現在位置ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長室へようこそ > 市長記者会見 > 市長記者会見 2022年度(令和4年度)一覧 > 7月 > 奈良市および本市で起きた事件に関する所感(発表内容)

ページID:62442

更新日:2022年7月13日

ここから本文です。

奈良市および本市で起きた事件に関する所感(発表内容)

令和4年7月12日

定例会見にあたりまして、先週発生した事件について私の思いを述べさせていただきます。

まず安倍元総理の銃撃事件についてでございます。一報をお聞きし、大変大きな衝撃を受けました。何としても一命を取り留めていただきたいと祈っておりましたが、誠に残念で哀惜の念に堪えません。謹んでお悔やみを申し上げます。選挙演説中の政治家を狙ってこのような卑劣な行為が行われたことについて非常に強い憤りを覚えております。そして安倍元総理におかれましては、通算で8年を超える長きにわたって総理大臣として日本のためにご尽力をいただきました。また「東北の復興なくして日本の再生はない」、これを政権のスローガンに掲げられ、被災地にもたびたび足を運んでいただくなど、東日本大震災からの復興にも力を尽くしていただきました。これまでのご功績をしのび、改めて心から哀悼の意を表明いたします。安倍元総理の安らかなご冥福を心からお祈りをいたします。

また本市では、先週7日に太白区の路上で通学途中の女子中学生2人が刃物で切りつけられる事件が発生いたしました。現在警察の捜査中でございますので詳しいいきさつなどは分かりませんが、通学中の中学生に対してこのような理不尽な行為が行われたことについて非常にショックを受けております。この衝撃的な事件を前にして私といたしましては、いかなる理由があっても暴力という手段に訴える行為は許されるものではないということ、またそういった行為によって社会全体の信頼関係が傷つけられてはならないという思いを強くしたところでございます。被害に遭われたお2人とご家族のご心痛は察するに余りあります。心からお見舞いを申し上げます。また同じ学校の子どもたちの不安も大きいものと存じます。まずは被害に遭われたお2人の1日も早い心と体の回復をお祈りしますとともに、本市といたしましても教育委員会において、所属する中学校へスクールカウンセラーを派遣するなど生徒の心のケアに最優先で取り組んでまいります。

 

仙台市長 郡 和子