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更新日:2022年7月21日

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東北初!グリーンボンドを発行します(発表内容)

令和4年7月20日

地球温暖化対策などの環境施策に特化した資金調達手法である「グリーンボンド」について、このたび、東北の自治体としては初めて発行する運びとなったのでお知らせしたいと思います。

グリーンボンドは、環境改善効果等がある事業に使い道を限定いたしまして企業や自治体が発行する債券です。世界的な潮流である気候変動への適応や脱炭素社会の実現に向けた関心の高まりを受けまして、環境・社会・企業統治を重視したESG投資が広がりを見せる中、グリーンボンドは近年発行が急増しておりまして大きな注目を集めております。

本市におきましても、「防災環境都市」づくりを加速させ、また脱炭素社会の実現に資する取り組みを前進させるために準備を進めてきたところでございます。発行の前提となる第三者機関の評価も本日取得いたしました。今年9月の発行を予定しておりまして、金額は50億円、年限は5年としております。調達した資金につきましては、市有施設への再生可能エネルギー設備の導入やエネルギー効率の改善などに活用していく予定でございまして、本市が進めるSDGsの取り組みにも貢献するものと考えております。本市がグリーンボンドを発行することにより、市民の皆様や事業者の方々の環境問題への関心が高まることも期待するところでございます。持続可能な社会の実現に向けた機運を醸成しながら、「防災環境都市・仙台」として、快適で防災性の高いまちづくりを進めてまいりたいと存じます。

 

仙台市長 郡 和子