まず危機感を持っていただくということはあると思います。若者は行動範囲も広うございますから、そういう意味では感染のリスクというのが高まるということもあるのだというふうに、その意味での警鐘を鳴らされたのやもしれないというふうにも理解するところです。ただそういう意味では優先的にご高齢の皆さんたちから接種していったわけですから、これから先一般の方々といいましょうか、若い世代、働き盛りの世代への接種が今まさに始まっているところですので、そういうふうな見方というのは必ずしも当たらないのではないかと私も思うところです。

 

Q13

現在、実際に若者の接種状況、そんなに進んでいない状況だと思うのですけれども、それは若者が打とうとしていないのか、それとも打ちたくても打てない状況なのかというところを改めてご認識を伺ってもよろしいでしょうか。

A13

これは先ほど申し上げましたけれども、予約を開始いたしました段階でアクセスをする手法が若い方々の生活の普段使いのものに合っているところもあるというふうに認識をしておりまして、若い世代がやはりワクチンを望んでいるのではないかというふうに感じているところです。

 

Q14

学校が再開しまして、昨日も学校で感染者が判明してという事例もありました。先日も学校の休校に関しては一斉ということはなくて個々に応じてということですけれども、現時点でもそのお考えに変わりはないかということをお聞きしたいのですけれども。

A14

変わりありません。確かに児童生徒の方に感染が見られて、感染可能期間に登校していた場合ということで休校措置を取っているところもあるわけです。必要な期間、原則翌日1日ということですけれども臨時休校として、保健所による疫学調査や消毒作業を行った上で学校を再開している。これまでも本市におきましては、今回文科省から示されたガイドラインは学校独自に判断しろということですけれども、この間保健所とも綿密に連携をしながら対応が取られているということ、それからまた学校の中で爆発的にクラスターを発生させない取り組みをしっかり構築できているということも含めまして、全市一斉の休校ということは考えていません。

 

Q15

夏休みが明けて、新型コロナウイルス感染の不安で登校を控えている児童生徒がどれぐらいいるのかというのは把握していらっしゃるのでしょうか。

A15

正確な数は私の手元に届いておりませんけれども、ご心配で休ませているという子どもたちがいるということは承知をしているところです。しかし、そういうお子さんにつきましてもお休みということにはせずに対応しているところです。一定程度いる、そんなに多くはありませんけれどもいるのも事実のようです。

 

Q16

そういった形になってくるとオンライン授業というのが一つ重要になってくるのかなと思うのですけれども、その点についての現在の進捗状況、どのようになっているのでしょうか。

A16

今そういうお子さんに対して各学校でどのように対応しているのか、ここまで聴取、聞いておりませんので、それは答えかねるということです。ただ一般論で申し上げれば、これからのあらゆる状況を考えた上で一斉休校ということになった場合、オンラインで対応可能なように今構築をしているところです。確認をさせていただいているところです。

 

Q17

妊婦さんの優先接種について、今どういう状況で、今後の流れをもう一度確認させてもらってもいいですか。

A17

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

今、仙台市の個別接種をいろいろやっていただいているのですけれども、その中で妊婦さんについてはいつも体の様子を見ていただいている産科さんで打っていただくのが一番望ましいなというところなので、優先的に妊婦さんに接種していただくところを募っております。そちら(の医療機関)については、ワクチンを追加的に重点的に供給していこうということを考えています。それによって優先的な接種が進むようにしたいと思っています。かつ全ての産科さんでワクチン接種をしているわけではないので、どこ(の医療機関)だったら打てますよというような情報をその産科さんの方で情報を共有していただくような手配を市医師会の方でしていただいております。今、募ったところの取りまとめとかをしていますので少し作業中のところはあるのですけれども、それができますとまずは通っていらっしゃる産科さんの方にご相談いただくことによって優先的な接種につながっていくのではないかということを期待しているというところです。

 

Q18

ワクチンの全体の供給量の見通しというのは現段階でどうなっているかというのをお聞きしたいのですけれども。

A18

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

私どもの手元に来るのはファイザー製のみなのですけれども、それは10月の上旬までの供給量が示されているところです。それ以降は示されていません。そういう意味ではちょっと心細いところはございます。ただ、仙台市内、モデルナ製の供給も随分されていまして、大規模接種の方でもモデルナ製を使っていますし、それから職域接種も相当数進んでいます。それらをトータルして合わせることによって仙台市民全体の希望者全体の接種が進むというような見込みは宮城県の方では立てているというふうには聞いてございます。

 

Q19

10月上旬までの供給量ということですけれども、それは現在と同レベルということなのでしょうか。

A19

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

9月中の配送は、今2週間に一遍、定期的に国から配送されてくるのですけれども、13、14、15クール、9月中はその3クール、いわゆる2週間に一遍のことを1クールといって、13、14、15クールとなるのですが、そこは2週間に一遍60箱ちょっとということで8月と同じような量が送られてきています。そこまでです。