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更新日:2022年7月6日

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質疑応答(令和4年7月5日)

令和4年7月5日

KDDI通信障害について

Q1

先日あったKDDIの通信障害について、仙台市の行政サービスにどのような影響があったか教えていただいてよろしいでしょうか。

A1

119番通報など、それからまた本市の新型コロナウイルスへの感染をされている方、自宅療養の方の健康観察等に影響が多少あったというふうに報告を受けております。

 

Q2

それについて市長自身どのように受け止めていらっしゃいますか。

A2

携帯電話のネットワークというのは通話手段だけではなくて、今はもう市民生活や社会経済に欠かすことのできない、もうインフラですね。重要な役割を果たしていただいているわけです。今申し上げた119番通報などはまさに命に関わる問題になりますので、KDDIさん、通信事業者の方については、このことを改めてご自覚いただいた上で再発防止にしっかりと努めていただきたいと思いますし、事があれば、住民の皆さんたち、市民の皆さんたちに適切に迅速にいろいろな情報をお出しいただきたいと思います。

 

Q3

ちなみに今おっしゃった連絡が取れなかった件数の具体的な数字とかはあったりするのでしょうか。

A3

まず119番通報(への影響)については、把握しているだけで7件あったと報告を受けております。それから(新型)コロナ(ウイルス感染症)の患者さんとの連絡等に影響があった件につきましては10件ということでございました。

 

Q4

この(新型)コロナ(ウイルス感染症)での自宅療養の患者との(電話連絡への)影響というのは、10件というのは内訳とかあるのですか。

A4

(保健所副所長)

通信障害の影響と思われるもので影響のあった(新型)コロナ(ウイルス感染症)関係については10件ということでございます。そのうち内訳なのですけれども、健康観察の対象の方が2名、療養解除の連絡の対象の方が8名という内訳になってございます。

 

Q5

連絡は最終的には全員取れたのでしょうか。またどのように連絡を取ったのでしょうか。

A5

(保健所副所長)

連絡なのですけれども、自宅療養の健康観察の方2名につきましては直接ご自宅に訪問してその健康状況を確認をいたしてございます。療養解除の8名につきましては引き続き連絡をし続けてございまして、8名のうち7名につきまして今のところ連絡が取れているというような状況でございます。1名については引き続きショートメール等で今連絡を取っているところでございます。

 

Q6

その(療養)解除の方は自宅訪問とかすることは今のところ検討してないのですか。

A6

(保健所副所長)

最終的に連絡がつかなかった場合についてはそういった方法も考えられるかとは思います。ただ今の時点でもう既に回線の方、開通をしているという状況でもございますので、引き続き通信の方で連絡を続けていきたいなと思ってございます。

 

Q7

119番通報(への影響)で7件あったというふうにあったと思うのですけれども、どうして通信障害(による影響)があったかというふうに分かったのか。何か119番通報入れて、例えばつながらなかった場合とか何度かかけてつながったかとか、内訳のあたりを教えていただければと思います。

A7

私が聞いたところ、報告を受けたところですけれども、把握している中では7件だということです。ですけれどこれ以外にももしかすると発生した可能性はあるのかなというふうにも思います。他の携帯電話を、近くにおられた方の携帯電話を借りて通報された方、あるいはSNSで連絡を受けた方が代わりに通報したという件もございましたし、消防署に直接駆け込みがあったという件や、それから交通事故現場の警察官から警察官がお持ちの固定電話経由で、警察署が持っていらっしゃる固定電話で通報が入ったという件などさまざまあったようでございます。

 

Q8

つながらなかったがために別の手段を取って通報してきたのがこの7件で、もしかしたらつながらなくて(通報できなかった方もいる)という(ことですか)。

A8

はい。ええ、それは把握はできていない可能性も、ですから他につながらなかった方がいらっしゃった可能性はあるということだと思います。

 

仙台空港における国際線再開について

Q9

先週の会見の中で、台湾のエバー航空の日本支社の方に先週伺うという話だったのですけれども、どのような話し合いがあったのかということと、あと今後このような形で他の航空会社等とも話し合いというか会談を予定しているのかどうかということ、今後の意気込みについてお伺いします。

A9

先週木曜日に伺わせていただきました。エバー航空の日本支社長さんとお話をさせていただいたところです。仙台空港の便を早期に再開させてもらいたい、再開させてほしいという要請をさせていただきました。これまでエバー航空さんは毎日、週7便運航されていましたものですから、そういう意味では台湾の皆さま方が仙台・東北に対して大変親しみを持っていただいているし、またこちらからも台湾に行く皆さんたちも多かったのだろうというふうに認識をしております。そういう中でぜひまた台湾の皆さんたちにおいでいただきたい。外国人の宿泊者の中の3分の1が台湾からのお客さまだったという調査結果もございまして、仙台の場合、ぜひ多くの台湾の方にまたまちの活性化のためにも来ていただけるとありがたいという思いで行ってまいりました。現在の台湾の(新型コロナウイルスの)感染状況についても少しお話がございました。しかし支社長さんも、また本社も、状況が整えば一日も早く再開をさせたいという、そういうことをお話しいただいたところです。今後についてもできれば時期を見ながら考えていかなければいけないというふうに思っております。まだ具体的なところは固まっておりません。

 

住民税非課税世帯等臨時特別給付金等の誤支給について

Q10

先週、臨時特別給付金の誤支給の発表があったのですけれども、その誤支給があったことについての市長の受け止めと、あと7世帯まだ連絡がついていないということだったのですが、その後の状況を確認したいのですが。その2点お願いします。

A10

大変申し訳なく思います。支給対象外の方、住民税課税世帯の方ですけれども、その皆さんたちに誤って臨時特別給付金を支給してしまいました。また、返還いただくお手数をおかけすることになって大変申し訳なく思うところです。今回の事務ミスというのは本市の職員と業務委託をしている事業者との連携が不十分であったということが原因というふうに見ておりまして、基本的な情報共有がしっかりとなされるように取り組むよう改めて指示をしたところです。(誤支給した34世帯のうち)29世帯については(返還に)同意をいただいたというふうに聞いておりますが、私が報告を受けた段階では残る5世帯、まだ連絡が取れていないということでした。

(社会課臨時特別給付金担当)

金曜日の段階で7世帯のうち2世帯に電話で連絡が取れまして、その後残る(5)世帯も戸別訪問いたしまして1世帯と連絡が取れて返還のご同意をいただいたところでございます。(合わせると)現在30世帯の方と連絡が取れまして返還のご同意をいただいておりまして、残る4世帯につきましては引き続き、電話、文書含めまして継続的に働きかけを行いまして、返還を求めてまいりたいというふうに考えてございます。

 

Q11

4世帯はお家に訪問してたりはするのですか。

A11

(社会課臨時特別給付金担当)

4世帯についてご自宅の方に訪問しましたが、ご不在ということで連絡が取れなかったところでございます。

 

参議院議員選挙について

Q12

間もなく参議院議員選挙、今度の日曜日、投開票が行われますが、仙台市の方で選挙の事務的なミスというのが過去の選挙でも何度かありますが、今回の選挙に臨むに当たって何か職員に徹底するだとか、何か文書で行っている、研修を行っている、そのあたり何か選挙に向けての体制、どのように今職員に徹底しているのか、そのあたりもし何かあれば聞かせてください。

A12

この間、残念ながら投開票(事務)でのミスが続いておりました。平成26年の参議院議員選挙の後にマニュアルの整備、体制の見直し、新たな機器の導入などを進めてきたところですけれども、昨年の衆議院議員総選挙と宮城県知事選挙の同日選挙など複数の投票、票が重なってしまう、そういうところではミスやトラブルがやはり生じてしまいました。今回の参議院議員選挙の期日前投票でも、代理投票について投票用紙に誤った記載をするなどのミスが起こってしまいました。このことは非常に残念でありまして、有権者の皆さま方には大変申し訳なく思うところでございます。今回新たな機器の導入ですとかその機械の使い方の研修ですとか、それからまた今まで以上に選挙体制の強化を図るということで取り組みを進めています。そういう意味では一定程度職員の対応というのも上がってきているのではないかというふうに認識をしております。あと残りわずかですけれども、7月10日の(投票日)当日、そしてまた開票作業、しっかりと迅速に正確にできるように対応してもらいたいというふうに思います。今日の局長会でも改めてそのことについてお話をしたところでもございました。

 

Q13

現時点で候補者からの応援の依頼、あるいはその依頼に対して市長自身がどういう対応を取るかとか、その辺は今どのように考えていらっしゃいますか。

A13

現時点で正式に(応援の)依頼はいただいておりません。

 

Q14

依頼があった場合には何らかの(マイクを)握る可能性もあると考えてもよろしいですか。

A14

応援のマイクを(握る)ということですか。仙台市民の皆さま方のことを考えた上でということになるのかもしれませんけれども、私自身まだどういうふうにしていくのかについて具体的なところを持っているものではありません。

 

Q15

衆議院議員総選挙のときはマイクを握られて両陣営とも大変感謝していた向きがあったと思うのですけれども、今回も終盤になって仙台決選に最後はなってくると思うのですけれども、そうなると市長のマイク(応援)というのも一つ大きなポイントになるのかなと思っておりますけれども、いずれ今のところは全く何もないという(ことでしょう)か。

A15

今週末ですよね。今週末については出張も入っており、プライベートでも動かせない日程なども入っておりますし、具体的な要請というのもいただいていないものですから、そういうことです。

 

Q16

宮城選挙区ではなく比例代表などの候補者の場合は、応援をする可能性というのもございますか。

A16

そうですね。ご要請があればということだと思いますけれども。でも今申し上げましたとおり、なかなか日程は厳しいというふうに思っております。

 

Q17

マイクを握るかどうかということで、市民のことを考えた上でというふうにおっしゃったのですけど、それは例えば与党のマイクを握るとこうなる、野党のマイクを握るとちょっと影響が出るみたいなそういう意味合いでの市民のことを考えた上でということなのでしょうか。

A17

どうですか。市民の皆さま方もそれこそいろいろなお考えをお持ちになっていらっしゃるのだろうというふうに思います。仙台市長としてどういうふうにするのかというのはまさに市民の皆さま方をいろいろと見ていきながらということ、そういう意味で申しました。

 

Q18

市民のことをよく見て(応援のマイクを)握るか握らないかは考えるということ(ですか)。

A18

そうですね。私自身は、仙台市政としてどういうふうにあらねばいけないのかということと仙台市民の皆さま方のお気持ち、これ両方見ていきながらということだというふうに思っています。

 

Q19

あらねばいけないのかというのは中立的なというようなそんな感じ(ですか)。

A19

そうですね。先ほど来申し上げていますけれども、正式なご依頼というのはございませんし、日程もだいぶ詰まってまいりましたし、私自身の日程も相当タイトになっているということですので、対応できる時間帯と、もし要請があるのであればその要請の時間と合うかどうかということもあるのじゃないでしょうか。

 

Q20

政治家が応援のマイクを握るというのはさまざま理由あると思うのですが、例えば、自分の選挙で応援してもらったということでのその恩を返すという理由もあるでしょうし、それから昔からの人的なつながりというところでの義理というか義というのもあるでしょうし、それから市長のお立場だと議会対策、それから市政運営に資するという意味でのある意味打算的な理由もあると思うのですけど、郡さんにとっては、例えば今3つ挙げましたけれども、一番重視している理由というか動機付けになるとすればどれになるのですかね。

A20

例えば大阪維新(の会)の皆さま方は、首長さんたちが率先して自分たちの政党の拡大のためにずっとこの間動いておられますね。またお隣の岩手県の知事も応援に頑張っておられるというふうにも聞いているところでもございます。私はどうかといいますと、私自身は政党を離れていて、仙台市109万市民の皆さま方の行政を預かるトップとして判断していかなければいけないというふうに思っています。いろいろな関係性というのもあろうかと思いますけれども、東京都知事もご自身のところに属する皆さんたちの応援をされているようですけれど、私は今国政のそういう政党政治との関わりということについてはございませんが、首長として考えていかなくてはいけないことというのはやはりあるというふうに思っています。

 

Q21

今回その中でどの動機付けというか、どの理由を重視して(応援のマイクを握る)というのはあるのですかね。

A21

何の要請もいただいていない中で、この方からこういうふうな要請があればということが具体的にあるのであれば、それについてお話をすることは可能なのでしょうけれども、何もない中でどういうふうにしますかと聞かれても答えに困ってしまいます。

 

Q22

今選挙で物価高が叫ばれていて、消費税5%、時限的に下げるだとか維持するだとかそういった議論がなされていますけれども、郡さんご自身はそのあたりの経済対策、消費税も絡めてどういうふうな方向であるべきだというふうにお考えですか。

A22

これは非常に個人的な思いということでお話をさせていただくことになろうかと思います。大変物価高騰で厳しい状況に置かれている市民の皆さま方、事業者の方々が多くて、そういう皆さま方の支援策については国に対してもいろいろ要請をさせていただき、本市としても支援策についてお示しをさせてもいただいているところでございます。本来、広く浅くということで消費税の増税に踏み切ったのは、あらゆる年代の皆さま方の社会保障について拡充をしていくためということで、私もあのときを知っている一人として、本当に厳しいけれどもやはりお願いをしていかなければいけないという思いで、財源の安定的な確保のためにお願いをしたわけですね。それが今回の急激な物価高ということについて、ならば時限的に消費税を減らして対応することが果たして本当にいいのかどうか。その減らすということについてもまたさまざまな意味で準備も必要でしょうし、さまざまなシステムをいろいろつくっていかなくてはいけないなどを考えますと、これもまた大変な労力も必要ですしお金もかかってこようかと思います。それらを考えますと、個人的な意見ですけれども私といたしましては、現状のまま厳しいところは厳しいところへの支援策を充実するということが一番求められているのではないかというふうに私は思います。

 

Q23

厳しいところというのは困っているところということですか。

A23

そうですね。

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q24

(新型コロナウイルスの)新規感染者、最近県内というか仙台も100人台切ったりとか100人台だったりとか、落ち着いているというか少なくなってきているという印象は受けるのですけれども、東京で(オミクロン株の)BA.5(系統)とか増加しているという状況で感染者の増加が見えてきていますが、市長は今仙台市内の感染者が落ち着いている状況をどう見ているのでしょうか。

A24

仙台市内、宮城県でも、いわゆるオミクロン株のBA.4(系統)、BA.5(系統)、BA.2.12.1(系統)など、いわゆる亜型といわれるものが確認をされているところでございます。これらの系統について国立感染(症)研(究所)では感染者数の増加への影響を示唆していますけれども、重症度については不明というふうなことであります。いずれにいたしましても関東方面でもずいぶんと感染者数が増えているという状況、この影響もあるのだろうというふうにも見ているところですけれども、実は仙台市も今日発表予定の新規感染者数は久しぶりに300人前後になるのではないか。かなり増えている状況です。1日だけですからこれがトレンドになってずっと増えていくということになるかどうかは、もうしばらく注視していかねばならないと思いますが、少なくとも前の週に比べますと増加傾向にはあるということが言えるのだろうと思います。東京都の例は先ほど申し上げましたけれど、やはり増加している地域も増えていまして、これは注意が必要であるというふうに思っています。ぜひ早めのワクチンの接種はお願いをしたいというふうに思います。

 

4病院再編について

Q25

仙台医療圏の4病院のことについてお伺いしたいのですけれども、今まで目指すべき病院の方向性が分からないというような答弁も(市)議会の方ではいろいろありましたけれども、今回県の方から、富谷(市)では脳卒中センターを造るというような話ですとか周産期医療は名取(市)の方で担うとか具体的な話が出てきたのですけれども、それを受けて何か仙台市として具体的に対応を始めるですとか何かご予定はあるのかどうか、あるいはその辺の話が出てきたことに対する市長の受け止めというところを教えていただきたいのですが。

A25

今回の県がお話しになっていることについてですけれども、そもそも知事は日頃から民間の病院が関わることなので情報を出せと言われても難しいと言い続けてこられました。その一方で県議会や会見でのあの発表というのはいささか唐突でありますし、いかがなものかとやはり思わざるを得ないというふうに思っています。加えて知事のご説明では、脳卒中に関して大学との協力の下新しい病院の付加価値として脳卒中センターを設置するというふうにお話しになっているようですけれども、その根拠となるデータはどうだったのだと、あるいは仙台医療圏ひいては宮城県全体の医療体制についてどういうふうにしていくおつもりなのかというその大前提のところが全く話されない中でこのようなお話になっているのは、やはり私としてはどうも理解ができません。本来県として県民の皆さんたちや関係者の方々としっかり、こういう状況なのでこういうものを構築したいから、今回この病院の統合や合築やこういう診療科目をつくるのだというような、そういうオープンな議論をしていただかないと何も判断しようがないというふうに私はやっぱり思うのです。ここは強く申し上げておきたいというふうに思います。しかも脳卒中センターというのは今仙台医療圏にも7機関ありますけれども、24時間体制でお互いに連携をしながらちゃんとした検査とそれからまた治療を速やかにしていかなければいけない、そういう関係性をこの後どういうふうにしていかれるのか、限りある医療資源をどういうふうにしていくおつもりなのか全く見えない中で、知事の頭の中にある設計図があるのであれば、なぜあれほど私どもは教えてほしい、公表してほしい、説明してほしいと申し上げているのに、なさらずにそうお話しになられたのか、ちょっと私といたしましては大変頭をひねらざるを得ないなと思います。もしそういうことであるのであれば、関係者や市民の皆さま方、県民の皆さま方にしっかりと情報をお出しになって説明をなさるべきだというふうに思います。

 

Q26

なかなか情報が来ないというのは確かに何でなのだろうなというふうに思ったりはするのですけれども、事前にこの辺の話は市長の方には県側から入らなかったのでしょうか。

A26

仙台市、仙台市民も県民でありますので、そこのところはちゃんと本市としてもあれだけの議論をし、取りまとめた疑問点、そしてまた多くの皆さんたちからいただいている要請についても県にもお話をしているところです。宮城県知事は、それについてほとんど説明のなされないままそういう形でお話しになるのは、やはりいかがなものなのでしょう。まさか企業誘致と同じというふうに捉えておられるのではないかというふうにも思ったりします。

 

Q27

とはいえもし具体的に本当に(仙台)赤十字(病院)であったりその病院が仙台からなくなってしまうと、そこをかかりつけ医にしている患者さんたちは行き場をなくすという具体的な課題に直面することになるわけですけれども、そのあたりへの対応というのは仙台市として何か具体的に検討を始めているのか、あるいはまだそのタイミングではないというご判断なのか、そのあたりを(教えてください)。

A27

かかりつけ医というのはもっと小さなクリニックでして、(仙台)赤(十字)病院にしても(東北)労災病院にしても中核的なところを担っていただく、高度な医療もしていただいている病院です。そういう意味では今のご指摘のかかりつけ医にしているという方というのは、あまり正しくないのではないかというふうに思います。確かに救急(医療)含めて近くなのでというふうに利用される患者さんもおいでだとは思いますけれども、ほとんど地域の医療体制というのはネットワークを構築した上でできあがっているものですから、そのネットワーク自体も壊れてしまうことについて、それではどのようにお考えになっているのかということを私たちは問わせていただいているわけです。

 

Q28

かかりつけ医という表現については撤回させていただきます。そのネットワークが壊れたことについて、具体的にどういうふうに仙台市として対応するかというところの具体策というのは検討は始めているものなのでしょうか。

A28

ですからこれは県に対して、どうしてこのような状況になっているのか、仙台医療圏の未来をどのように描いておられるのか、県全体の医療をどうやってどう構築するおつもりなのかというこのことについてご説明がないままで進められることは、甚だ遺憾であるというふうに申し上げています。

 

仙台市長 郡 和子